ニッケイ新聞 2010年7月23日付け ブラジル経済の潮目が変わった――。21日晩、中銀の通貨政策委員会(Copom)は、予想されていた0・75%ではなくて0・50%の利上げしかせず、基本金利(Selic)を10・75%と決定したことで、国内経済が大きな転換期に入ったことを示唆したと22日付け伯字各紙が報じている。4月と6月に ...
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14年W杯=決まらぬサンパウロ市開幕会場=パカエンブー改修案も
ニッケイ新聞 2010年7月23日付け 2014年ブラジルW杯の開幕試合会場として予定されているサンパウロ市で、スタジアムが決まらずにもめにもめている。当初予定されていたSPFCのモルンビー蹴球場の工事資金与信問題が発覚して以来、パルメイラスやコリンチャンスの新スタジアムをW杯規格の6万5千人収容に変えるプランも発表されている ...
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ニッケイ新聞 2010年7月22日付け セーラとジウマは大差ない―。18日フォーリャ紙掲載の国外のブラジル研究家による評価だ。極端な左寄りという印象を嫌う労働者党(PT)と、企業家優先という評価を恐れる民主社会党(PSDB)という表現も出ているように、両候補が共に中道的な政策を打ち出しているため、国内政策では差が見い出し難くな ...
続きを読む »PTとPSDBが泥仕合=ドシエーの次はFarc=インジオ発言裁判沙汰に=レベル低下と批判の声も
ニッケイ新聞 2010年7月21日付け 16日に民主社会党(PSDB)の副大統領候補インジオ・ダ・コスタ氏が、労働者党(PT)はコロンビア革命軍(Farc)とつながりがあり、ジウマ氏は無神論者などと批判した事からPTがインジオ氏告発に動いたが、セーラ氏は「PTとFarcのつながりは周知の事実」と副候補をかばう発言。選挙戦は泥合 ...
続きを読む »日伯社会保障協定が合意へ=29日、東京で署名式=デカセギ20年セミナーも
ニッケイ新聞 2010年7月21日付け ブラジルと日本の社会保障協定が今月末に合意される見通しになった。ブラジル社会保険省の発表によれば、今月16日に行われた公聴会でカルロス・エドゥアルド・ガバス大臣が言及したもの。署名は29日に東京で実施。あわせて東京で、デカセギ現象を起こした90年の改正入管法施行20周年を記念したセミナー ...
続きを読む »上半期の雇用創出新記録=台帳記載者は147万人増=目標は年250万増と労働相=実際は4月を境に下降線
ニッケイ新聞 2010年7月17日付け カルロス・ルピ労働相が15日、今年6月の雇用創出は21万2952人で、上半期の雇用創出累計は147万3320人となったと発表した。経済の減速化傾向が表れているとはいえ、上半期としては08年の136万人を抜く新記録達成に気を良くする労働相は、年末までの雇用増は250万人との見通しを明らかに ...
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ニッケイ新聞 2010年7月17日付け 統一選候補者達の立候補資格の審査は、フィッシャ・リンパ法制定などでより広範なものとなった上、サンパウロ州では裁判所職員のストも継続中。選挙裁や検察当局の働きは多忙を極めているが、立候補取消しの可能性のある候補者数はサンパウロ州分が出揃うまで確定不能だが、16日付フォーリャ紙には、知事選候 ...
続きを読む »遂に入札公示の高速鉄道=総事業費331億R$の大工事=応札は11月迄、落札は12月=現在7カ国が関心示す
ニッケイ新聞 2010年7月15日付け ブラジル政府は13日、リオ~サンパウロ州間の高速鉄道の入札を公示した。14日付伯字紙などによると、総事業費331億レアルと見込まれている国内最大級のインフラ整備プロジェクトの応札は11月29日までで、12月16日に落札者が決まる。 現時点で7カ国が関心を示しているといわれる高速鉄道は、 ...
続きを読む »児童体罰を全面禁止か=手を挙げる代わりに会話を=問われるしつけのあり方
ニッケイ新聞 2010年7月15日付け 1990年7月13日に裁可された青少年保護法(ECA)発令20年を記念し、連邦政府が14日、両親、教師、世話人の誰であっても子供に手を挙げれば罪を科されるという、児童への体罰を禁止する新たな法令案を上程した。同法案は国会で審議された後、ルーラ大統領による裁可を受ける必要がある。13、14 ...
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ニッケイ新聞 2010年7月15日付け 南伯から北上してきた寒冷前線による雨はサンパウロ市などに湿度回復をもたらしたが、所によっては洪水まで起きたというのは困りもの。14日にはパラナ州ジェネラウ・カルネイロで零下5・7度、サンタカタリーナ州サンジョアキンでも同5・2度など、この冬最高の冷え込みを記録した強い寒波は、15日を境に ...
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