2007年9月4日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】伯外務省は来年以降、アジア諸国との貿易を拡大する外交政策方針を打ち出した。先月二十二日と二十三日にブラジリア市で開催された東アジア・ラテンアメリカ閣僚会合の結果に元気付けられたアモリン外相はこのほど、「二〇〇八年はアジアの年になるだろう」と述べ、政府だけでなく伯企業の ...
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日伯メトロで記念展示も=百周年執行委員会=松尾委員長3日に訪日=サ・クルスは共催事業に
2007年9月4日付け 百周年記念協会の執行委員会が八月三十日に開かれ、翌三十一日、松尾治委員長と遠山景孝広報担当が会見した。松尾委員長の訪日について説明があったほか、移民百周年を迎える来年六月に、東京とサンパウロの地下鉄駅で日伯それぞれの記念展示を行う案が出ていることなどを発表。委員会ではまた、いわゆる「箱物四事業」の一つ、 ...
続きを読む »社会福祉予算増額を要求=大統領の肝いりで=生活扶助金と教育に力=歴史に名を残すと
2007年9月1日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙八月三十一日】ルーラ大統領は三十日、生活扶助金などへ充当する二〇〇八年度社会福祉予算を四七億レアル増額し、総額一六五億レアルとする来年度予算案を要求した。増額予算は、四つのブロック社会を構成する国家計画を実施し、一七五万人の青少年に就学の機会を与えるためとされる。これまでの ...
続きを読む »裏金疑惑=検察、証拠書類を提出=資金提供裏付け=有罪の可能性高まる=本丸は無傷のまま
2007年8月31日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十日】ソウザ検事総長は二十九日、裏金疑惑の裏付けとなる公金横領を実証する証拠書類を最高裁へ提出し、被告人四十人の有罪の可能性が高くなったことを明らかにした。押収した多くの書類の中に、ブラジル銀行から広告代理店DNAへの現金振替証書を発見した。裏金疑惑は茶番劇になると皮肉 ...
続きを読む »軍政批判本を出版=大統領、暗殺など解明に賛同
2007年8月31日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十日】軍政時代の政治犯の取り扱いや失そうなどを批判、追及した本の出版記念会が二十九日、プラナルト宮で開かれ、ルーラ大統領や主要閣僚、上院議長などが出席した。 本は軍政時代の暗殺や失そうを解明する運動を展開している特別グループが出版したもので、ルーラ大統領もこの運動に賛 ...
続きを読む »東西南北
2007年8月31日付け ルーラ大統領は最高裁の新判事にジレイト氏を指名した。大統領がブラジルはジレイタ(右翼)でもエスケルダ(左翼)でもないと言うのに、なぜジレイト氏か。最高裁は裏金疑惑で被告四十人を迎え、腰掛が足りないのでヒナ壇を作るらしい。被告人が多すぎて、贈賄チームと洗浄チーム、広報チーム、銀行チームに分けた。線審はモ ...
続きを読む »最高裁=40人全員の起訴を受理=検察の主張全て認める=結審まで最低5年の見通し
2007年8月30日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】連邦最高裁は労働者党)PT)不正資金(メンサロン)疑惑で検察庁が起訴した四十人について、五日間にわたる三十五時間の審理の結果、全員の起訴を受理することを決定した。 二十七日夜の時点では三十七人の起訴に態勢が傾いていたものの、最終的に一転して検察の言い分を全面的 ...
続きを読む »ジルセウ被告の審理開始=贈賄罪に問われる=元PT党首ら追って沙汰か=40人中37人の起訴受理
2007年8月29日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】最高裁本法廷は二十七日夜、ルーラ大統領の右腕とされたジョゼ・ジルセウ前官房長官の刑事訴訟を開廷した。かつては労働者党(PT)政権の最大実力者として辣腕を振るった前官房長官は、いまや贈賄罪で刑事被告人の身となった。同起訴状には、元PT党首のジェノイーノ被告や前PT ...
続きを読む »伯のG8正式参加を支持=仏大統領、常任理入りも
2007年8月29日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】フランスのサルコジ大統領は二十七日、エリーゼ宮で開催された第十五回大使会議で演説し、主要国首脳会議(G8サミット)にブラジル、メキシコ、インド、中国、南アフリカの五カ国が正式メンバーとして参加することに賛成の考えを示した。 「G8は漸進的変化を継続する必要があ ...
続きを読む »東西南北
2007年8月29日付け TVクルトゥーラの時事番組でオリヴィアさんの差し歯が放映中に突然落ちて話題になった。差し歯が、彼女に嫌気がさし逃げ出したと思われる。女優のスザナ・ヴィエイラも撮影中に差し歯が落ち、チューインガムで固定。エロイザ・エレーナ元上議は、差し歯を注文。ルーラ大統領にツバをしても、差し歯だけ飛ぶのではないか。ル ...
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