ジェトロ(日本貿易振興機構)サンパウロセンターの澤田吉啓所長は毎日ひっきりなしに訪れる企業訪問者の対応に追われている。2001年から05年まで次長として同事務所で勤務した頃と比べてその数は4倍近く、昨年は550社以上に上った。以前は中国経済に視線が傾注されていた時代、「マクロで定点観測的」だったブラジルの視察も、「本格的な進出 ...
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自動車輸入に障壁を設置=書類審査に最大60日=標的はア国産の完成品か=報復処置ではないと言うが
ニッケイ新聞 2011年5月14日付け ブラジル政府が、増加傾向にある自動車の完成品輸入に障壁を設ける事を決め、10日から実施に移したと13日伯字紙が報じた。従来は税関審査を免除されていた車種にも最大60日の期限をきった書類審査を義務付けた背景には、保護貿易主義の色合いが濃いアルゼンチンへの牽制の意味合いがあるようだ。 フェ ...
続きを読む »家の近くは危険が一杯=心の隙が狙われる原因に
ニッケイ新聞 2011年5月5日付け サンパウロ州政府が4月15日に第1四半期のサンパウロ市での強盗殺人事件は前年同期比12%の減少と発表したが、実際には、同種の事件は前年と同数かそれ以上起きており、自宅から3キロ以内での発生率は57%超と4月30日付伯字紙が報じた。 州政府の発表には漏れがあったとの指摘はエスタード紙とフォ ...
続きを読む »地下鉄4号線=ピニェイロス駅開業へ=現場陥没事故から4年後=2日からは運行時間拡大も
ニッケイ新聞 2011年4月29日付け 26日、サンパウロ州政府が、5月16日に地下鉄4号線(黄色)のピニェイロス駅の営業を開始すると発表。世界中に知れ渡った工事現場陥没事故から4年後の開業となると、27日付エスタード紙が報じた。 問題の事故は、2007年1月12日、サンパウロ市ピニェイロス区の地下鉄工事現場で大規模な陥没が ...
続きを読む »自動車製造業=トヨタとホンダが集団休業=東日本大震災の影響で=部品供給減少分調整のため=旭硝子はサンパウロ州に大型投資
ニッケイ新聞 2011年4月28日付け 3月11日に起きた東日本大震災の影響で、ブラジルでもトヨタとホンダが生産ラインを一時止め、集団休業とする事を決めた。26、27日付伯字紙によると、日本からの部品供給に支障が生じたため、生産が急に止まって販売店に製品が流れなくなる前に調整する意味の集団休業だという。 東日本大震災で自動車 ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2011年4月28日付け 今週末のサンパウロ市は交通規制などが入るので、出かける予定のある人は要注意—。5月1日に行われる自動車のストリート・サーキットIndy300とその準備、サッカーサンパウロ州選手権準決勝(30日16時からモルンビーでサンパウロ対サントス戦、5月1日16時からパカエンブでパルメイラス対コリン ...
続きを読む »中流階級の購買力が上昇=国外旅行者の半数はCクラス
ニッケイ新聞 2011年4月14日付け 今後12カ月以内に国外旅行を計画しているブラジル人の半数はCクラス(中流階級)に属しており、16歳以上だけでほぼ300万人と、12日付フォーリャ紙が報じた。 正式雇用の増加やクレジットの利用が容易になったため、家族収入が最低賃金の3〜10倍のCクラスでは、すでに飛行機で国内旅行を行った ...
続きを読む »ブラジル=国民6人に対し車1台=使用年数は約9年に短縮
ニッケイ新聞 2011年4月13日付け 10日付エスタード紙によると、ブラジル国内の自動車登録台数は、ここ10年で61・3%増加し、3240万台に達した。一方、同期間中の人口は12・3%増の1億9070万人に増え、国民6人に自動車1台の割合となっている。 2000年は8・4人に1台だった割合が、2010年は5・9人に1台に上 ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2011年4月5日付け サンパウロ市インテルラゴスの自動車競技場で3日開催のストックカー競技で事故が起き、同日夜、サンパウロ州出身、29歳のグスターヴォ・ソンデルマン氏の脳死が宣告された。雨のため路面が滑り易く、視界も悪いという悪条件下、4周目に他車に接触されてコントロールを失った車は、壁に衝突して跳ね返されたと ...
続きを読む »ブ三井物産で社長交代=中山氏に代わり藤井氏
ニッケイ新聞 2011年3月26日付け ブラジル三井物産の中山立夫社長(58、東京)が帰国して本社の自動車本部長に就任することになり、4月から着任となる新社長の藤井晋介氏(しんすけ、52、岡山)と共に来社した。 中山社長は「百周年の4月に着任し、皇太子殿下にご進講させていただいたことが大変名誉なこととして強く記憶に残っていま ...
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