2007年5月25日付け 全伯講道館柔道有段者会(岡野脩平会長)は国際交流基金の協力を得て、日本移民百周年記念事業の一環として、明治時代の柔道家の人生を描いた小説「姿三四郎」(富田常雄著)のポルトガル語訳の出版準備を進めている。 同会の理念でもある、試合での勝利のために技を競い合うのではなく、「柔道の修行を通じ己を完成し、世 ...
続きを読む »移民百周年 関連記事
老ク連、「開拓の記憶」=〃ふるさとの旅〃へ=連載(2)=上塚翁の〃人情〃直にきく=もらい泣きする人も
2007年5月22日付け 平野植民地をあとにした一行は、ノロエステ線を進んでリンスに入る。カフェランジアから先導を引き受けていたリンス慈善文化体育協会会長の安永和教さん(61、三世)は、一行を文協会館に招いた。 赤い欄干が目を引く日本式の花壇、大きな体育館に二十五メートルプール。会館二階には、資料館が整備されていた。 服、 ...
続きを読む »行事パンフレットを=沖縄県人会=100周年に備え
2007年5月22日付け 沖縄県人会は、十七日、第三回定例理事会を同会館で開催した。移民百周年祭に向けての開催行事の報告が行われた。 報告によれば、移民百周年行事のパンフレットを作成し、母県や世界のウチナーンチュたちに配布し、百周年行事のアピールをする。 ブラジル沖縄県人会移民百周年記念式典は、二〇〇八年八月二十二日から二 ...
続きを読む »東洋区命名や記念誌発刊も=ア・マッシャード=独自の記念事業を準備=百年祭に向け盛り上がる=87回目迎える招魂祭
2007年5月22日付け 日本人墓地が唯一連邦史跡指定されていることで有名なサンパウロ州アルバレス・マッシャード市では、市役所と日系団体が百周年に向けて独自の事業に取り組んでいることが分かった。町の発展に貢献のあった日本移民の名前を通りに付けた新しい住宅区「ジャルジン・オリエンタル」を来年六月までにイナウグラソンをする予定で、 ...
続きを読む »大耳小耳
2007年5月19日付け 今どこに――? 一九七五年、平野植民地六十年祭のころに作られた平野運平の胸像。サンパウロ市に寄贈され、タマンズアテ川横に置かれたが、橋の設置工事にともない取り除かれて以降、行方不明に。平野植民地の池田好幸さんは「どこかの倉庫に捨てられたままか。このままでは、胸像が不憫だ・・・」と捜索を訴えている。 ...
続きを読む »動き始めたOSCIP=百周年協会=商議所で協力呼びかけ=メディア向け会見来週に
2007年5月18日付け ブラジル日本移民百周年記念協会が登録申請していた免税口座団体(OSCIP)「日伯社会文化統合機関(Instituto Brasil-Japao de Integracao Cultural e Social)」が四月、連邦法務省の認可を受けた。寄付・募金の受け皿団体ができたことで、同協会では今後、ブラ ...
続きを読む »来年は百周年記念大会を=フォス・ド・イグアスー=3カ国で日伯オープンゴルフ
2007年5月17日付け 【フォス・ド・イグアスー発】「第一回日伯オープンゴルフ大会」が十三日、フォス・ド・イグアスー市のリゾート型ホテル「BURBON―IGUASSU GOLF」でブラジル、アルゼンチン、パラグアイから三十六人の参加者を集め、行われた。 フォス・ド・イグアスー市と同ホテルが共催、フォス・ド・イグアスー日伯文 ...
続きを読む »大耳小耳
2007年5月17日付け サンパウロにはバックパッカー宿と言われる「ペンソン荒木」がある。昔でいうと無銭旅行者、現在でいうバックパッカーという言葉が一般的になったのは、いつ頃の話だろうか。九〇年代、沢木耕太郎の「深夜特急」を携えてアジア各地を旅する若者が多くいた。元祖ともいえるのは、小田実の「何でも見てやろう」だろうが、二十世 ...
続きを読む »ブラジリア=島内駐伯大使が昼食会=伯日議連に百年祭アピール
2007年5月16日付け 島内憲駐ブラジル大使主催の昼食会が八日、ブラジリアの同公邸で行われ、アルリンド・シガグリア下院議長を初め、伯日議員連盟(高山ヒデカズ会長)の議員約四十人を含めた八十人ほどが参加した。 島内大使は日伯交流年や日本移民百周年のアピールを行い、来年の本番に向け、国政レベルでの共通認識を広げるべく尽力した。 ...
続きを読む »地蔵通して〝日本〟に触れる=信行真哉さん「無心のほほ笑み展」が閉幕
2007年5月16日付け ブラジル日本移民百周年のプレイベントとして行われていた墨絵・彫刻展示会「無心のほほ笑み~信行真哉の世界~」が閉幕した。 同展は今月五日から国際交流基金サンパウロ日本文化センターで実施。今回の展示会のために持ち込まれた作品数は、絵が五十七点、像が十二点、その他の作品が百点以上に上る。展示室のレイアウト ...
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