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原油 関連記事

石油公団が空前の利益=中南米圏内で最高を記録

2007年2月15日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】ペトロブラス(石油公団)は二〇〇六年度決算で二五九億一九〇〇万レアルという空前の利益を計上し、企業単位ではラテン・アメリカ圏内最高を記録した。前年対比九%の伸びで、これにより七九億レアルを株主配当に回すと発表した。このうち国庫の持株は三二・二%で、配当金は二五億四 ...

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バイオEG戦略協定を提案=米政府=主役はエタノール=反米諸国けん制で伯に協力=関税障壁問題は保留

2007年2月8日付け  【フォーリャ・デ・サンパウロ紙七日】米政府のバーンズ国務次官は六日、伯米間のバイオ・エネルギー戦略協定の締結を提案した。協定の目的は化石燃料への依存度を減らし、エタノールを中心とするグローバル・マーケットの開設である。ベネズエラやイランなど産油国が反米路線を踏襲することに懸念して、同構想を打ち出したとさ ...

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エタノール普及で伯米協調=米州開銀も財政支援表明

2007年1月31日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙十二月二十六日】米国フロリダ州のジェブ・ブッシュ知事が二十五日、ブラジルのエタノール生産者とともに西半球におけるエタノール普及の米州合同委員会の設立を提案してきた。ブラジル側代表で委員会のキーマンとなるのは、ロドリゲス前農相である。  伯米政府と財界代表が、スンナリと提案 ...

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基本金利引き下げに圧力=PACの審議に伴い=財務相ら、再三に渡り要求=民間投資を後押し

2007年1月25日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】中央銀行の通貨政策委員会(Copom)は基本金利(Selic)の一月調整に先立つ二十三日、経済活性化法案(PAC)の審議に伴う引き下げ圧力を掛けられた。中銀の意向次第では民間資本の前向きな積極参加も期待できるので、マンテガ財務相から公式の打診があった。ロウセフ官 ...

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米不動産王、伯に注目=人口と豊かな資産を有望視

2007年1月17日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙十二月十八日】米国不動産業界の覇者サム・ゼル氏が十七日、次の投資国ブラジルへ白羽の矢を立て来伯した。同氏は自社エクアイティ・オフィスを三六〇億ドルで売却し、翌日には極寒のシカゴから酷暑のリオデジャネイロへ到着。空港から合弁先のBracorへ直行の強行軍。  ジーンズに野球 ...

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ベネズエラで国有化宣言=各国の金融市場混乱=ボベスパ指数1・9%低下

2007年1月11日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】ベネズエラの大統領選挙で再選を果たしたチャベス大統領が就任に先立ち、一部の企業を国有化するとの宣言したのを受けて世界の金融界に不安が広がり、各国の九日の金融市場は混乱に陥った。ここ数日、開発途上国が相次いで政治革新を打ち出して不安材料となっていたが、ベネズエラの動き ...

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世界の次世代エネルギーの主役――――注目集まるバイオエタノール=高山直巳(ジャパンデスク社代表)

2007年1月1日付け 世界最大の競争力誇るブラジル  ブラジルは、近未来の世界の経済勢力図を塗り替えると言わるBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国の新興国群)の一角として、ここ数年脚光を浴びているが、急成長を続けているのは他の三国であり、ブラジルはかなり水をあけられた感がある。  しかし、BRICsに代わって最近注目され ...

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伯中貿易に生じた異変=出超から入超へ=輸入品が国内産業脅かす=また増えた「頭痛の種」

2006年12月29日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】中国の目をみはる高度成長にともない、ブラジルと中国の二国間貿易も拡大の一途をたどっている。しかしここにきて二国間の貿易形態に異変が生じている。これまでブラジルの輸出が輸入を上回る出超となり、貿易収支バランスが黒字で推移してきたものの、二〇〇七年には立場が逆転し ...

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東西南北

2006年12月15日付け  大統領選に出馬し、一次投票で敗れ去ったエレーナ上議(自由社会党=PSOL)が十三日、今年末の任期満了に伴い、四十人の議員を前に議場で別れのあいさつをした。八年間の任期を振り返り、感無量の同上議は涙で顔をくしゃくしゃにした。数多くの上議が議会を去ったが、これほど感動的な別れはなかったとペレス上議(民主 ...

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国際市場は閉鎖に向かう=フリードマン氏語る=グローバル化で潤った途上国=中国の矛盾はやがて露呈

2006年11月29日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】ブラジル政府がWTO(世界貿易機関)で先進国の市場開放を要求する中、国際市場は閉鎖化の逆方向へ進んでいると、ノーベル経済学受賞者のフリードマン博士が述懐した。途上国がグローバリゼーションへの反発を訴えながらも潤ったのは、皮肉にもグローバリゼーションのお陰であった ...

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