2006年4月21日(金) 単一シャッパ提出、上原現体制で百周年へ――。ブラジル日本移民百周年記念祭典協会(上原幸啓会長)は今月二十九日に定期総会を開催する。これにあたり十九日、唯一の新執行部候補シャッパが提出された。文協会長を理事長とする「百周年への連合シャッパ」(Uniao Pro Centenario)。今回の選挙によっ ...
続きを読む »移民百周年 関連記事
援協、本部施設建設へ=土地確保、大きな決断=内部であった異論=一枚岩で夢実現なるか=日系色維持させたい
2006年4月20日(木) 「日系人が利用しやすいように、援協総合診療所をもっと別なところに移すのが我々の夢なんだ」。二〇〇四年十一月末。和井武一援協名誉会長が、診療所内の静養室でそう明かした。 自宅に介護が必要な妻を抱え、本人も足のけがが悪化、満足に援協にも通えなかった。九十年歳を超えた〃長老〃が重い口を開いて言った、最後 ...
続きを読む »伯外務省=100周年に向け動き出す=政府内に2委員会設立=サンパウロ市で日系団体と初会合
2006年4月20日(木) 「伯外務省が中心となり、百周年プロジェクトを遂行していく」。具志堅ルイス大統領府戦略問題担当官は十九日午前、サンパウロ市の大統領事務局で日系社会代表者と初の会合を開き、政府内に企業、日系社会による二つの委員会を立ち上げ、条例化することを明らかにした。外務省アジア太平洋局のマウロ・オランダ局長代理、ジ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
中曽根康弘、坂本龍一、ラモス瑠偉に共通するものは? この三人、もちろんブラジルには縁が深い。いずれも、リオ・ブランコ勲章の受章者だ。ほかにも、日本人の名が出てくる。 外交に多大な功績があった者に対して、政府が授与しているものだ。周辺諸国との領地問題解決に実力を発揮した、外交官の名にちなんだ。 リオ・ブランコ男爵が生まれたの ...
続きを読む »大耳小耳
2006年4月18日(火) サンパウロ人文科学研究所がブラジル日本移民百周年記念として発行している『人文研究叢書』の第四弾「日系コロニア文芸」(上巻)が来月中旬には出版される見通しだという。清谷益次(短歌)、栢野桂山(俳句)両氏が手掛けたもの。短歌に関していえば、「移民の精神史への試み―短歌作品に汲むもの」と銘打ち、勝組、負組 ...
続きを読む »百周年協会=説明会にレジストロ市長も出席=3月発足のリベイラ連合で
2006年4月18日(火) 百周年協会祭典委員会(田中洋典委員長)によるブラジル日本移民百周年記念式典の説明会が八日、レジストロ日伯文化体育協会で開かれた。近郊文協の代表など三十人以上が出席。サンパウロから訪れた四人の協会関係者が式典への協力を呼びかけた。 祭典協会による説明会は七カ所目。この日は、レジストロ、ジュキア、セッ ...
続きを読む »移民100年の味は苦い!?
2006年4月18日(火) 『1908年、遥か遠いブラジルに夢を抱いて海を渡った日本人たち。大地を切り開きながら、父から子へ、子から孫へと引き継がれた100年の思い――』 アサヒビールグループが今月から販売をはじめた缶コーヒー『100年ブラック』。同社ホームページの紹介文だ。 セラード地域のナカオ農園、ミヤキ農園で栽培され ...
続きを読む »京都会総会=盛り上がる郷土との絆=七月に府議会議長団来伯
2006年4月14日(金) ブラジル京都会(杉山エレナ会長)の第二回定期総会が九日午前、サンパウロ市ヴィラ・マリアーナ区の日本語センターで行われた。初めての本格的な郷土の使節団、京都府議会議長友好団の来伯が七月に予定されていると公表され、百周年に向けて郷土との絆を強めることが再確認された。 先没者に黙祷を捧げた後、〇五年の事 ...
続きを読む »基金に田村主幹が着任=「自分の足で回りたい」
2006年4月13日(木) 国際交流基金サンパウロ日本文化センターにこのほど、先月帰国した阿部尚久主幹の後任として、田村大吾文化事業主幹が着任した。 田村さんは東京都出身で現在三十歳。大学時代にポルトガル語を学び、ポルトガルに一年間留学した経験もあるという。赴任前は基金本部で映像出版関係の事業などに携わってきた。 現在ブラ ...
続きを読む »柳沼啓太郎氏
2006年4月13日(木) 柳沼啓太郎(やぎぬま・けいたろう)=元ピラチニンガ文化体育協会会長、元ブラジル日本移民百周年記念祭典協会総務委員長。十一日午後十時ごろ、サンパウロ市パライゾ区のポルトガル病院で死去。享年七十五歳。 福島県出身。一九五〇年代に二世団体の代表格だったピラチニンガ文化体育協会の会長を務めた。 昨年六月 ...
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