ニッケイ新聞 2009年8月5日付け 実は、ニッケイ新聞の七面に第九回私の物語 日本自分史大賞を受賞したという片道切符「奥アマゾン」の第一回目が登場した去る七月二十五日の本紙を手にした時、ある種の驚きを覚えた。 先ず、これまで当地の邦字新聞でかってなかった前代未聞だとさえ考えられるが、作品の掲載場所が新聞の毎日の顔とも言うべ ...
続きを読む »移民百周年 関連記事
日舞花柳流金龍会が公演=アマゾン80周年記念祭で
ニッケイ新聞 2009年8月5日付け 【パラー州ベレン発】日本舞踊花柳流金龍会がアマゾン日本人移民八十周年記念祭典で公演することが正式に決まった。 花柳流金龍会の北伯唯一の名取である花柳龍駒(一九八五年襲名)と、アマゾン日本人移民八十周年祭典委員会(イベント担当委員会)の要請を受けたもの。 花柳流金龍会、会主花柳金龍師匠一 ...
続きを読む »丸橋首席領事の送別会=5年の勤務、2百人が労う
ニッケイ新聞 2009年8月4日付け ポルトガル大使館へ転任する丸橋次郎在サンパウロ総領事館首席領事の送別会が七月二十九日、モルンビー区の総領事公邸で開かれた。日系団体、企業、日系政治家など二百人以上が訪れ、五年間のサンパウロ勤務に労いと感謝の言葉を送った。 丸橋首席領事は二〇〇四年九月に着任。日伯両国首脳の相互訪問とその後 ...
続きを読む »日伯論談=第13回=ブラジル発=日野寛幸=かえるプロジェクトの活動
2009年8月1日付け サンパウロ州教育局(SEESP)のプロジェクト「デカセギ子弟のサンパウロ州の公立校への復帰」が六月に一年を迎えた。これは、移民百周年記念事業として始めた二つのうちの一つだ(もう一つはVIVA JAPAO)。 州立校に通う生徒を対象にしたプロジェクトの目的は、日本から来る、または戻ってくるデカセギ子弟や ...
続きを読む »独占インタビュー=ブラジル空軍総司令官=斉藤準一大将に聞く=「日系人の誇りを」
ニッケイ新聞 2009年7月31日付け 日系初の空軍総司令官の斉藤準一大将(67、二世)は昨年の移民百周年で、日本政府の招待により四月に訪日し、東京の百周年式典、神戸式典にも出席した他、広島、静岡なども訪れた。 総司令官は「二度目の訪日だったが、両親が生まれ育った場所をじっくりと感じるような、センチメンタルな旅だった」と振り ...
続きを読む »ノロエステ連合50周年=記念史作りに孤軍奮闘=ビリグイの安永信一さん
ニッケイ新聞 2009年7月30日付け 「楽しみが苦しみになってますよ」ー。そう言いながらも、毎日パソコンに笑顔で向かうのは、安永信一さん(61、三世)。 今年九月六日にアラサツーバで行なわれるノロエステ連合日伯文化協会の創立五十周年式典に向け、刊行を進める記念史の編纂に追われる毎日を過ごしている。 日伯両語で三百五十ペー ...
続きを読む »福島県人会=70周年の答礼に=県庁訪問へ参加を=10月
ニッケイ新聞 2009年7月25日付け ブラジル福島県人会(小島友四郎会長)は、二〇〇七年十月の創立七十周年記念式典の際に、知事や県議会議長から慶祝訪問を受けた答礼として、十月に県庁訪問を計画。現在、参加者を募集している。小島会長、大竹輝和副会長が二十二日に来社して説明を行った。 対象は、県人や県人子弟。毎年短期研修生十人、 ...
続きを読む »■記者の眼■静岡に親伯知事誕生=日系社会への深い理解
ニッケイ新聞 2009年7月24日付け ブラジル日系社会からすれば、五日の静岡県知事選挙では、実に興味深い人物が選ばれた。 川勝平太氏(60)は、静岡文化芸術大学の学長を辞して出馬し、前自民党参議院議員の坂本由紀子候補(60)を一騎打ちで初挑戦にして当選した。多くの県民は、民主・社民・国民新党推薦候補対自民・公明候補という目 ...
続きを読む »ABRAC=全伯選抜歌謡大会=795人が熱唱=24日から
ニッケイ新聞 2009年7月24日付け ABRAC(ブラジル歌謡協会、西森明美会長)が主催する「第二十四回ブラジル選抜歌謡大会」が二十四日から二十六日まで、ブラジル日本文化福祉協会大講堂(サンジョアキン街381)で開催される。 移民百周年の昨年はマリンガ文協を会場に七百十八人が出場した同大会。今年は各地の予選を勝ち抜いた歌い ...
続きを読む »日伯論談=第11回=ブラジル発=島袋レダ=両国政府に対する日系社会からの提案
2009年7月18日付け デカセギ現象は、日伯間における労働需要と所得の橋渡しをするメカニズムとなっており、多くの人に良い結果をもたらしている。 しかしながら、日系社会の歴史において以前に経験したことのないレベルで、アイデンティティーや自信、自己評価の喪失といった重大な影響を感じている。懸念するのは、今後の世代に不安定な基盤 ...
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