ニッケイ新聞 2007年10月19日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十八日】ブラジルとインド、南アフリカは十七日、国際原子力委員会(IAEA)管理のもとで平和目的の核開発協定に調印した。特にインドは一九九八年、核爆発に成功し核保有国入りをした。ブラジルと南アフリカは一九九〇年、軍事目的の核開発放棄を宣言している。 調印式 ...
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選挙高等裁=議員権は党に属すと判断=当選後の移籍は法度=俎上にあがる上議4人=最高裁が実効期日決定
ニッケイ新聞 2007年10月18日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】選挙高等裁判所(TSE)は十六日、政治家の党忠誠について論じ、全ての立候補者は選挙当選後に党を移籍すると議員権はく奪の対象となる可能性を示唆する裁決を下した。選挙高等裁の見解では、議員権は党に属し、議員個人の所有ではないとした。同裁決は、最高裁へ回 ...
続きを読む »カネがカネを呼ぶ=利益配当の送金が3倍増に
ニッケイ新聞 2007年10月17日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十六日】ブラジル中央銀行は十五日、記録的大型の海外投資を呼び込むため、敢えて多国籍企業の利益配当の海外送金を大幅容認する意向を表明した。ルーラ第一次政権の四年間、カルドーゾ前政権の三倍に上る利益送金が行われていることが判明した。 ルーラ第一次政権では、一 ...
続きを読む »世界経済は主役交代=ブラジルなどBRICSの出番
ニッケイ新聞 2007年10月17日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】世界経済をけん引しているのは米国という機関車だけでなくブラジルも含めたBRICSという機関車もある。しかし、この見方には反論もある。中国を始めとするアジア地域は、すばらしい経済成長を見せているが、世界経済のけん引にはなっていないというのだ。 二十七 ...
続きを読む »スール銀行はイカサマ博打=ブラジルはネギカモ
ニッケイ新聞 2007年10月17日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】ルーラ大統領は八日、ヴェネズエラのチャヴェス大統領があつらえた「スール銀行丸」に乗船し冒険の旅に出ることになった。この鳴り物入り計画で最初の経済的獲物にありつくのは、ブラジルでないことだけは確かだ。政治的な獲物でも同じだ。 乗船者の顔ぶれを見てルー ...
続きを読む »今度はサンタンデール銀行に=レアルを合併、名称変更へ=南銀口座は流れ流れて=どうなる日系社会支援?
ニッケイ新聞 2007年10月12日付け 木の葉のように舞う元南米銀行口座はどこへ――。かつて唯一の日系銀行だった南米銀行はイタリア系のスダメリス銀行に吸収され、今年九月にはそれがレアル銀行に完全吸収されたばかりだったが、今度はサンタンデール銀行に買収されることが確実になった(九日、十日付け本紙二面で既報)。しかも、再編後の両 ...
続きを読む »電力危機は必定だ=危機を前に無為無策の政府
ニッケイ新聞 2007年10月10日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】近年エネルギー不足が起きる可能性は、益々高くなった。政府の計画通り二〇一〇年まで経済成長率五%の割合で発展を遂げるには、エネルギー供給を至急増やす必要がある。しかし、エネルギー政策は座礁したまま動きそうにない。 水力発電所の建設計画は、休眠状態 ...
続きを読む »食品にインフレの足音=消費者はどこ吹く風
ニッケイ新聞 2007年10月10日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十月一日】CNI調査によれば、忍び寄るインフレに不安を感じていると消費者の五五%が答えている。今年のインフレ目標率は四・五%だが、関係者の予測では黄信号を発している。来る六カ月のインフレは,二〇〇五年三月以来のインフレ率であり、肌身に感じるという。 ブラ ...
続きを読む »NGOが七カ年伐採ゼロ計画=政府環境計画の実現化へ
ニッケイ新聞 2007年10月5日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙四日】環境関係のNGO九団体は三日、一〇億レアルの奨励金制度を設定し、三州にまたがるアマゾン熱帯雨林を七年計画で伐採ゼロとする案を連邦政府で提出した。同案は「熱帯雨林の価値を見直す協約」と命名された。 同熱帯雨林の伐採と開拓前線の制限が具体的に、提示された ...
続きを読む »亜発展は対伯関係が鍵=次期政権の外交強化=IMF関係改善で根回し=予測不可な亜政府の考え方
ニッケイ新聞 2007年10月4日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙三日】亜大統領選に立候補した大統領夫人のクリスチーナ・F・キルチネル上議は三日、次期大統領を視野に入れた欧米歴訪の途次、ブラジルへ立ち寄った。ブラジリアでは、ルーラ大統領と並んで記念写真に納まる。ルーラ大統領の招待で亜大統領候補は、昼食に招かれた。IMF(国 ...
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