ニッケイ新聞 2009年3月17日付け ルーラ大統領は十四日、ロウセフ官房長官に大統領候補の心得を伝授と十五日付けエスタード紙が報じた。選挙民に接するときは「どこにでもいるオバサンのように振舞う。カーニバルで踊り狂う女や教会のミサに見る無垢の庶民を演出すること。PT(労働者党)の中では外様のくせにと、モテモテ振りを妬む者がいる ...
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東西南北
ニッケイ新聞 2009年3月17日付け 週末のルーラ大統領の訪米は用件が二件のみ。米大統領との会談に実があろうがなかろうが、世界最強の権力者と軽口を叩いて親密度をアピールしたことで、十分に話題を振りまいた。ところが、本当に会っておくべき人とは会っておらず、政治的人気取りの演出劇中心で、実質的な経費無駄遣いとの厳しい声もあるよう ...
続きを読む »IMF・IBRD=中南米へ専用融資枠を設定=米大統領の配慮で=ラ米を特別待遇地域に=南北米ブロックに伯米枢軸
ニッケイ新聞 2009年3月14日付け 米政府西半球担当のトマス・シャノン大統領特別補佐官は十二日、国際通貨基金(IMF)や世界銀行(IBRD)を通じて、ブラジルなどの中南米地域へ国際金融の専用融資枠を設け、金融危機の特別待遇地域とする意向を表明と十三日付けエスタード紙が報じた。同構想は、四月十七日開催予定の中南米首脳会議で正 ...
続きを読む »少年Sの養育権争い続く=ブラジル人母死後は継父が養育=実父の声に米国世論動く
ニッケイ新聞 2009年3月13日付け 三月一日付エスタード紙以来、伯字紙が連日取り上げ、クリントン米国務長官がアモリン外相に問合わせた問題がある。 それは、二〇〇〇年に米国で生まれ、〇四年六月以来ブラジルに住む、八歳のS君の養育権問題だ。 S君の父は米国人のデイヴィッド・ゴールドマン氏、母はブラジル人のブルーナ・ビアンシ ...
続きを読む »英皇太子がスラム街訪問
ニッケイ新聞 2009年3月13日付け 世界の要人が訪伯で注文して見たい所は、ビル・クリントン氏がサンバチームのマンゲイラ。ローマ法王がヴィジガルのスラム街。フランスのカルラ・ブルニ大統領夫人はカンタガーロのスラム街。英国のチャールス皇太子は十二日、ルーラ大統領の案内で英人類学者ドードネイ氏がスラム街マレーに立ち上げた「平和の ...
続きを読む »IBGE発表=第4四半期GDPは-3.6%=恐慌の本格襲来か=政府関係者が戦慄覚える=大統領楽観宣言は空論か
ニッケイ新聞 2009年3月12日付け IBGE(ブラジル地理統計院)は十日、〇八年第4四半期のGDP(国内総生産)が前期比でマイナス三・六%と発表したことを十一日付けフォーリャ紙が報じた。これはIBGEが現行方式で統計を取り始めた一九九六年以来、最悪の成績で、恐慌の本格的襲来と思われる。三十七カ国のそれと比較すると、ブラジル ...
続きを読む »ミング氏論説=GDP低下の意味=票集めの選挙対策は徒労に
ニッケイ新聞 2009年3月12日付け 【別記事関連】IBGE(ブラジル地理統計院)の第4四半期GDPマイナス三・六%発表は、経済危機の楽観論に止めを刺した。おおよそ予想されていたので衝撃は少ないが、政治と経済への影響は甚大といわざるを得ないとの経済学者ミング氏の論説を十一日エスタード紙が掲載した。 ミング氏によれば、ルーラ ...
続きを読む »飯星、ウー両連議=デカセギ支援で訪日へ
ニッケイ新聞 2009年3月12日付け 伯日国会議員連盟会長の飯星ワルテル連邦下議、副会長のウィリアン・ウー連邦下議が十三日から訪日する。 世界金融危機にともない雇用や住居など生活の困難に直面する在日ブラジル人に対する支援策を示すのが目的。二十日に帰国する予定。 デカセギ日系人への支援に関し、ウー議員は今年二月にサンパウロ ...
続きを読む »CNI=09年度成長率ゼロ予想=中銀も下方修正へ=経済情勢はさらに悪化へ=恐慌でボディ・ブロー始まる
ニッケイ新聞 2009年3月11日付け 全国工業連盟(CNI)は九日、二〇〇九年度の国内総生産(GDP)成長率を査定したところ、ほぼゼロに近いものになると表明したことを十日付けエスタード紙が報じた。査定はIBGE(ブラジル地理統計院)のデータに基づき、中央銀行が行った金融市場の調査法を導入、詳細を二週間後に公表する。CNIは十 ...
続きを読む »ルーラの自伝映画に企業も出資
ニッケイ新聞 2009年3月11日付け 一〇年一月の封切りを目指して制作が進んでいるルーラ大統領の自伝長編映画に、オデブレヒトやOAS、カマルゴ・コレア、OIなどの企業も出資と八日付けエスタード紙。ベネズエラのチャベス大統領にまで出資を打診したとの話も。
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