2007年3月14日付け 【エポカ誌四五五号】政府は経済活性化の指南役として、社会主義経済の権威ゴードン・ブラウン氏の指導を仰ぐらしい。同氏はスコットランド人で近日、ブレア政権の企画相就任のため、ロンドンへ引っ越す。政府が草案した経済活性化法案(PAC)も出自は、同氏のインスピレーションである。 マンテガ財務相は二月一日、同 ...
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覚書の署名に留まる=伯米首脳会談を実施=エタノール関税撤廃は先送り
2007年3月13日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】中南米諸国五カ国を歴訪するアメリカのブッシュ大統領は八日夜、最初の訪問国となるブラジルのサンパウロ市に到着した。 翌九日には同市でルーラ大統領と会談したものの、具体的な協定書を取り交わすことなく、両国政府の協力指針を盛り込んだ覚書に署名するにとどまった。内容は三項 ...
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2007年3月13日付け 伯米間の長年にわたる懸案「農業補助金」問題は、両首脳が話し合った結果、「Gスポットに限りなく近くなった」とルーラ大統領が述べた。出席者は、意味が分からない米大統領と一行を除いて爆笑した。Gスポットは医学の専門用語で、女性の性感帯の一つを意味する。 ◎ ブラジル民主運動党(PMDB)は十一日 ...
続きを読む »米大統領がサンパウロ市入り=9日に首脳会談=アフリカ民主化では合意か=新局面迎えた両国関係
2007年3月10日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】ブッシュ米大統領は八日夜、サンパウロ国際空港へ到着し、秒単位の旅程が始まった。伯米首脳会談に期待を寄せるルーラ大統領は、欧米の農業補助金制度をテロの元凶だとして善処を求める一方、フルラン産業開発相は訪伯を伯米関係の新局面とみている。ロンデオー鉱動相は、エタノールを標 ...
続きを読む »中国の脅威、浮き彫りに=4社に1社が打撃=生産を中国に移す企業も
2007年3月10日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】ブラジル国内企業の四社に一社が中国製品の輸入に打撃を受け、競争力を失っていることが調査で明らかになり、改めて中国の脅威が浮き彫りとなっている。 これに対し工業界などでは国産品の保護政策を求める声が高まっているが、ルーラ政権が先に中国を国際貿易機関(WTO)に加盟さ ...
続きを読む »米ベネ間の仲介はしない=官房長官が声明=エタノール協定には期待=成るか?伯米同盟
2007年3月9日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】ロウセフ官房長官は七日、ブッシュ米大統領の訪伯により伯米関係が親密になっても、それがベネズエラのチャベス大統領と一線を隔すことを意味しないとする声明を発表した。ブラジルの外交方針は来る者を拒まないという。米大統領は七日、チャベス大統領の中央集権主義は国家に悲惨を招くだ ...
続きを読む »サンパウロ州=女性の健康対策に注力=避妊薬の配布促進へ=大統領もコンドーム使用擁護
2007年3月9日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】国際婦人デーの前日に当る七日、サンパウロ州政府は女性の健康を保護する特別プランを発表した。なかでも注力するのは避妊に関するもので、避妊手術やピルの配布の促進を挙げている。このため二〇一〇年までに一五〇〇万レアルの追加予算を計上する。 セーラサンパウロ州知事はこの決定 ...
続きを読む »PAC会議=州と政府、折り合わず=税収取り分めぐり=300億要求、交付は13億レ=州債務では酌量
2007年3月8日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】ルーラ大統領を交えた経済活性化(PAC)会議が六日に開催され、地方自治体が協力の引き換えに三〇〇億レアルの予算交付を要求したのに対し、交付は治安維持費や上下水道工事費としてわずか一三億レアルに留まったことが明らかとなった。小切手税(CPMF)の振り分けについては、税制 ...
続きを読む »米大統領一行、サンパウロ市に滞在=抜き打ち通行止で交通混乱か
2007年3月8日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】ブッシュ米大統領がサンパウロ市に滞在する八日夜から九日夕方までの間、大統領一行が通行する道路は各所で抜き打ちの通行止めが行われ、交通渋滞など混乱が予想される。警備上の理由で通行止めの時間と場所は一切明らかにされておらず、市民は外出を控えるか、渋滞を覚悟するほかなさそう ...
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2007年3月8日付け ルーラ大統領は州知事会議の席で、オシャベリなパライーバ州のリーマ知事に「おまえさんの髪は見苦しいから、ネーヴェス知事がどこで散髪するか聞いてごらん」といった。同知事は「州財政が苦しくて散髪できないんですヨ」。ネーヴェス知事がすかさず「私の所も苦しいので、リーマ知事みたいにボサボサに伸ばそうと思います」。 ...
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