最近、相次ぐ日本の児童殺害、誘拐事件。驚いたのは日系ペルー人が容疑者になった広島女児殺害事件だ。金目当てではなく、ついにこのような悪質かつ不可解な事件が起こった。今回は日系ペルー人だが日本か見れば日系ブラジル人も同じだろう。デカセギに対する印象をさらに悪くしたのは決定的だ。 JETプログラムの交流員として在日ブラジル人の支援 ...
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コラム 樹海
群馬県の上毛新聞がデカセギについて現況を取材、連載したので、本紙も許可を得て転載した。興味深い話題がいくつかあったが、その一つは子供たちの「教育」。読後感は「やはり自分のことは自分で」だった▼今や、過去ブラジルに移民してきた日本人の数より多い日系を主にしたブラジル人たち、家族が日本に行って就労している。子供たちはブラジルには帰 ...
続きを読む »デカセギ問題 国家対策へ 議会調査委が公聴会=関係者ら喜びの声=「ようやく議員が」注目される法令整備
2005年12月08日(木) 「ようやく議員がこういう問題に手をつけるようになってくれた」。違法出移民に関する議会調査員会(CPI)の公聴会に参加して、在日ブラジル人支援をする教育文化連帯協会(ISEC)の吉岡黎明理事長はこう喜んだ。同調査委員長のマルセーロ・クリベロ上議も「日伯両政府が最大限の統合的対策をとることが望ましい」 ...
続きを読む »JETプログラム=国際交流員募る
2005年12月07日(水) 在サンパウロ日本国総領事館は、JETプログラム国際交流員を募集している。 これは「語学指導などを行う外国語青年招致事業」で、地方公共団体など地域レベルでの国際交流の進展を計り、諸外国との相互理解の増進を目的としている。ブラジルからの国際交流員は出稼ぎ子弟が在校する学校を訪問し、語学支援などを行う ...
続きを読む »経済中心に幅広い議論=21世紀協議会=リオで初会合=交流年についても=記念事業「箱物は難しい」
2005年12月07日(水) 将来の日伯関係について両国の有識者が意見を交換する日伯二十一世紀協議会の第一回会合が十一月二十四、二十五の両日、リオ州工業連盟本部で開かれた。はじめての今会合では、〇八年の日伯交流年に伴う両国の交流事業、日伯経済の再活性化、日本におけるデカセギ問題など、幅広いテーマが取り上げられた。翌二十六日には ...
続きを読む »帰国後の起業、子弟教育、犯罪…デカセギの現況知る=地域協力者集めセミナー=CIATE主催
2005年11月26日(土) 国外就労者援護情報センター(CIATE、二宮正人理事長)のセミナー「第二回地域コラボラドーレスの集い」が十九日、ニッケイパラセホテルで開かれた。CIATEの地域協力者の知識向上と、デカセギに関する情報の普及を目的とした同セミナー。五人の専門家が日本語や子弟教育、帰国後の起業などについて講演したほか ...
続きを読む »100周年事業「総花的」=「箱物」伯側と検討=21世紀協議会=日本側座長=取捨選択の必要強調河村衆議が会見
2005年11月25日(金) 日伯二十一世紀協議会の日本側座長を務める河村建夫衆議院議員が二十三日、リオでの第一回会合に先立ち来聖した。河村議員は開拓先没者慰霊碑、日本移民資料館などを訪れた後、同日午後に文協で会見。協議会の今後の展望、日本移民百周年についての日本側の考えなどを説明した。 きのう二十四日に始まった二十一世紀協 ...
続きを読む »デカセギの現況=各専門家が講演=19日、CIATE主催
2005年11月17日(木) 【既報】国外就労者情報援護センター(CIATE、二宮正人理事長)による「第二回地域コラボラドーレスの集い」が十九日、ニッケイパラセホテルで開かれる。同センターが主催、文協、伯日比較法学会(IDEC)、文化教育連帯協会(ISEC)が後援。就労や教育、母国送金、帰国後の起業など、それぞれの専門家が講演 ...
続きを読む »大耳小耳
2005年11月11日(金) 一般に二十八万人とも言われる在日ブラジル人。愛知や静岡に集中しているのは有名だが、一番人口の少ない都道府県はどこでしょう? 答えは高知県の二十五人。佐賀県(三十一人)、宮崎県(三十二人)と続く。あくまでも登録数だが、九州が少ないようで福岡以外の五県が百人以下となっている。〇四年十二月の統計で法務省 ...
続きを読む »CIATEがセミナー=地域の支援者集めて
2005年11月10日(木) 国外就労者情報援護センター(シアテ=CIATE、二宮正人理事長)は十九日、サンパウロ市リベルダーデ区ガルボン・ブエノ街425番のニッケイ・パラセホテルで地域コラボラドーレスを集めたセミナーを実施する。日本語教師、社会福祉学博士、在サンパウロ領事、経済博士などが講演。様々な角度からデカセギ問題を掘り ...
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