「日本人移住の日」を迎えるにあたり、全ブラジルの日本人移住者・日系人の皆様に心よりお祝いを申し上げます。 私は、駐ブラジル大使として着任以来2年近くになりますが、これまで努めてブラジル各地の日系社会を訪問し、様々な行事に参加してきました。 各地を訪問するたびに、私は、日本人移住者・日系人の皆様が忍耐・努力を重ねてブラジル社 ...
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【日本移民の日2019】「日本移民の日」に寄せて=在サンパウロ日本国総領事 野口 泰
ブラジル日本移民111周年を迎えるに当たりご挨拶申し上げます。 本年は,令和になって初めての移民の日です。先人の方々の筆舌に尽くしがたい御労苦を偲び,その方々のおかげで今日のブラジルにおける日系社会の繁栄があることを改めて認識し,深い敬意の念を表明したいと思います。 ブラジルで勤務・生活して強く感じるのは,ブラジル人の日本 ...
続きを読む »【第24回ブラジル環境法会議】第24回ブラジル環境法会議=環境守る先進的な取り組み=緑の地球を守る法律家協会=ブラジル岡田茂吉財団施設で
気候変動、環境紛争――こうした問題に対する法的回答について議論するべく、「第24回ブラジル環境法会議」は、サンパウロ市にあるブラジル岡田茂吉財団の施設にて500名を超える専門家たちを集めて開かれた。教育者や研究者、弁護士や裁判官、学生や環境法に関心のある各分野の専門家らが5月25日から29日の5日間、ディベートなど様々な催しに ...
続きを読む »【第24回ブラジル環境法会議】グァラピランガ聖地で環境活動=自然との完全な調和を体験
第24回ブラジル環境法会議の出席者20人が5月26日、サンパウロ市のグァラピランガ聖地を訪問し、今年で3年連続となる6時間の環境活動を体験した。 聖地はブラジル世界救世教により1995年、サンパウロ市グァラピランガ湖畔の総面積32万7500平米の土地に竣工された。 「緑の地球を守る法律家協会」代表の弁護士ロジェリオ・シルヴ ...
続きを読む »【日本移民の日2019】台頭するブラジルの異才、鬼才=黄金期再来を予感させる映画界=世界的活躍へ一歩踏み出す音楽界
「文化はあまり重要視されない」「支援金が減らされる」―これがボルソナロ政権時代にブラジルの文化環境に関してよく言われる言葉だ。だが、こう言っては不謹慎かもしれないが、ブラジルの場合、かつて民主主義と自由が抑圧されていた軍事政権時に映画も音楽も発展を遂げた、という歴史的事実がある。ボルソナロ極右政権で果たしてそれはどうなるか。と ...
続きを読む »【日本移民の日2019】人気の金融系YouTuber紹介=無料動画で学ぶ節約術や投資のコツ=「収入以上に使わない」のが秘訣?
今や多くのインターネットユーザーに圧倒的に支持されている動画共有サービスYouTube。2005年にアメリカ人の若者が「ホームパーティーで撮影した映像を仲間内で共有したい」との思いで作ったYouTubeは、瞬く間に世界中から支持を得て、今ではTVを脅かすほどの存在になっている。 TV局が番組を制作して放送するには大きなコスト ...
続きを読む »【日本移民の日2019】座談会=ざっくばらんに行こう!=どうなるボルソナロ政権の行方?=ネットで民意を操る大統領登場=SNS民主主義のいびつさを暴く=デジタルがどこまでリアルを動かすか?
【深沢】政権発足からまだ半年も経っていないけど、どうかな? 予想通りだったかな? 【沢田】今の状況を予想できた人はいないでしょう。そんなに高い期待をしていたわけじゃないけど、ここまでとは・・・。 【深沢】もうちょっと、仕事をして欲しかったよね。だいたい、ここまで議会との関係がこじれるとは思わなかったね。 【沢田】長年政治家をやっ ...
続きを読む »【日本移民の日2019】「サンパウロ新聞は私の青春でした」
「サンパウロ新聞は私の青春でした」=ベレン支局長、堤剛太さん サンパウロ新聞ベレン支局の堤剛太支局長(71、宮崎県)は、1974年3月に渡伯しサンパウロ新聞本社編集部に勤め始めた。パラー州ベレン市には77年から移り、同社の支局長として働いていた。 サンパウロ新聞で最も印象に残っている仕事は、75年頃の「日本人学校女性教師自殺 ...
続きを読む »【日本移民の日2019】サンパウロ新聞廃刊の経緯=元記者が書く最後の9カ月=赤字1千万レアル!? 読者1800人!?=分断する会社側と社員の気持ち=謎の投資家登場で二転三転
2019年1月1日付の新年号を以ってサンパウロ新聞が廃刊となったニュースは、コロニア中に衝撃を与えた。廃刊の社告は18年12月20日付の新聞で出され、その2日後の22日付を以って日刊紙が終了。1946年10月12日の創刊から数え、72年間の役割を終えた。サンパウロ新聞に入社して約9カ月、思い返せば廃刊の兆候は至る場面で感じてい ...
続きを読む »【日本移民の日2019】サッカー南米一=コパ・アメリカ座談会=100年を超す伝統の大会=日本の浮沈は新星久保次第
世界最古の大陸別選手権、コパ・アメリカ 【井戸】ここから少し趣向を変えて、コパ・アメリカの歴史を紹介していきます。ところでコパ・アメリカって何回目かご存知でしたか? 【沢田】いや。 【井戸】1916年に始まったコパ・アメリカは今年で46回目なんです。欧州選手権は1960年開始で、まだ15回しか行われていません。4年おきの開催をし ...
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