2006年10月21日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】SBTテレビ局の公開討論会で対峙した大統領選のルーラ候補とアウキミン候補は十九日、前回のつば迫り合いとはうって変り、配役を取り替えたような立ち回りを演じた。アウキミン候補は尖鋭的な攻撃を止め汚職告発にも矛を納め、専ら保健と経済成長へ標的を転換。ルーラ候補は公社民 ...
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東西南北
2006年10月21日付け エクアドル選挙裁判所は、大統領選挙の投票と開票を五二〇万ドルで請け負ったブラジルの企業E―Vote代表に出国を禁じ、同社資産を差し押さえた。同国選挙裁判所は、E―Voteを開票の不正容疑で起訴。同社は、七〇%の開票時点で機器故障と弁明した。 ◎ ルーラ大統領は十八日、六〇歳以上で所得が二 ...
続きを読む »「アウキミン候補」大統領再選制の廃止を=「公機関が党の道具に」=ア候補、ブラジルの悪弊を指摘=新政権は就任前に崩壊?
2006年10月19日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】全国弁護士協会(OAB)で行われた大統領候補者の口頭試問でアウキミン候補は十八日、大統領の再選制度廃止を訴えた。PSDB(民主社会党)の方針でも同候補の政治改革案でもないが、ブラジルの発展にとって大統領再選が好ましくないことは明白だと述べた。再選容認の趣旨は理想 ...
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2006年10月20日付け ルーラ大統領の郷里ペルナンブッコ州から先住民パンカラル族五〇九世帯が十七日、出聖しモルンビー区のパルケ・レアルに旅装を解いた。一同は民族衣装をまとい伝統舞踊を披露した。三年前は四〇〇世帯であったパンカラル族が、現在は一五〇〇世帯に増えた。 ◎ 機械整備士のクリスチアン・カブラル(二九)は ...
続きを読む »「大統領選支持率調査」ルーラ大統領が大差独走=20ポイント差に拡大=ア候補、浮動票吸収に失敗=公社民営化批判で仇討ち
2006年10月19日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】大統領選の決選投票を一週間後に控えダッタフォーリャ社は十七日、ルーラ大統領がアウキミン候補に一二ポイントから二〇ポイントへ差を広げ独走と発表した。発表によれば、ルーラ候補がさらに四ポイントを加え、有効票の六〇%を押さえた。アウキミン候補は四ポイント下げ、四〇%に ...
続きを読む »PDT、中立路線を発表=期待外れのアウキミン陣営
2006年10月18日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十七日】PDT(民主労働党)は十六日、大統領選の決選に備えPDT党会議を開き、表決の結果一二八票対四九票で中立路線の踏襲を決定した。先の一次選で落選したブアルケ上議は、アウキミン支持を表明したが独自発言と位置付けをした。 アウキミン陣営は、同上議の二五三万票がアウキミ ...
続きを読む »「救急車CPI」調書購入で違法資金調達=連警が政治的振舞い?=ア陣営、終盤戦へ猛追求=バ法相を吊るし上げか
2006年10月18日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】救急車CPI(議会調査委員会)のビスカイア委員長(PT=労働者党)は十六日、ヴェドイン調書の購入資金一七五万レアルが違法資金であることをほぼ確認と声明を発表した。同調書は、野党を攻撃する根拠となるものであった。CPIは資金の出所を調査したところ、正規の金融ルート ...
続きを読む »途上国の後塵を拝するブラジル=停滞する国内産業=成長率は中国の七分の一=経済発展をできるか次期政権
2006年10月17日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】産業開発研究院(IEDI)は十五日、途上国の工業生産がブラジル産業の七倍も発展を遂げる中、国内産業は七月までの過去十二か月で僅か二・二%に留まったと発表した。途上国産業は低水準で四・五%、最高は中国の一七%という勢いで発展している。ルーラ政権は前の二政権よりはや ...
続きを読む »大統領選挙=公約のオンパレード=具体的数値はなし=空手形といぶかる声も
2006年10月17日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】決選投票日まで二週間を切って、いよいよ大詰めを迎えた大統領選に向けて両陣営の舌戦はし烈化している。 両候補とも精力的に集会に出席、各所で「公約」を発表。次々と出される公約で、さながらオンパレードの様相を呈した。しかし具体的な数値を示さず、不透明な部分を残した。 ...
続きを読む »公社民営化はない=ア候補、PDTへ保障言質を
2006年10月17日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十六日】大統領選の決選に向けてアウキミン候補(PSDB=民主社会党)は、公社民営化の推進論者とルーラ大統領(PT=労働者党)から流布されたことで、PDT(民主労働党)へ書簡を送った。書簡はPDTの支援を取り付けるため、風評のペトロブラスと伯銀、連邦カイシャ、郵便局の民営 ...
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