2007年7月21日付け ウオールストリート・ジャーナルが、惨事は航空管制トラブルと無関係で、ルーラ大統領は責任を免れると報じた。しかし、BBC放送は責任を免れないという。「坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い」で、ルーラ大統領は責任がないのに、大統領のイメージが惨事から下り坂に入るという。中流階級は大統領を目の仇にしているので、理屈は ...
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TAM航空機事故=犠牲者192人以上に=地上の6人含み=多くは有毒ガスで中毒死=Bボックス分析へ
2007年7月20日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】検察庁サンパウロ市支部は十八日、ブラジル航空史上未曾有という惨事の犠牲者が地上の六人を合わせ一九二人以上に上ると発表し、原因解明まで同空港の閉鎖を連邦地裁サンパウロ市支部に求めた。空港閉鎖は、乗客と空港職員、付近住民の安全対策であると説明。TAM航空は事故機の乗客 ...
続きを読む »大統領=「今回は単なる事故」=空港混乱とは無関係=野党、政府の対応まずさ攻撃
2007年7月20日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】サンパウロ市コンゴーニャス空港で十七日に発生した国内史上最悪の航空機事故を受けて政府は十八日、事故原因の解明が終わるまでは公式見解は避けるとしながらも、事故は昨年から続いている一連の空港混乱とは関係ないとの見方を強調した。 ルーラ大統領は事故の報を受けて驚がくし ...
続きを読む »TAM航空機=建物に衝突炎上=コンゴーニャス空港=着陸に失敗し=乗客乗員176人絶望的=雨で着陸後にスリップ?
2007年7月19日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】TAM航空のエアバスA―三二〇型機が十七日午後八時三十分、コンゴーニャス空港滑走路からオーバーランし、乗客と乗員一七六人を乗せたまま付近の建物とガソリン・スタンドに衝突炎上した。十八日朝までに三十二の遺体が確認されたが、生存者は絶望視されている。さらに付近のワシン ...
続きを読む »サトウキビ栽培に規制=アマゾンとパンタナルは守る
2007年7月19日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十八日】ブラジルでのエタノールの生産拡大傾向と、それに伴い自然環境破壊に対する国際的批判の高まりを受けた政府は、アマゾン、パンタナル地方の森林地帯でサトウキビ栽培を禁止する法令の制定を決定した。ヨーロッパへの伯産牛肉輸出について開かれた共同記者会見で、ステファネ農相が発表 ...
続きを読む »東西南北
2007年7月18日付け 「ルーラ大統領がアフリカへ熱い視線を」とガーナの有力紙アクラ・デイリー・メイル十六日付けの見出し。BBC放送は十七日、「アフリカとブラジル、そしてバイオ燃料革命」と題し、南アフリカとブラジル、インド首脳会談の開催を伝えた。ニューヨーク・タイムズは、アフリカで米中貿易戦争が始まると報じ、アフリカを中心と ...
続きを読む »ブーイングを厳しく非難=大統領、顔色変え=自分は饗宴の主人公だ=PT「リオ市長が教唆」
2007年7月18日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】ルーラ大統領は十六日、リオデジャネイロ市のパン・アメリカン大会開会式でブーイングを浴びたことへ、予め何者かによって画策された「不本意な行為」だとする声明を発表した。大会は親睦のために準備された催しであり、一部の人間が招かざる客のように嘲弄を以って主賓を迎える態度が ...
続きを読む »大竹公使が今月、帰朝=地デジTV方式選択に尽力
2007年7月17日付け デジタルTV方式のブラジル導入に尽力した在ブラジル日本国大使館の大竹茂氏(54、福島県出身)が、経済担当公使という約三年間の任期を終えて今月二十日に帰朝するのにあたり、十三日に来社した。 「いい結果を出せて良い思い出になった」。赴任したのは小泉首相(当時)来伯直後の〇四年九月。まさにデジタルTV方式 ...
続きを読む »為替政策で中国に圧力=伯米が歩調そろえる=元相場は不自然で作為的
2007年7月14日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】ブラジル政府は中国に対し、柔軟な為替相場制の採択を促すことで圧力をかけていく方針を決定した。マンテガ財務相が十二日、明らかにしたもので、中国の元の切り上げを主張しているアメリカと歩調を合わせていくことになる。 この背景には、先週来伯してルーラ大統領と同相と会談し ...
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2007年7月14日付け 十二日のブログはPANで持ちきり。ルーラ大統領が「PANは、ブラジルの新しい顔を見せるチャンス」とPR。ブラジルは、メダル数で三位とロイターが予測。大統領が、ブラジルはキューバに勝てなくもとプレンサ・ラチーナ。「リオは再出発をPANに賭ける。その影で犯罪が」とウオール・ストリート。ルーラはチャベスをマ ...
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