2006年7月12日(水) 【ヴェージャ誌一九六三号】サンパウロ大学(USP)哲学科のシルヴィア・C・フランコ教授は過去四十年間、いつも時代の波に逆らって生きてきたという。軍政時代は地下組織に参加し、教授時代は諜報機関から送り込まれた生徒に監視された。一九六九年、著書「軍政時代の自由人」を上梓し、マルキシズムを批判した。現在は ...
続きを読む »ルーラ 関連記事
メルコスルに忍び寄る危機=チャベス同盟で伯は孤立?
2006年7月12日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六月二十九日】ブラジルはまたエネルギー問題で悩まされそうだ。パラグアイ政府は二十八日、イタイプー発電所を建設するとき受け取ったパラグアイ側の株券三〇億ドルを、ベネズエラ政府に売る意向を表明した。ベネズエラが正式にメルコスル入りをする七月、パラグアイ政府は正式に提案するら ...
続きを読む »低所得層の所得が向上=将来楽観、不満減る=600万人が中流入り実感=富裕層も高金利で潤う
2006年7月11日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙九日】調査会社ダッタフォーリャは八日、現政権下において低所得層DEクラスの六〇〇万人が、所得向上によりCクラス入りの感触を抱いていると発表した。有権者の約半分の四九%が、家計の状況が良くなるとみており、薄給を訴える者は一九九四年以来最低の二八%となった。現政権発足時は四 ...
続きを読む »政府、PMDBへ見返り=郵政公社総裁と理事任命で
2006年7月8日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙七日】総選挙まで三カ月を切る中、政府はブラジル郵政電信公社の総裁と三人の理事にブラジル民主運動党(PMDB)議員の指名・推薦する人物を任命した。六日付け連邦政府官報で明らかとなった。 同公社の新総裁にはコスタ通信相(PMDB党員)が指名するクストージオ氏、業務担当理事に ...
続きを読む »大統領候補の資産公開=ルーラ候補84万R$=4年で倍増、半分超は投資=アウキミン氏は目減り
2006年7月7日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙六日】選挙高等裁へ提出した立候補者資産申告から、ルーラ大統領の資産が大統領就任中に倍増したことが五日、判明した。大統領の資産は四年前、四二万二九〇〇レアルであったのが八三万九〇〇〇レアルへと九八・四%も増えた。資産内容は、投資ファンドに四一万七三〇〇レアル、貯蓄に五万七三 ...
続きを読む »選挙費用見積もりを報告=大統領候補者ら、懐を明かす
2006年7月7日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】大統領選挙運動が正式に解禁となる前日の五日、候補者七人は選挙高裁(TSE)に選挙費用の見積もりを報告した。 再選を目指す現職大統領のルーラ氏(労働者党=PT)が八九〇〇万レアルと最も高く、前サンパウロ州知事で有力対立候補とされるアウキミン氏(ブラジル民主社会党=P ...
続きを読む »東西南北
2006年7月7日(金) 裏金疑惑議員十九人のうち、十二人が再選に向け立候補を表明。全員が疑惑の選挙への悪影響を否定しているという。 ◎ 電気代に続き、わずかながら電話代も―。全国の固定電話料金が〇・三八%から〇・五一%の範囲で値下げされる見込み。インフレ調整がその理由だが、いつ実施されるかは未定。 ◎ ...
続きを読む »メルコスル=ベネズエラが正式加盟=経済支援で政治力強化へ=ルーラ大統領、安保理入り支持
2006年7月6日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】ベネズエラがメルコスルに正式に加盟したことで、同国の首都カラカスで四日、セレモニーが行われた。これには加盟国のブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイの各首脳が列席した。 関係者はベネズエラの加盟でメルコスルは先行き変貌を遂げるとの見方で一致している。ベネズ ...
続きを読む »年金調整率は16・67%=上院が承認、大統領は拒否へ
2006年7月6日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙、エスタード・デ・サンパウロ紙五日】上院は四日、最低賃金の三〇〇レアルから三五〇レアルへの引き上げ(一六・六七%増)を定め、社会保障院(INSS)が支給する最低賃金以上の年金や恩給も同じ率で調整すると下院で修正された暫定令二八八号を承認した。 大統領選挙への影響を懸念し ...
続きを読む »年金制度改革で呉越同舟=20年から支給開始65歳へ
2006年7月5日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙四日】次期大統領の本命候補と評される現職ルーラ大統領と前サンパウロ州知事のアウキミン氏の所属政党、労働者党(PT)とブラジル民主社会党(PSDB)は、両党とも大統領選を制し政権を獲得した後、年金制度改革に取り組むことを検討している。しかし国民生活に直結する微妙な問題である ...
続きを読む »