ニッケイ新聞 2007年9月14日付け ブラジル観光省広報によれば、観光客と投資を増やす呼びかけをするために訪日中のマルタ・スプリシー観光大臣は、十二日に東京都千代田区で行われた誘致セミナーで講演し、「来年は日本から十万人来て欲しい」と呼びかけた。 現在、日本からは年間七万四千六百人が来伯しているが、「たとえ遠くても、ブラジ ...
続きを読む »ルーラ 関連記事
上院議長の一番長い日=議員権はく奪を採決=厳しい情勢にも執念みせる
ニッケイ新聞 2007年9月13日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十二日】週刊誌ヴェージャに女性ジャーナリストが暴露してから一一〇日。長きにわたり上院を揺るがしてきたレナン・カリェイロス上院議長のスキャンダルに決着をつける日が遂に来た。同議長の議員権はく奪についての採決が十二日、上院本会議場で行われる。 採決は無記名かつ ...
続きを読む »米国が飛び火の火消しを
ニッケイ新聞 2007年9月12日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】ルーラ大統領は十日、アメリカの経済不況が世界各国に飛び火して金融不安に陥っていることに触れ、種をまいたアメリカが責任を持って火消しをすべきだとの考えを示した。その上でアメリカの経済政策の問題であり、そのためにブラジルが損害をこうむる訳にはいかないとの ...
続きを読む »倫理委=上院議長に「有罪判決」=本会議で決着へ=議員権はく奪前に辞任も=後任はサルネイ上議か
ニッケイ新聞 2007年9月7日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】レナン・カリェイロス上院議長の一連の不正資金悪用の告発を受けていた上院倫理委員会は五日、同議長の議員権はく奪を上院議決で採択することを決定した。これを受けて憲法・法務委員会も絶対多数で国会議決を承認した。疑惑発覚以来、一〇四日間の長きにわたり、あくまでも ...
続きを読む »基本金利、年11・25%に=引き下げ幅縮まる=インフレ再燃に慎重姿勢
ニッケイ新聞 2007年9月7日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙六日】中央銀行は六日、通貨政策委員会(Copom)会合を開き、基本金利(Selic)を〇・二五ポイント引き下げ、年一一・二五%にすることを満場一致で決定した。 六月と七月の会合では引き下げ幅が〇・五ポイントだった。基本金利は一昨年八月の年一九・七五%から十八 ...
続きを読む »公務員2万9千人増員へ=来年度に新規採用=人件費増、経済成長上回る=公務員天国の拡大
2007年9月5日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】政府が先週、議会に上程した来年度予算案に約二万九〇〇〇人の公務員新規採用が盛り込まれている。これは先頃、ルーラ大統領が公務員を五万六〇〇〇人以上増員するとして物議をかもした計画案の一部で、来年度から実施するという政府の明確な姿勢を示したもの。これにより来年度の公務員給 ...
続きを読む »古き良き時代の回復願う=崩壊した村社会=階級意識以前の信頼関係を=労使協調が本来の姿
2007年9月5日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙八月十三日】ウニバンコ銀行を創立した外交官のワウテル・モレイラ・サーレス氏を父に持つジョアン・M・サーレス氏は、青少年時代を海外で過ごした。現在は時事関係の記録映画に取り組み、四番目の作品「サンチアゴ=ブラジルの政治経済」を製作中である。同氏の目に写る現在のブラジルは、迷路 ...
続きを読む »ダンスパーティいつまで?=中南米大同団結は一炊の夢
2007年9月5日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙八月二日】ルーラ大統領のラテン・アメリカ訪問を地域の大同団結という人もいるが、ダンスパーティといったほうが適切である。キルチネル亜大統領の後を追ってメキシコとホンジュラス、ニカラグア、ジャマイカ、パナマの国々を歴訪した。 亜大統領は六日、ベネズエラのチャベス大統領を迎え、 ...
続きを読む »来年度予算案、前年超え=税収増を見込み=経済成長背景に強気姿勢=INSS赤字は減少
2007年9月4日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙一日】政府が三十一日に議会に上程した二〇〇八年度連邦政府予算案は総額六八二七億レアルで、国内総生産(GDP)比二四・八七%となり、〇七年度の六〇九二億レアル(GDP比二四・一七%)を七三五億レアル上回る強気なものになった。この根底にはGDP比〇・五五%に及ぶ一五一億レアル相 ...
続きを読む »「疑惑は恥ずべきでない」=大統領、党の団結訴え=たとえ有罪でも仲間扱いを
2007年9月4日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】ルーラ大統領は一日、サンパウロ市で行われた労働者党(PT)全国大会で演説し、現在世間の注目となっている不正資金(メンサロン)疑惑でPTが矢面に立たされていることに対し、党としては何ら恥ずべきことはなく、一心同体でこの難局を乗り越えるべきだと、強い口調で檄を飛ばした。 ...
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