大統領選挙の年は毎回のように「ドシエー」と呼ばれる秘密文書が出回っていたブラジル。14年選挙ではドシエーこそ出てこなかったが、連邦警察のラヴァ・ジャット作戦(LJ)では、ペトロブラス(PB)を中心に、これまでブラジルで摘発されたどの事件よりもはるかに大規模で、最高裁判事が「世界でも類を見ない大型汚職」と言うほどの秘密が暴かれた ...
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屈辱の7対1を乗り越えて=なるかサッカー王国復権=監督ドゥンガにかかる重責
64年ぶりの自国開催のサッカーワールドカップで、通算6度目の優勝を至上命題として挑んだブラジル代表(セレソン)だったが、無残にも準決勝でドイツに記録的大差の7対1で敗れ、その夢はついえた。新年に続々と控える公式戦に向けて、新生カナリヤ軍団の行方、かじ取りを予想してみた。 時に傲慢ともとれる程の強烈な自負心を持って対戦相手を粉砕 ...
続きを読む »【第44回ニッケイ・ゴルフ選手権】男子V 飯島秀昭さん 女子V ルリコ・ナカムラさん=全伯から194人参加
ブラジル日系ゴルフ連盟(近沢宗貴理事長)主催の『第44回ブラジル日系ゴルフ選手権大会』が15、16日、アルジャ市のPLゴルフ・クラブで開催され、男子スクラッチは飯島秀昭選手(蒼鳳会長)が優勝、女子スクラッチはルリコ・ナカムラさんが優勝した。 『ブラジル日系ゴルフ選手権大会』はブラジル日系ゴルフ連盟とニッケイ新聞社(旧パウリスタ ...
続きを読む »【第44回ニッケイ・ゴルフ選手権】「目指せ! 全伯日系王者」=振興、親睦、交流で重要=PLゴルフクラブで今週末
ブラジル日系ゴルフ連盟(近沢宗貴理事長)主催の『第44回ブラジル日系ゴルフ選手権大会』が15、16の両日、アルジャー市のPLゴルフクラブ(Av. PL do Brasil, s/ n)を舞台に繰り広げられる。ニッケイ新聞社、PLゴルフクラブ、アルジャーゴルフクラブ、パウリスタ・ゴルフ連盟、ブラジル日系シニア・ゴルフ連盟、在聖日 ...
続きを読む »【JICA日系研修募集開始】多彩な分野102コース=「ぜひ多くの人の参加を」
日本における研修を通じて最新技術や知識を習得し、当地で活躍できる人材の育成を目的に、JICA(国際協力機構)が実施する『平成27(2015)年度日系研修員』の応募者募集が始まった。11月20日締め切り。研修経験者2人に感想を聞いた。 有機農業を学んだ大森さん=「人間的にも成長できた」 大森麗シモーネさん(27、三世)が選んだ ...
続きを読む »【本門佛立宗】佛立植民地に向け着々と=木村宗務総長迎え地鎮式=茨木日水上人の悲願ついに=来年7月に法塔を落慶
ブラジル本門佛立宗の開祖・茨木日水上人の悲願だった〃佛立植民地〃の建設に向け、同宗が確かな一歩を踏み出した。終戦70周年を迎える来年7月、聖地建設の嚆矢としてサンパウロ州タピライ市に法塔を設置し、世界4個目となる「平和の鐘」を据え付けるという。先月14日に日本から木村日覚宗務総長はじめ青年教務45人、全伯各地の信者約1千人を迎 ...
続きを読む »【アマゾン日本人移住85周年】トメアスーに初の大学設立=地元出身の沼沢氏が主導=農業工学部は来年開設へ
入植85周年を迎えるアマゾン移民発祥の地トメアスーで、史上初の大学の分校の建設が進んでいる。2009年、北、北東、中西伯では初の日系人の学長として、アマゾニア連邦農牧大学(UFRA)の学長に就任した沼沢末雄氏(62)が主導しており、「自分が育った場所に、これまでなかった高等教育機関を作りたい。それが恩返しだと思う」と話す。入植 ...
続きを読む »【アマゾン日本人移住85周年】アマゾニア援護協会=コロニアの健康支え半世紀=新病棟建設、記念誌編纂も=来年1月式典でお披露目
アマゾン地域に移住した日本移民の健康を支えてきたアマゾニア日伯援護協会(八十島エジソン会長)は来年、創立50周年を迎える。記念誌編纂、第3病棟の建設も進む。世代交代も進み、ブラジル社会にも貢献しているが、日本語で対応できる日系医師を多く配置、コロニアに寄り添う医療をこれからも目指す。 会員数は745人(13年時点)で、60% ...
続きを読む »【アマゾン日本人移住85周年】記念式典、5百人で盛大に=健在の第1回移民を顕彰=在外公館長表彰に4人
パラー州都べレン市内の汎アマゾニア日伯協会で19日夜、『移住85周年記念式典』が盛大に行われた。同協会は15日に始まった「日本週間」の会場にもなり、神内講堂には約500人(主催者発表)が集まり、節目を祝った。 生田勇治会長は、「ペルー下り」に始まるアマゾン地域の日本人移住の歴史を振り返り、式典開催の意義を「日本人とパラエンセ ...
続きを読む »【裏千家 中南米布教60周年記念】15代、裏千家家元=千玄室大宗匠 ようこそブラジルへ=サンパウロ州政庁で式典や茶会
茶道最大の流派である茶道裏千家が今年で中南米布教60周年を迎えたのを記念し、宗家の直轄団体「裏千家淡交会」(千玄室会長)が「中南米大会」を開催した。8月29日夜には晩餐会、翌30日にはサンパウロ州政庁(バンデイランテス宮殿)で茶式と記念式典が行われ、第15代家元の千玄室大宗匠が45年ぶりに来伯して92歳にしてかくしゃくたる姿を ...
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