ニッケイ新聞 2009年9月30日付け 「米国発経済危機などと騒がれているが、その認識はふさわしくない」。竹中平蔵・慶応大学教授(元総務大臣)は、ブラジル日本研究者協会(SBPN、仁山進会長)が26日から28日まで開催した、日伯間の経済と環境をテーマにした「日伯交流シンポジウム2009」で、そう基調講演を切り出した。サンパウロ ...
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自動車販売店=IPI減税で賑わう
ニッケイ新聞 2009年9月29日付け IPI(工業製品税)の全額減税の期限切れ直前の先週末、自動車販売店や売り出しのイベント会場はマイカーを買いに行ったお客で賑わったと28日付エスタード紙が報じた。プジョー社のイベントでは、在庫があってその場で持ち帰ることが出来た客は30%のみ。それ以外は、配送まで最低でも2週間かかる見込み ...
続きを読む »自然と調和した生活目指せ=環境革命で産業発展を!=ノンフィクション作家=山根一眞さん語る=「日伯の役割は重要」
ニッケイ新聞 2009年9月29日付け 「環境問題の理解は難しい。結局、どういう生き方をするべきかに尽きる」。日本国外務省の招聘による講演会「環境と産業~ブラジルと日本の協力可能性」が25日午前、サンパウロ市パウリスタ大通りのサンパウロ州工業連盟(FIESP)本部講堂で行われ、環境問題の権威、講師の山根一眞さんはそうひと言で要 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2009年9月29日付け 山根一眞さんの講演では、日本で発売されている電気自動車の話が衝撃的か。東京・丸ビルの地下駐車場には「充電スタンド」があり、入り口で「充電しますか?」と当たり前のように係員が質問するのだとか。まだ160キロほどしか航続距離がないらしいが、近距離通勤なら十分。日差しの強い北伯、北東伯だったら ...
続きを読む »車も飛ぶほどの大爆発!=1キロ半先の地面も揺れる=ABC地区の花火販売店で
ニッケイ新聞 2009年9月26日付け 【一部既報】25日付け東西南北欄で触れたサンパウロ州サントアンドレーの花火販売店の爆発事故は、車やがれきも巻き上げるほどで、付近一帯に甚大な被害が出たと25日付け伯字紙が報じた。 事故発生は24日12時半頃。アメリコ・グアゼリー街の花火や凧などを売る店で火災が起き、数回の爆発を誘発した ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2009年9月24日付け 23日にサンパウロ市民を驚かせ、混乱させた地下鉄セー駅での火災事故。南北線ジャバクアラ方面行きの第二車両から発火したもので、車両内の人々が慌てて飛び出し、駅員もパニックの沈静化と消火活動に追われたのは6時半過ぎ。電気系統も一時停止し、8時過ぎに回復と伝えられたにもかかわらず、減速と停車時 ...
続きを読む »ノーカーデーに対応できないサンパウロ市
ニッケイ新聞 2009年9月23日付け 自動車を使わずに外出しようと呼びかける世界ノーカーデーの22日、サンパウロ市はメトロとバスの収容力不足などで公共交通機関の利用を積極的に促進できないと22日付けエスタード紙が報じた。 一方、イビラプエラ公園、コンジュント・ナシオナルビルなどではNGO(非政府団体)がパンフレットを配布。 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2009年9月17日付け 十三日にあった全伯短歌大会。「ふるさとの」で始まり「ゆく」で終わらせる約束事をした独楽吟では、「ふるさとの山川テレビにうつる朝幼い日々に思い馳せゆく」(真藤浩子、五位)や「ふるさとの茸(たけ)狩りし山訪むれば家立ち並び自動車のゆく」(住谷ひさお、三位)という句もその場で作られた。普段から ...
続きを読む »恐慌から丸1年の回顧=輸出は中国一辺倒=消費とローンは好調だが=ブラジルの産業構造が変わる
ニッケイ新聞 2009年9月15日付け リーマン・ブラザース投資銀行の破綻で火蓋を切った世界恐慌が十五日に一年を迎え、ブラジル経済に一対の影響を残したと十三日付けヴァロール紙が報じた。それは、消費市場や個人ローン、実質所得などが金融危機以前の水準へ戻る一方で、工業生産やエネルギー消費、企業金融などのように失地回復の目処が立たな ...
続きを読む »Abimaq=設備投資が動き出す=復興に先立ち機器更新から
ニッケイ新聞 2009年9月15日付け 金融危機の発生以来一年後、ようやく産業界で最新式工作機械購入のため設備更新の動きが見え始めたと十四日付けエスタード紙が報じた。 七月まで意気消沈としていた産業界だが、機械設置工業会(Abimaq)が、ここ二カ月の同会サイトへの機械購入のための融資打診は三万五千件あったと発表。昨年の同種 ...
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