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2011年新年号

卒寿過ぎてなお旺盛な執筆欲=土俗化する移民を描く=「日本人の臨界」とは

特集 2010年新年号 ニッケイ新聞 2011年1月1日付け  松井さんの紡ぐ物語では日本的な世界観とブラジル的な出来事がない交ぜになって展開する。日本語で書いてあるが、当地のセンスがしっかりと入り込み、まるで外国文学を読んでいるような味わいが生まれ、どこか滑稽で残酷、幻想的な南米文学の薫りが溢れている。  還暦の頃、息子がスー ...

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新聞社に望むこと=愛読者に要望聞く

特集 2010年新年号 ニッケイ新聞 2011年1月1日付け  年々経営が厳しくなる邦字紙だが、編集部では少しでも楽しんでもらえる紙面作りを目指し、日々試行錯誤を繰り返している。今以上に紙面を良くするアイデア、提案を聞いてみた。これ以外にも具体的な要望があれば、ぜひ編集部まで手紙などでお知らせを。もっと身近な新聞に=佐々木大介( ...

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新年のブラジル政治を占う=飢餓ゼロから総中流化へ=PT第3期政権スタート

特集 2010年新年号 ニッケイ新聞 2011年1月1日付け  2002年統一選で当選を果たしたルーラ大統領の選挙公約の一つだった〃フォーメゼロ〃(飢餓ゼロ)。どうやって実現するのか、と世界の注目を集めた労働者党(PT)政権は、生活扶助(ボウサ・ファミリア)拡大などで高支持率を維持したまま、ジウマ・ロウセフ次期大統領の掲げる〃国 ...

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リオ最強の犯罪組織誕生秘史=政治犯と犯罪者の交流で=接点はグランデ島の監獄

特集 2010年新年号 ニッケイ新聞 2011年1月1日付け  リオ犯罪組織と警察部隊の激突を描いた映画『トロッパ・デ・エリーチ2』がブラジル内映画史上最高の観客数を記録した一方、今年、リオ州では国内最大規模の犯罪組織コマンド・ベルメーリョ(CV=赤い指令隊)の警察への報復活動に対し、政府は軍隊まで動員してファヴェーラのCV一掃 ...

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「アマゾン80周年記念誌」製作中!=式典、本紙連載を一冊に=今年3月の刊行を予定

特集 2010年新年号 ニッケイ新聞 2011年1月1日付け  ニッケイ新聞編集部は、アマゾン日本人入植80周年の節目となった2009年に行なった取材、連載記事をまとめた記念誌『アマゾン—日本人移民80周年』を今年3月に発行する予定だ。トメアスー、ベレン、サンタレン、モンテ・アレグレ、パチンチンス、ヴィラ・アマゾニア、ベラ・ヴィ ...

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唯一の日本人ガリンペイロ=杉本有朋氏が初めて語る=熱く燃えたセーラ・ペラーダの6年間

特集 2010年新年号 ニッケイ新聞 2011年1月1日付け  杉本有朋氏は1929年、福岡県生まれ。経理学校を卒業、警察予備隊久留米部隊に入除隊後、家業の新聞販売店を手伝う。結婚後の55年8月、オランダ船ルイス丸でブラジルに降り立つ。  ロンドリーナ市で洗濯屋、バールを営んだ後、新鮮な魚がない時代、未舗装の道路をトラックで直接 ...

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■樹海拡大版■150年祭への切り札=日語学校は「青い鳥」

特集 2010年新年号 ニッケイ新聞 2011年1月1日付け  「チルチルミチルの青い鳥」の話を挙げるまでもなく、本当に必要なものはすでに手元にあるのかもしれない。  多くの日本人会や文協では、手間やお金のかかる日本語学校運営に音を上げて閉鎖している。確かに学校の維持には手間がかかる、先生の給料を確保するだけで大変だ。  でも移 ...

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