ボルソナロ政権初年の2019年は、環境問題で予想もせぬ出来事に襲われた上、大統領や現政権の認識の甘さや自己中心さが隋所で感じられた年だった。 ブルマジーニョの鉱滓ダム決壊事故 思いがけない出来事の最初は、1月25日に起きたミナス州ブルマジーニョでの鉱滓ダム決壊事故だ。事故から10カ月以上経っても行方不明者を探し続ける消防士達 ...
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【2020年新年号】新年特集号=ボードゲームが密かなブーム?=今見直されるアナログな魅力=戦争、不動産売買、鬼ごっこも=ブラジル人考案のゲームも
羽子板、凧揚げ、駒回し、福笑いに双六。日本にはお正月ならではの伝統的な遊びがある。家族が集まりトランプやかるた取り、花札に興じた思い出を持つ人も。はたまた、子供のころから麻雀が得意。お年玉を何倍にも増やしていたという〃豪傑〃もいるかも。TVゲームが人気の現代。手の中に収まるスマートフォンで、子供たちに限らず若者が「なにやら訳の ...
続きを読む »【2020年新年号】「変革と若い力」=ブラジル日本商工会議所 会頭 村田俊典(としふみ)
新年あけましておめでとうございます。 新しい年を迎えるにあたり、ブラジル日本商工会議所を代表してご挨拶を申し上げます。 2019年はボルソナーロ政権が誕生した年であり、政権も国民も新しい事にチャレンジした年であったと思います。私も商工会議所の活動を通じ、ブラジル政府の担当者と話す機会が多くありましたが、その効果が少しずつ色 ...
続きを読む »【2020年新年号】プロ和太鼓集団が魅せる!=日本への誇り演奏に込め=単独公演でブラジル人魅了
ブラジル日系社会では様々な日本文化が受け継がれており、イベントでは日本舞踊、和太鼓などをよく目にするところだ。その中には、趣味としての活動ではなく、芸能の「プロ」としてブラジル一般社会を相手に果敢に挑戦する団体もある。プロだから「弁当代」では来てくれない。だが「それ以上のもの」を見せてくれるから存続している。和太鼓で勝負をかけ ...
続きを読む »【2020年新年号】2020年に力と希望を!=日伯文化連盟理事長 吉田エドアルド
2019年は、目の前に次々に現れる様々な困難を乗り越え、耐えるためのエネルギーが必要な戦いの一年でした。 構想した計画を実行に移して勝ち抜く気持ちを持って、もっと強く、経験を重ねて2020年という年に取り組んでいく所存です。 今年が日本でオリンピックが開催される年であることを思い出すとき、希望は刷新されます。五輪は、乗り越 ...
続きを読む »【2020年新年号】謹んで新年のお慶び申し上げます=ブラジル日本文化福祉協会会長 石川レナト
ニッケイ新聞購読者の皆様、2020年の年頭に当たり、謹んで新年のお慶びを申し上げます。 昨年10月22日に東京で行われた、日本国天皇陛下の御即位を公に宣言する「即位礼正殿の儀」において、ブラジルからはボルソナロ大統領が参列し、ブラジル日系社会の代表者らも御招待を賜り、歴史的瞬間に立ち会えましたことは身に余る光栄でございました ...
続きを読む »【2020年新年号】東京五輪の男子サッカー優勝国を本紙記者が予想=期待集まる前回金メダルのブラジル=豊作の日本代表が大健闘も?!
2020年の夏季五輪は56年ぶりの東京開催となる。様々な競技への興味がつきないが、ブラジルとしてはやはりサッカーを欠かすわけにはいかない。そこで、本紙きってのサッカーファン、井戸規光生記者と沢田太陽記者が今回もサッカー対談を行い、前回リオ大会で待望の金メダルを獲得したブラジル五輪代表と、日本代表の活躍を占ってみた。 ブラジル五 ...
続きを読む »【2020年新年号】新年に考えること=ブラジル日本都道府県人会連合会会長 山田 康夫
謹んで新年のお慶び申し上げます。 旧年中はいろいろとご支援をいただき、心より感謝申し上げます。 海外最大の日系人集団地であるブラジルは、新年、笠戸丸移住から112周年を迎えましたが、今では二世から三世へと移り、やがて四世の世代へと移り替わるでしょう。県人会においても一世の会員は少なく、二世、三世へと構成が変わっています。 ...
続きを読む »【2020年新年号】明けましておめでとうございます=サンパウロ日伯援護協会会長 与儀 上原 昭雄
みなさま、新年明けましておめでとうございます。 常日頃より、援協に対し、多大なる、ご支援を賜り、篤く御礼申し上げます。 さて、旧年、2019年度の援協の運営全般に就きましては、福祉部門及び医療部門共に不祥事もなく、概ね順調に推移いたしました。 8月12日には援協創立60周年記念式典をサンパウロ市議会議事堂内に於いて開催、 ...
続きを読む »【2020年新年号】奉祝! 新天皇陛下の御即位=平成から令和へ=令和2年、新年に皇室の弥栄を祈る
新しい御代の始まり 旧年5月1日、新緑の眩い季節の中、「令和」の新たな御代が始まりを迎えた。皇太子徳仁親王殿下は、第百二十六代天皇として践祚(天子の位を継ぐこと)された。天皇御一代限りの即位に関する一連の儀式は恙なく行われ、国中が祝賀に包まれた一年となった。 光格天皇以来、約二百年振りに譲位によって践祚された新天皇陛下。昭和 ...
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