2006年6月21日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】従業員を始めとする関係者の必死の再建工作にもかかわらず、ヴァリグ航空は営利企業として末期症状を呈している。 同航空は二十日、一日の定期運航二〇八便のうち、半数以上に相当する一一八便の運航をキャンセルした。さらに二十三日までに七〇%が欠航することを明らかにした ...
続きを読む »ルーラ 関連記事
「日伯方式」でほぼ決定=ルーラ大統領が言明=デジタルTV
2006年6月22日(木) あとは大統領判断と言われていたデジタルTV方式選択に関して、グローボ・オンライン二十日付けは「ルーラは〃ほぼ決まった〃と言った」と報じた。同日にパラナ州アラウカーリア市で新バイオディーゼル生産設備の開所式で、大統領は語った。 十九日から二十一日までの三日間、日本からの使節団十五人がブラジリアで閣僚 ...
続きを読む »インフレ抑制で大統領再選=94年の立場が入れ替わる
2006年6月21日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】野党はルーラ政権を汚職政権と叫ぶが、説得力に欠け、有権者を納得させるに至っていない。野党は与党攻撃の矛先を経済に移してみたが、大統領選を戦うには内容が貧弱だとセウソ・ミング氏が苦言を呈す。 大統領選に出馬するアウキミン前サンパウロ州知事(ブラジル民主社会党=PS ...
続きを読む »お先真っ暗なガス業界=救いの神に甘えたツケ回る
2006年6月21日(水) 【エザーメ誌八六六号】不安定なボリビアのガスの供給がブラジルの産業にもたらす影響を分析する。需要は増加するのに、国内のガス採掘は伸び悩みだ。ボリビアのガスに全面的に依存をしていたが、ボリビア国民がペトロブラスの採掘を不快としていたなどエネルギー開発の実体が今、明るみに出た。 反省すると、二〇〇一年 ...
続きを読む »今日にも結論発表?=竹中大臣の来伯情報も=デジタルTV
2006年6月21日(水) 【既報関連】本日二十一日にも結論発表か――。来伯している使節団はこの十九日、月曜から首都ブラジリアで閣僚委員会と協議を終日の協議を重ねており、早ければ最終日の二十一日にも結論が公表される可能性ができた。 総務省、経済産業省、外務省の課長レベルを中心に、ソニーや東芝などの民間企業の加わった十五人の使 ...
続きを読む »伯米大統領が電話会談=WTO交渉につき意見交換
2006年6月21日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】ルーラ大統領は十九日朝、ブッシュ米大統領と電話会談を二十分間行い、世界貿易機関(WTO)の新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)について意見を交換した。 ブッシュ大統領は、今月二十九日にジュネーブで予定されている閣僚会合で同交渉に前進が見られない場合に限り、政治 ...
続きを読む »中南米左傾化に2つの流れ=開放系と閉鎖系=国際社会はブラジル型に期待=マルクス理論の亡霊残る
2006年6月21日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十八日】メキシコ人社会学者のホルヘ・カスタニェード氏は、ラテン・アメリカ(以下LA)の左傾化に二つの流れがあるという。一つはブラジルやチリに見る左翼運動で、かつて過激派と思われたが試行錯誤の結果、近代化と開放化を成し遂げた。もう一つはベネズエラやボリビアに見るもので、 ...
続きを読む »水面下の連立工作活発化=PMDBを口説くPT=PSDBは決選抱き込み作戦
2006年6月20日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日、十九日】十月の統一選挙に向けて、各党の公認候補および政党間の連立の届け出提出締め切りが今月三十日に迫ったことで、各党はあわただしい動きを見せている。ほとんどが今週中に全国党大会で決着する意向を表明しており、とくに連立が選挙の結果を左右するとあって、内部では思惑と ...
続きを読む »最賃増加分GDPの12%に=公的部門の債務に影響大
2006年6月20日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】レアルプラン以後続いた最低賃金の実質的増加により、公的部門の支出は二五〇〇億レアル増加し、二〇〇六年の予想GDP(国内総生産)二兆二〇〇〇億レアルの一二・一%に達することが、応用経済研究所(Ipea)の調査で判明した。 一九九四年に三〇・四%だった公的部門の債 ...
続きを読む »東西南北
2006年6月20日(火) ルーラ政権は政治家が関係するとみられる七つのテレビ局、二十七のラジオ局に開業許可を与えた。宗教団体にはそれぞれ一局と十局。許可を得たラジオ局の三つに一つは、選挙に関係する人物が絡んでいるという。 ◎ ドル安、輸入増加の明暗が浮き彫りに―。今年第1・四半期に工業生産は前年同期比二・九%増だ ...
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