ニッケイ新聞 2008年6月21日付け 政府は十九日、食糧高騰がもたらすインフレ対策で次期作付けのため六百五十億レアルの農業融資を用意する意向と二十日付けフォーリャ紙が報じた。ステファネス農相によれば、同融資で来年度穀類生産は五%増の一億四千八百万トンが見込まれるという。 農相は、生産物がないのにインフレ抑制のため物価凍結を ...
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「全パラナ日系人集まれ」=22日ローランジャ式典へ=盛りだくさん百周年
ニッケイ新聞 2008年6月20日付け 「ぜひパラナ州の全日系人が集まって記念すべき日を祝いましょう」。西森ルイス同州百周年委員会委員長(州議)は呼びかける。国内第二の日系人口を誇る州内には、七十もの日系団体がある。それを束ねるパラナ日伯文化連合会(リーガ・アリアンサ)が主体となった祭典委員会により、二十二日、ローランジア市の ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2008年6月20日付け 皇太子殿下がブラジリアに無事ご到着、十八日にあったルーラ大統領や連邦議会主催の式典やコロニア代表者とのご接見をこなされた。 同日夜のイタマラチー宮晩餐会の前には、数百発の花火が打ち上げられ、慶祝モード一色に。 翌日、サンパウロに戻ると、ガルボン・ブエノにはためく日伯両国旗。リベルダー ...
続きを読む »JAL=寺本氏の後任に小西氏=「飛躍的に乗客増えた」
ニッケイ新聞 2008年6月20日付け 日本航空サンパウロ支店の寺本久男支店長(東京、58)が今月末に帰国するにあたり、小西弘恭氏(東京、48)が着任した。今年は同社の定期便としての日伯路線就航三十周年の記念すべき年でもある。 寺本氏が着任したのは〇四年七月で、ちょうど小泉首相来伯(九月)直前。「政府専用機の地上業務をうけた ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2008年6月20日付け 皇太子殿下のブラジリア取材のため、式典当日、朝一番の便の飛行機を予約した記者。飛行場は霧に包まれていたが、無事ブラジリアに向かうことができた。しかし、その次の便は濃霧のため欠航。思わず冷や汗をかいたのだが、気になるのが最近のサンパウロの天候。二十一日のサンボードロモがこの寒さではどうなる ...
続きを読む »米国に距離を置く=強大国のエゴに騙されない
ニッケイ新聞 2008年6月19日付け ブラジルの外交努力は、米州機構(OAS)に軍事行動を戒め、また米国のコロンビアへの軍事支援を阻止したとブラジル版ル・モンド・ディプロマティック六月号が報じた。ブラジルが三月のOAS会合で、米国がテロ対策を聖戦の旗印とし、国際法を無視する独善的外交を南米の同盟国へ持ち込まないよう要求したこ ...
続きを読む »皇太子さま100周年でご来伯=「日系人頼もしく思う」=ブラジリアでお言葉のべる=式典に全伯から600人=大統領から初の大量叙勲
ニッケイ新聞 2008年6月19日付け 【ブラジリア発】「多くの日系人が各界で確固たる地位を築いていることを大変頼もしく思います」―。首都ブラジリアの大統領官邸で十八日午前十一時、百周年・日伯交流年式典が開催され、皇太子さまは終始にこやかな表情でのぞまれ、そうのべられた。ルーラ大統領は「日本移民はブラジルの発展に大きな貢献をし ...
続きを読む »ゲリラ戦の訓練開始=コ米連合軍のAM侵犯想定
ニッケイ新聞 2008年6月18日付け ブラジル政府がFarc(コロンビア解放前線)幽閉中の人質を解放する交渉を始めた矢先の今年三月、コロンビア空軍のエクアドル領土侵犯とFarcナンバーツーの殺害があった。ルーラ大統領は「Farcから手を引け」というウリベ大統領のサインと理解したと、ブラジル版ル・モンド・ディプロマティック六月 ...
続きを読む »インフレ=カナリアは死んだ=可能で確かな目標設定を
ニッケイ新聞 2008年6月18日付け 炭鉱夫は、カナリアを連れて坑道に入る。坑道にガスが充満していると、カナリアが死んで危機を知らせる。中銀のインフレを知らせるカナリアも一月に死んだ、とエスタード紙が次のような論評を掲載した。 企業は中銀のカナリアを見ながら、商品価格の上げ下げを決める。中銀の新しいカナリアは、インフレだけ ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年6月18日付け 現政権の最大の課題はインフレというルーラ大統領だが、家賃などの調整に使われるIGP―Mは二桁台に乗り始め、インフレに脅かされず住める家をと願っても建築費は高騰。マイホームの夢を追うにはやはりローンとなるのかも。幸い雇用がわりと安定しているようだが、経済はやや減速状態。将来の安定は色々な意 ...
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