2006年1月31日(火) 「中国の侵入」――。そんな見方をするブラジルメディアもあった、先週末リベルダーデ区で行なわれ盛況だった中国の旧正月を祝うイベント。同区の通称は「東洋人街」である。「日本人街」ではないので「侵入」という表現はふさわしくはないのだが、ちょうちんを模した日本的な街灯「すずらん灯」に別の装飾をかぶせていたの ...
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歌通じ日本語学ぼう=全国キャラバン開始へ
2006年1月28日(土) 【既報関連】日本の若者に人気がある歌を通じて日本語を学ぼう―。国際交流基金サンパウロ日本文化センター(浦祐一代表)が主催する「カラオケ日本語学習キャラバン」ツアーが始まる。二月一日のサンパウロを皮切りにブラジリア、リオデジャネイロ、ベレンなど主要八都市を、原則自動車で移動。各地で「歌を使った日本語授業 ...
続きを読む »税制改定で構造改革始動=念願の単一税承認=公務員は徹底抗戦の構え=国税庁、特区の脱税にメス
2006年1月27日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】下院は二十五日、一般諸税や厚生福利引当金(INSS)などを含む単一総括税の導入を、賛成三百四十二票対反対百十五票で可決した。同法案は六か月前にも上程され、暫定令により十一月発効の予定とされていた。しかし、大統領府から最終案が議会に提出され、二十五日可決の運びと ...
続きを読む »コラム オーリャ!
先週、サンパウロに住んでいるのに地下鉄に乗ったことのないサンパウロ日本人学校生徒について、この欄で書いた。理由は「危険だから」だった。読者から早速「ほかにもいるよ」。 その乗らない人たちは、日系を含むブラジル人で、いわゆる乗用車を毎日、自分の足としている人たちだ。サンパウロ在住年数は、地下鉄が敷設されてからよりも長い。つまり ...
続きを読む »南大西洋条約機構設立を提唱=南米同盟に花が咲く=伯亜ヴェ三首脳の梁山泊=チャーベス節おしまくる
2006年1月21日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙】伯亜ヴェ三か国の大統領は二十日、ブラジリアのグランジャ・トルト大統領別邸に集まり南大西洋条約機構の設立を協議した。「NATO南米版」機構は、南部地域の経済と社会福祉の強化を目的とする金融活動を主体とする。また三か国は、南米地域のために軍事産業の勃興と専守防衛戦略で同盟 ...
続きを読む »クレジット・カード御難時代へ=油断がサラ金地獄に=不渡り小切手を上回る=金融緩和と高金利が裏目
2006年1月17日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】民間の信用調査会社SERASAは十五日、クレジット・カードや商品購入のローン滞納が〇五年、総額の三四・四%を占め、不渡り小切手の三三%を上回ったと発表した。これまで常に滞納リストのトップにあった不渡り小切手に、クレジット・カードが入れ替わった。ルーラ政権の金融緩 ...
続きを読む »残党の中で友情育み=ビアジャンテ倶楽部新年会=50年以上続く伝統=参加者減も再会喜ぶ
2006年1月17日(火) ビアジャンテ倶楽部(橋浦行雄世話人代表)の新年親睦会が十四日午前十一時から、サンパウロ市内の万里食堂で開かれた。五十年以上続く「伝統」の新年会。今年は十一人が会場を訪れ、仲間の元気な姿に再会を喜び合った。 昨年の同会の出席者は十六人。この一年で四人が亡くなったという。冒頭、橋浦世話人は「年々参加者 ...
続きを読む »好調な自動車業界=逆境はねのけ史上最高記録
2006年1月13日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】打ち続くレアル高ドル安によるコストアップと国際競争力の低下にもめげず、〇五年の自動車生産と輸出は史上最高を記録した。国内自動車生産協会が十一日に発表したところによると、〇五年の自動車生産は二四四万七〇〇〇台で〇四年の二二一万台に対し一〇・七%の上昇となった。 ...
続きを読む »IPVAの納付受付始まる
2006年1月12日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】IPVA(自動車税)の納付受付が、九日から始まった。今月二十日までが期限となる。支払方法は昨年同様、今月に一括払いの場合は三・五%の割引があり、二月に一括払いは割引なし。三回の均等払いは一月から三月までとなっている。二十年以前の生産車は納税が免除される。 納税を ...
続きを読む »積荷強盗防止法を制定=盗品と使用車、販売施設押収へ
2006年1月11日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】ネグロポンテ下議は一九九七年、積荷強盗の被害が四億二千万レアルに達したことで積荷盗難防止法を上程したが、八年間も棚ざらしにされようやく十二月二十二日、承認され日の目を見た。 同案が上程されてから八年の間に積荷強盗はプロ化され、同犯罪組織は無数に増えた。損害額は四 ...
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