2006年2月1日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙三十一日】中央銀行のロッペス理事は三十日、連邦政府と州、市の債務総額がついに一兆二十億レアルに達し、国内総生産(GDP)の五一・六五%を占めるに至ったと発表した。政府は九四年以来、血のにじむ未曾有の緊縮財政に努めたが債務の削減には至らなかった。公共部門は〇五年、債務の利子 ...
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風雲急なりメルコスル=飛び入りの異端児チャーヴェス=亞ヴェ同盟に株奪われる
2006年2月1日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】メルコスルの雲行きが、おかしくなってきた。フアン・P・ロレー在伯亞大使が、伯亞通商関係は「アロスとフェイジョン(ゴハンと味噌汁だけで素っ気がない)だ」と発言するなどギクシャクしている。ブラジルは相棒の亞国が立ち直るため数々の譲歩をしたに関らず、恩知らずな言葉だ。 ...
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2006年2月1日(水) フォーミュラー・ワンのパイロット、ブルノ・ジュンケイラは、レースで儲けた資金をミナス州サントイポリト・アルコール精製所へ投資した。ヴィトリオ・メジオリ下議もアルコールにはズブの素人でありながら、ミナス州ジャイバ精製所へ八千万レアルを投資した。同下議は、バイオディーゼル工場も併設する予定という。その道の ...
続きを読む »(PSDB公認候補)セーラサンパウロ市長が有力視=有権者支持が決め手=サンパウロ州知事に倍差でリード=問われる政治理念が課題
2006年1月28日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】カルドーゾ前大統領は二十六日、有権者が望むならセーラサンパウロ市長はPSDB(民主社会党)公認候補として大統領選に臨むであろうと表明した。最近のIbope調査によると、ルーラ大統領などと大統領選に臨んだ場合、セーラサンパウロ市長が三一%と善戦しアウキミンサンパ ...
続きを読む »単独候補を自由化=下院で連立候補制を廃止
2006年1月28日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】下院は二十六日の臨時国会で選挙法の改正を絶対多数で可決した。これまでは州知事選の立候補者は党公認の場合、党が推す大統領候補との連立が義務づけられていたが、これにより候補者は党に無関係に大統領推薦を表明できるようになった。 今回の議決はPT党が阻止しようとした ...
続きを読む »最賃が4月から350R$に=労組側の主張通る=元同志の労働相が大盤振舞
2006年1月27日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】最低賃金調整で協議を重ねてきた政府と労組代表者は二十四日、四月から三五〇レアルで実施することで合意に達し、政府が決定を公式に発表した。国会での議決による承認を受けて実施の運びとなる。 政府と労組側双方はお互いの思惑がからみ、これまで二ヶ月間にわたる長丁場で協 ...
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2006年1月25日(水) 道路管理のエコヴィア社が、サンパウロ州南部海岸のモンガグアからサンパウロ市への帰還所要時間テストを行ったところ、マノエル・ダ・ノブレガ街道経由が一番早いと分った。テストは二十二日早朝、三台の乗用車がモンガグアから同時出発。マノエル・ダ・ノブレガ経由が四時間三十分。二番目はモンガグアからプライア・グラ ...
続きを読む »21世紀の先進国「ブラジル」=眠り龍が目覚める=ブラジルの底力は開拓者魂
2006年1月25日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】スイス・ローザンヌで世界経済研究所を主宰するジェアン・P・リーマン教授が、海外進出に意欲を燃やすブラジルのために「リーダーになる条件」を寄稿し、内部のほころびから整理を始めるよう提言した。二十一世紀の新しいリーダー、ブラジルに世界の発展途上国の窮状を代弁する代表と ...
続きを読む »南大西洋条約機構設立を提唱=南米同盟に花が咲く=伯亜ヴェ三首脳の梁山泊=チャーベス節おしまくる
2006年1月21日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙】伯亜ヴェ三か国の大統領は二十日、ブラジリアのグランジャ・トルト大統領別邸に集まり南大西洋条約機構の設立を協議した。「NATO南米版」機構は、南部地域の経済と社会福祉の強化を目的とする金融活動を主体とする。また三か国は、南米地域のために軍事産業の勃興と専守防衛戦略で同盟 ...
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2006年1月21日(土) アントニオ・C・マガリャンエス上議(PFL=自由前線党)が上院本会議で十九日、PT(労働者党)はセウソ・ダニエル前サントアンドレ市長殺害だけで充分だと発言。これ以上人殺しはしないで欲しいと演説した。これはメルカダンテ上議(PT)が、アウキミンサンパウロ州知事を批判したことに対する報復発言であった。そ ...
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