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特集

明治天皇の曾孫はブラジル人=皇籍離脱後に渡伯した多羅間氏

多羅間俊彦氏

 戦後、1947年に皇籍離脱した11宮家51人のなかにブラジルに移民した故・多羅間俊彦氏(旧名、東久邇俊彦王)がいる。終戦時の宰相を務めた東久邇宮稔彦王(ひがしくにのみやなるひこおう)と明治天皇の第9皇女である聡子内親王(としこないしんのう)の間に生まれ、皇籍離脱した4年後の51年に外交官だった故・多羅間鉄輔氏の養子として移住し ...

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「平成」から「令和」へ=平和な時代惜しみ、新しい御世に期待=ご在位30年の想い、ひしひしと

2009(平成21)年7月10日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州訪問時(Shawnc, From Wikimedia Commons)

天皇陛下のお言葉  在位三十年に当たり、政府並びに国の内外から寄せられた祝意に対し、深く感謝いたします。  即位から30年、こと多く過ぎた日々を振り返り、今日こうして国の内外の祝意に包まれ、このような日を迎えることを誠に感慨深く思います。 平成の30年間、日本は国民の平和を希求する強い意志に支えられ、近現代において初めて戦争を経 ...

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奉祝、徳仁親王殿下ご即位!=令和の新天皇とはいかなるお方?=「国民の幸せを一番誰よりも先に」

2018年3月、ブラジリアで開催された「第8回世界水フォーラム」のために来伯された皇太子殿下

 5月1日、皇太子徳仁親王殿下は第126代天皇にご即位され、これを以って新元号「令和」に改元となる。同日、宮中三殿での儀式に臨まれて皇祖皇宗にご即位をご報告され、10月22日の即位礼正殿の儀にて、国内外に大々的に皇位継承を宣明される。  皇太子殿下は、浩宮時代の82年に初の外国公式訪問先としてご来伯以来、08年にはブラジル日本移 ...

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「天皇、そして日本人」を紹介したヨーロッパ人=サンパウロ市ヴィラ・カロン在住 毛利律子

朝見の儀を終えた皇太子夫妻、昭和天皇・香淳皇后(サンデー毎日 追悼臨時増刊「皇太后さま」より、宮内庁、Public domain)

 もうすぐ平成が終わろうとしている――。誰もが、自分の人生と重ねつつ、去り行く平成時代に万感の思いを馳せていることであろう。  戦後生まれで、NHKスペシャル「映像の世紀」にあるような時代に生きるものは、多くのことを映像から学んだ。過去の二つの世界大戦のことも、悠久の世界史も日本史も、断片的であるにせよ、映像を見て、解説を聞いて ...

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「アマゾンは世界のものではない」=環境保護より農地開発を重視?=軋轢起こすボルソナロの方針

ポーランドで開催されたCOP24の一幕。この会議で、次回開催国は伯国と公表されるはずだったが(Unclimatechange)

 ジャイール・ボルソナロ次期大統領がテメル政府に働きかけ、COP25(第25回気候変動枠組条約締約国会議)の招致を取り消させた11月27日。この時点では、ポーランドのカトヴィツェで12月2日~14日に開催されたCOP24で、COP25はブラジルで開催と発表されるばかりだった。それだけに、急きょ別の開催国を探さざるを得なくなった国 ...

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ブラジル社会面座談会=ざっくばらんに行こう!=独断と偏見でボルソナロ新政権占う=期待できるか、2019年!

座談会は12月3日に社内で実施。参加者は「B―side」(ブラジルの経済ニュース速報とデータベース)代表の美代賢志さん(本紙元記者)、深沢正雪編集長、鈴木倫代ブラジル社会面デスク、沢田太陽、井戸規光生両翻訳記者の5人

【深沢】さてさて、今年も年末座談会の季節がやってきました。  去年末の大統領選挙予想の座談会は、みんな見事に大外しで、ある意味〃的中〃させたのは井戸君だけ(涙)。といっても「最悪の場合それもあり得るのは」というもので、結果的にそれが的中でした。 【井戸】いえ、僕の予想も、「誰も言わないならあの人の名前も言っとかないと」という感じ ...

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新年あけましておめでとうございます

与儀会長

 皆様、新年明けましておめでとうございます。  常日頃より、サンパウロ日伯援護協会(援協)に対し、多大なる、ご支援を賜り、篤く御礼申し上げます。  昨年7月には眞子内親王殿下のご臨席の下、日本ブラジル移民110周年記念式典が成功裡に開催されましたが、これを契機に日本との関係も従来の「協力関係」から、共に受益者となる「提携関係」へ ...

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ブラジル・ルネッサンス元年=新たな10年の幕開けに向けて

土屋会頭

 新年あけましておめでとう御座います。この場をお借りし、旧年中の当商工会議所の活動に対する皆様のご支援とご協力に対し、改めて厚く御礼申し上げます。  昨年は移民110周年という記念すべき年であり、各地で様々な催しが開催されました。私自身公私に亘り様々な形で参加させて頂きましたが、改めて日本とブラジルの絆の深さとその歴史を再認識す ...

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コパ・アメリカに日本出場=「日系移民の日」直前にブラジル戦の可能性も=ブラジル代表チッチ監督、留任かけ本気で挑む

チッチ監督(Lucas Figueiredo/CBF)

100年以上の歴史を持つコパ・アメリカ  6月14日から7月7日にかけて、ブラジル各地を舞台にサッカー南米選手権(コパ・アメリカ)が開催される。昨年5月、南米サッカー連盟(Conmebol、以下「南米連盟」)は「2019年のコパ・アメリカには、日本とカタールが招待される」と発表し、「1999年パラグアイ大会以来、20年ぶりに日本 ...

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ブラジルを「故郷」にするなら桜を植えよう=郷愁とブラジル日本移民

サンパウロ州サンロッケ市の国士館スポーツセンターの桜

 「静岡の茶畑そっくりだ」―サンパウロ市から南西に190キロほど下った海岸部レジストロの茶畑に取材に行き、故郷の光景を思い出した。  といっても、緑茶ではなく紅茶だ。聞けば、原料となる茶葉は緑茶も紅茶も一緒だが、加工工程が違うのだという。お茶畑まではそっくりなワケだ。  ブラジルは「コーヒー王国」と言われて久しい。だが、かつてそ ...

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