ニッケイ新聞 2010年2月25日付け 中南米諸国首脳の支持に基づきルーラ大統領は23日、国連と安保理を糾弾、フォークランド(マルビナス)諸島の亜国帰属を弁護と24日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。「現在は、国際政治が危機に瀕している。国連安保理のあり方を厳しく問い、国際組織を改革する必要がある。第2次大戦当時の強者に ...
続きを読む »ルーラ 関連記事
肥料公団の設立打診=燐酸国産化でカルテル回避
ニッケイ新聞 2010年2月25日付け ステファネス農相は23日、燐酸肥料の供給市場が小規模で品薄のうえ構造的に代替方法がないため、国策で生産を行う公社の設立が必要であると訴えたことを24日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。 政府は鉱物資源の一つとして、燐酸肥料の確保を国策にすべきだと農相は述べた。ロボン鉱動相は、肥料 ...
続きを読む »フォークランド油田開発=中南米首脳宣言は無視か=伯支持は伝統の産物=亜便宜主義は説得力欠く=マルビナスは軍事基地化
ニッケイ新聞 2010年2月24日付け 元駐亜伯大使で国際問題研究所(Cebri)のジョゼ・B・ゴンサルベス所長は22日、フォークランド(マルビナス)諸島の帰属問題で、ブラジルは1982年の亜英紛争にも亜支持を貫いて来たが、当時の亜軍事政権が同諸島に奇襲攻撃を行い、現政権は便宜主義なので南米諸国は亜政府に対し一定の間隔を置いて ...
続きを読む »選挙地方裁判所=カサビ市長に当選無効判決=控訴で徹底抗戦へ=「司法ではなく政治判断」=違法献金20%以下なら黙認
ニッケイ新聞 2010年2月23日付け ジウベルト・カサビサンパウロ市長(DEM=民主党)は21日、選挙地方裁が第1審で同市長の当選無効判決を下したことで、選挙高等裁の正しい第2審判決を期待すると声明を発表したことを22日付けフォーリャ紙が報じた。第1審では1千万レアルの違法献金を告発されたが、違法は一切ないと宣言。同市長の弁 ...
続きを読む »米国務長官来伯へ=対イラン問題で意見調整
ニッケイ新聞 2010年2月23日付け ヒラリー・クリントン米国務長官は2月28日または3月1日、アモリン外相と会談するため訪伯と外交筋から報告があったことを22日付けフォーリャ紙が報じた。 主な訪伯目的は、イランの核問題でブラジルの見解について話し合うこと。その他ハイチやホンジュラス、コロンビア米軍基地、戦闘機の機種選定、 ...
続きを読む »経済政策のジレンマ=輸出落ち込みは誰の責任
ニッケイ新聞 2010年2月20日付け ブラジリアで行われているPT(労働者党)党大会で20日、ルーラ大統領が懸案中の置き土産「労働者が産業の繁栄に比例して貰えるボーナス法案」が討議されることになると19日付けエスタード紙が報じた。 それを聞きつけた野党PSDB(民主社会党)が「負の置き土産」と非難。輸出産業を悪化させ、貿易 ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2010年2月20日付け インテルナショナルやサンパウロFC時代には名監督と誉れの高かったムリシイ・ラマーリョ氏が、18日にパルメイラス監督を解任された。09年ブラジル選手権では首位快走後に失速し、優勝を逃すなど、経営陣内で不満が募っていた上、17日の対サンカエタノ戦でも1対4の大敗を喫した事で、経営陣の堪忍袋の ...
続きを読む »日伯コミックの〝神様〟競演か=手塚治虫とマウリシオ=「4月に詳細発表する」=裏方務める妻恵子さん
ニッケイ新聞 2010年2月20日付け 日伯のコミックの神さまが競演?!――百周年で記念キャラクターを描いたブラジルを代表する人気コミック(世界のマンガ全般)作家、マウリシオ・デ・ソウザさん(74)は、日本の〃マンガの神様〃である故手塚治虫とは生前から懇意の仲であったことから、同プロダクションと交渉を進めており、手塚マンガの登 ...
続きを読む »パラグアイ政府=テロリスト3人身柄引渡し要求=ブラジルは亡命者天国=ブラジルを根城に組織を指揮=EPPとFarcは共闘
ニッケイ新聞 2010年2月19日付け パラグアイ政府は17日、同国で要人誘拐を犯し、ブラジルへ逃亡した自称左翼テロリスト3人の身柄引渡し要求と外交圧力の行使を表明と18日付けエスタード紙が報じた。3人は地下組織パラグアイ人民軍(EPP)のメンバーで、アヌンシオ・M・メンデスとフアン・アロン、ヴィクトル・コルマン。同3人はコロ ...
続きを読む »イラン制裁=アモリンが対話要請=一触即発の鍵を握るブラジル
ニッケイ新聞 2010年2月18日付け クリントン米国務長官がイランの独裁化を批判したことで、アモリン外相は15日、イラン政府に対し反対派や少数派との穏便な対話を痛切に求めたと16日付けフォーリャ紙が報じた。 同外相の要請は、国連安保理の席上で行われた。ブラジルはイランへの説得力を持つ国として、米政府が期待している。イランの ...
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