ホーム | ルーラ 関連記事 (ページ 81)

ルーラ 関連記事

サンベルナルドの名物レストラン、67年の歴史に幕

 1949年、サンパウロ市郊外ABC地区サンベルナルド・ド・カンポ市を通って、狩りに出ていた猟師達はよく、狩りへの道すがら、サンタ・デマルシさんに「狩りの帰りに食事がしたいんだけど、鶏を絞めて昼飯を用意しておいてくれないかな」と声をかけた。 家の庭で育てられた鶏はハーブで味付けられ、トマトソースとポレンタ(コーンミール)を添えて ...

続きを読む »

東西南北

 議会や最高裁が休みの間もラヴァ・ジャットの疑惑は浮上してきているが、官房長官やサンパウロ市市長、ペトロブラス総裁という、捜査対象になかった人物への疑惑を一気に広めた意味で、レオ・ピニェイロ氏のメッセージは目が離せないものとなった。同氏はかねてからルーラ前大統領のことを「ブラーマ」という愛称で呼ぶほどの友人で、さらにクーニャ下院 ...

続きを読む »

新年占う編集部座談会2=ざっくばらんに行こう!《ブラジル社会編》=〃泥〃まみれの一年振りかえる

レヴィ財相(当時、15年11月18日、Foto: Antonio Cruz/Agência Brasil)

レヴィ辞任の意味するもの=3月からデモどうなる?=リオ五輪は本当に大丈夫か=「中国の成長率が下がるとサマルコのダムが決壊する」深沢正雪(編集長)=いやあ、2015年は凄い年だったね。ちょっと近年まれに見る大変動、ハラハラドキドキの年だった。 京都の清水寺が毎年12月、その一年を一言で表す《今年の漢字》を発表するけど、さしずめブラ ...

続きを読む »

東西南北

 ラヴァ・ジャットを中心として、昨年は政治汚職に関する話題が連日のように伯字紙の紙面をにぎわせていたものだが、今年も早速、「クーニャ下院議長が提出した港湾法の修正案が、テメル副大統領の選挙キャンペーンの献金先に有利になるようになっていた」であるとか、「オデブレヒト社社長と幹部がやり取りしたメールの内容が明らかになり、ルーラ前大統 ...

続きを読む »

16年注目はデウシジオ証言=政党超えあらゆる不正と関係か=ルーラやジウマも戦々恐々=眠れない夜送る政治家多数?

逮捕されたデウシジオ上院議員(Edilson Rodrigues/Agência Senado)

 2015年は、前年以上に「ラヴァ・ジャット作戦」の衝撃に襲われた1年だった。エドゥアルド・クーニャ下院議長(民主運動党・PMDB)の疑惑の証拠発覚や、事件の主舞台となったブラジル経済の要ともいえる国営企業『ペトロブラス』(以下、PB)の元幹部、国内の代表的建築会社の上層部の逮捕が、連日、伯字紙の見出しを飾った。新年は、捜査や逮 ...

続きを読む »

政界洗浄は新年本格化へ=2度目の年を越したLJ=影響は大統領罷免問題まで

PBの議会調査委員会に出向いたコスタ被告(中央)(Luis Macedo /Camara dos Deputados)

 闇の両替商達が洗車場付のガソリンスタンド網を使って不正な金の受け渡しを行っているとの疑惑と、資金洗浄をかけて命名された連警の「ラヴァ・ジャット作戦」(LJ)。2008年に最初の告発があったとされる同作戦は、連警がアルベルト・ユセフ被告らを逮捕した2014年3月17日の第1弾以降、22弾まで進み、2度目の年を越し、いよいよ新年に ...

続きを読む »

ジウマ=年始の公約達成は3分の1=守った約束は増税ばかり=教育や保健部門でも今ひとつ=下院での忠誠度も過去最低

26日のジウマ氏(Roberto Stuckert Filho/PR)

 第2期ジウマ政権初年である2015年は、年始に約束した公約のうち約3分の1を果たしたのみで、下院での連立与党の忠誠度も、ルーラ氏以降の労働者党(PT)政権では過去最悪で終わったと、27日付伯字紙が報じている。 フォーリャ紙は、2月2日にジウマ大統領が議会で行った演説で挙げた34の公約のうち、達成できたのは3分の1に満たない11 ...

続きを読む »

『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(70)

命がけの段階へ そして強盗。 1980年代以降の大破局の煽りで、都市だけでなく、農業地帯でも、治安が悪化し、強盗が横行した。彼らも弁護士と同じ理由で、日系人を狙った。アサイでも大分やられた。 2014年、セレアイス栽培をしている大内照朗さんに訊いてみた処、被害は未だ続いていた。 「ルーラの時代が特に酷かった、2000年頃からだっ ...

続きを読む »

「O japonês da Federal」(連邦警察のあのジャポネース)

巨悪を眠らせない〃正義の味方〃のイメージが持たれている一方、どこかボンジーニョ(〃イイ奴〃)な石井ニュートン

 「O japonês da Federal」(連邦警察のあのジャポネース)との言葉を聞いたことがあるだろう。本名は「石井ヒデノリ・ニュートン」、クリチーバ連邦警察におけるラヴァ・ジャット作戦の逮捕・連行部門の責任者だ。彼が逮捕した大物にはルーラの右腕ジョゼ・ジルセウ、〃ルーラの親友〃ブンライ、マルセロ・オデブレヒト(最大手建築 ...

続きを読む »

ダッタフォーリャ=大統領罷免にはまだ遠く=下院でまだ42%の賛成=議会内でも反クーニャ強まる=国民もPMDBに不信感

下院でも不信感が広がっているクーニャ議長(Lula Marques/Agência PT)

 ダッタフォーリャが下院議員を対象に行った調査によると、ジウマ大統領(労働者党・PT)の罷免審議の開始を希望している議員は42%で、反対している議員の31%を上回ったが、この数ではまだ罷免基準には満たない。一方、エドゥアルド・クーニャ議長(民主運動党・PMDB)の議席剥奪については、6割が望んでいると答えた。21日付フォーリャ紙 ...

続きを読む »