2006年7月27日付け ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)が七月の定例懇親昼食会を、二十一日、インテルコンチネンタルホテルで開催した。ゲストの前財務大臣のペドロ・マラン氏は「ブラジル経済の現状と今後の見通し」について、ルーラ政権の成功と失敗を踏まえて講演を行った。 マラン氏は「日本については教育、技術などのよい印象がある ...
続きを読む »ルーラ 関連記事
ドーハ・ラウンドが決裂=無期限交渉中断へ=ルーラ政権最大の賭け空しく=元凶は米国の農業補助金
2006年7月26日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】長期にわたり難航した世界貿易機関(WTO)の新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)は二十四日、ルーラ政権が通商政策で最大の賭けに出た渾身の努力も空しく、決裂した。国連のアナン事務総長も交渉の成功を後押ししたが、WTOの政治力不足をアモリン外相が咎めた。これでルーラ ...
続きを読む »救急車汚職=新たな疑惑発覚=仕掛人が司法取引=PT執行委員など告発
2006年7月26日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】保健省を舞台としたいわゆる救急車スキャンダル事件で、連警が秘密捜査の方針を立てて情報公開に踏み切っていない中、仕掛人のプラナン社の経営者が、PT議員をはじめとする灰色議員の立件の証言を行ったことが明らかになった。 同経営者は証言を行うことで自身の罪を軽くする、 ...
続きを読む »5匹になった犬と猿=メルコスルで勢力争い始まる
2006年7月26日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】ベネズエラのメルコスル加盟で、檻の中に閉じ込められた犬と猿は四匹から五匹になった。前から仲の良くなかった犬と猿は、地政学的見方をするなら檻の中で勢力争いに没頭する。これから棚の上のボタモチを巡って、奪い合いが始まる。 ルーラ大統領は、波乱含みのメルコスルに感づいて ...
続きを読む »県連日本祭=ブラジルマスコミ大きく扱う=アウキミン候補来場で
2006年7月26日付け フェルチバルが大統領選の舞台に――。ジェラウド・アウキミン大統領候補(前サンパウロ州知事、PSDB)が二十三日、イミグランテ展示場で開催中の県連フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭)を訪れた。たくさんの報道陣に取り巻かれながら、茶道裏千家に立ち寄り、和太鼓のブースで叩いてみせ、郷土食を試食するなどのパ ...
続きを読む »ルーラ候補、遊説第一声=政治改革が急務=汚職の元凶はシステムにあり=社会の底辺に光を当てる
2006年7月25日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十四日】ペルナンブッコ州オリンダ市で大統領選遊説の第一声を挙げたルーラ大統領が二十三日、汚職はブラジルの政治システムの欠陥だから、政治家や党を責める前に政治改革が急務であると強調した。長い間欠陥は放置され、そのしわ寄せの積もった結果が今回のスキャンダルだという。ここでブ ...
続きを読む »東西南北
2006年7月25日付け 第三〇回メルコスル首脳会議が開催され、ルーラ大統領がボリビアとキューバ、メキシコも含めカリブ海からイーリャ・デル・フエーゴにまたがる社会主義連邦メルコスル共同体構想を発表した。ルーラ大統領がメルコスル議長に就任する二〇〇六年末のメルコスル議会設立を提言した。カストロ首相とチャベス大統領は、メルコスルか ...
続きを読む »将来の日伯関係を提言=24日から東京で最終会合=日伯21世紀協議会
ニッケイ新聞 2006年7月22日付け 日伯二十一世紀協議会の会合が、二十四、二十五両日、東京の外務省で開かれる。二〇〇八年の日伯交流年をはじめ、経済、文化など全般にわたる将来の日伯関係について両国の有識者が意見を交換するもので、昨年十一月にリオで開かれた第一回会合に続き二回目となる。今回の会合で最終的な提言がまとめられ、来月 ...
続きを読む »決選投票の可能性高まる=大統領選=エレーナ候補上昇=有力2候補は下降気味=浮動票はまだ30%も
ニッケイ新聞 2006年7月20日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十九日】調査会社ダッタフォーリャは十八日、次期大統領選は決選投票にもつれ込む可能性が増大したと発表した。ルーラ大統領(労働者党=PT)は有効票で五二%を占めて第一位を保つものの、他候補の合計との差が四ポイントに縮小。特に目立ったのは、エレーナ候補(自由社会党 ...
続きを読む »小泉首相が日伯議連を脱会=総会前に〝突然〟の決断=コロニアから困惑の声=「百周年にぜひ来てほしい」
ニッケイ新聞 2006年7月20日付け 小泉純一郎内閣総理大臣が、所属する日伯議員連盟に脱会届を提出していたことが分かった。同議連では今月五日、前会長の故・橋本龍太郎元首相に代って麻生太郎外務大臣が会長に就任したばかり。百人を超える国会議員からなる日伯議連。現職首相として来伯した小泉首相の存在は大きい。二〇〇八年のブラジル日本 ...
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