ニッケイ新聞 2010年6月15日付け 2003年に5千万人だった貧困者(1人あたり月額収入が137レアル以下の者)は7年間のルーラ大統領政権下で43%の減少を見せ、2990万人へと変化した。2014年までには、その数がさらに現在の半分である1450万人(人口の8%)まで減少できると見込まれている。13日付伯字紙が報じた。 ...
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緑の党=M・シウヴァを正式承認=大統領選の候補第1号=「貧しき黒人女性をこの職に」=セーラ氏との決選望む
ニッケイ新聞 2010年6月12日付け 10月の選挙に向けての党大会開催期間初日である10日、緑の党(PV)が大統領選候補としてマリーナ・シウヴァ氏を正式に承認した。大統領選を二極対立では終らせないとの決意を表明したマリーナ氏は、セーラ氏との決選投票実現を祈ってくれと大会参加者らに呼びかけた。 11日付伯字紙によると、「信仰 ...
続きを読む »イラン制裁決議の採択後=効果には早くも疑問の声=伯土の努力水泡に帰す?=エタノール輸出に影響も
ニッケイ新聞 2010年6月11日付け 【既報関連】9日の国連安全保障理事会での対イラン制裁決議採択後、反対票を投じたブラジルとトルコが改めて制裁は誤りと批判したが、国際社会からは制裁効果の程を疑問視する声も出ていると10日付伯字紙などが報じた。イランは、今回の制裁採択により5月17日調印の合意書も無効となったとの考えを示して ...
続きを読む »政策金利は再び2桁に=年内にまだ2回引上げか
ニッケイ新聞 2010年6月11日付け 通貨政策委員会(Copom)が9日、政策金利(Selic)を0・75ポイント高の10・25%に引上げ、1桁金利は1年で終了と10日付伯字紙が報じた。ルーラ政権発足の03年に26%だった政策金利が1桁となったのは09年6月10日。9日の金利引上げは今年2度目だ。 今回の金利引上げの理由は ...
続きを読む »国連安保理=イラン制裁決議案を採択=反対はブラジルとトルコのみ
ニッケイ新聞 2010年6月10日付け 国連安全保障理事会は9日、イランに対する新たな制裁決議案を、賛成12、反対2、棄権1の絶対多数で採択したと同日付G1サイトなどが報じた。 常任理事国の中国が拒否権を行使してくれればとかすかな望みをかけていたブラジルの期待は裏切られ、常任理事国すべてが決議案に賛成。反対は、ブラジルとトル ...
続きを読む »ブラジルワイン生産発展へ=南アフリカ共和国に学び
ニッケイ新聞 2010年6月10日付け ブラジル製ワインを高めよう―。ブラジル農牧研究公社(Embrapa)は、ここ数年間のうちにワイン生産世界第9位の主要供給国となっている南アフリカ共和国からワインの生産技術を学ぼうとしている。 フランス、イタリア、スペインなどヨーロッパの伝統的なワイン生産国に対し、近年は、南アフリカ共和 ...
続きを読む »多忙極める選挙裁判所=F・リンパ適用開始は?
ニッケイ新聞 2010年6月8日付け 4日にフィッシャ・リンパ法案を裁可したルーラ大統領が同じ日、選挙高等裁判所から5度目の罰金を科せられた。 5日付伯字紙によれば今回の判決は、5月1日にサンパウロ市で持たれた中央労組(CUT)の集会での発言が前倒しの選挙活動と見なされたもので、罰金額は7500レアル。前回の罰金判決後、現職 ...
続きを読む »パカエンブに5中央労組=労働者会議が政治集会に=R$80万かけ1万5千人招集=旗色違うUGTは不参加
ニッケイ新聞 2010年6月3日付け サンパウロ市パカエンブ競技場で1日に持たれた全国労働者会議は、リーダー達が次期大統領選で労働者党(PT)のジルマ氏支持を呼びかけるなど政治色の強い集会となったと2日付伯字紙が報じた。民主社会党(PSDB)政権批判、同党から出馬のセーラ氏への反対票要請の場となる事を予期した労働総連合(UGT ...
続きを読む »「Democracia, crise e reforma」=カルドーゾ政権を分析=上智大堀坂、子安教授も執筆=学術書出版
ニッケイ新聞 2010年6月3日付け フェルナンド・エンリケ・カルドーゾ政権時代に関する学術書「Democracia, crise e reforma」がパス・イ・テーハ出版社から4月に出版された。元外務大臣のセルソ・ラフェール氏や同政権で初代行政改革相を務めたブレッセル・ペレイラ氏など約30人の著名な政治家、教授たちが論文を ...
続きを読む »伯米間の信頼関係にきしみ=イラン合意と制裁問題で=ヒラリー国務長官=「両国間に深刻な不一致」=先進国のねたみとトルコ
ニッケイ新聞 2010年5月29日付け 【既報関連】米国のヒラリー・クリントン国務長官が27日、ウラン濃縮問題を巡って17日に行われたブラジル、トルコ、イラン3国の合意書調印以後、最も厳しい口調で「伯米両国間には深刻な不一致がある」と発言したと28日付伯字紙が報じた。同氏発言には、ブラジルは国際的な影響力を拡大しつつある段階と ...
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