新年号 04年1月1日(木) 高齢化社会が進めば、老人ホームだけで対応するのは無理、当然、在宅介護支援(通所介護、ホームヘルプ、ショートステイ)が不可欠となる。日系団体は、デイケアーサービス(通所介護)に動き始めたところ。だが、実際、デイケアーを実施している団体と言えば、数えるほどしかない。 デイ・サロン、シャローム(サンパ ...
続きを読む »新年特集号
毎日指圧サービス=「同じ悩み持つ人助けたい」
新年号 04年1月1日(木) 肩こり、腰痛、手足の関節痛……。高齢者の二人に一人は身体に何らかの不調を訴えていると言われる。体の痛みで歩行が困難になれば、寝たきりになってしまう恐れがある。血行を改善、健康増進に効果を持つ指圧は、健やかな長寿社会を構築するための良き〃パートナー〃。多くの自治体が高齢者サービスに東洋療法を取り入れ ...
続きを読む »入居者の好物菓子を=あけぼのホームで奉仕活動
新年号 04年1月1日(木) 援協の特別養護老人施設、あけぼのホーム(グアルーリョス市、竹村英朗ホーム長)では、入所者が週に一度、心待ちにしている時間がある。毎週火曜日の「おやつespecial」だ。 田村昌子さん(五六、岡山県出身)=サンパウロ市=が手作りで、毎回異なる五種の菓子を調理。お年寄り自身が二品を選んで食べる。入 ...
続きを読む »介護の交通整理役=「憩の園を我が家のように」
新年号 04年1月1日(木) 永田公子さん(七二、東京都出身)=モジ・ダス・クルーゼス市=は週に四回、ボランティアに出掛けている。二十年以上も奉仕活動の経験があるベテラン。いずれの現場までも自宅から片道約二時間の距離だが、〃通勤〃は全く、苦にならない。 「趣味なんですかね。でも遊びじゃダメ。責任を持つことが必要」 昨年、救 ...
続きを読む »長寿のための健康生活=まずは「歩け歩け」=森口医博が増進法伝授
新年号 04年1月1日(木) 新年を迎え、今年も健康で過ごせるようにと願う人は少なくないだろう。中高齢者が中心の日系一世社会にあっては、健康についての関心はことさら高い。そこで久々に老年医学のオーソリティ、森口幸雄リオ・グランデ・ド・スール・カトリック大学大学院教授に登場願い、高齢者のための健康増進法を聞いた。以下の事々に励め ...
続きを読む »特に医療の限界知る=”患者への愛”を説く森口医博
新年号 04年1月1日(木) 森口幸雄医博は一九二六年、東京生れ。慶応大学医学部卒業後、清泉女子大教授などを経て一九七〇年、リオ・グランデ・ド・スール・カトリック大学の招聘を受け来伯。JICA支援のもとで同大学に設立された老年医学研究所の初代所長に就任し、現在に至っている。 「研究所でのプロジェクトは動脈硬化、高血圧、骨そし ...
続きを読む »高齢者の健康増進10ヵ条
新年号 04年1月1日(木) ■ウォーキングの励行―60代は50分、70代なら40分、80代30分。毎日決まった時間に普通の速さで歩行運動する。 ■食べ過ぎは禁物―昔からいわれているように腹八分目でおさえること。 ■太り過ぎも要注意―自分の25五歳ころの体重を常に維持したい。 ■ストレスのない生活を―ただし定年後の生活で ...
続きを読む »皇室外交の花開く
2003年1月1日(水) 天皇、皇后陛下を始め皇室の方々は健やかに新年を迎えられた。皇太子さまご夫妻の愛子さまも満一歳の誕生日をお元気に過ごされもうすぐ一人でよちよち歩きをされる日も近い。 お風呂が大好きで御所内を飛び交う小鳥にも興味を示し手押し車につかまり立ちもするようになられたそうだし真ん丸いお顔が可愛い。敬宮愛子さまが ...
続きを読む »樹海
2003年1月1日(水) 明けましておめでとうございます。平成十五年の幕が開きました。日本は江戸幕府が開かれてから四百年を迎え盛大な記念祭が計画されたり何かと賑やかな年になりそうです。今から百年前には三百年祭が賑々しく行われ当時は皇太子であった大正天皇も式典にご臨席になり朝野を挙げてのお祭りだったと記録されています。こうした慶 ...
続きを読む »今年の〃ブラジル丸〃どう舵取り=シェル石油戦略部長予測=国内の充実優先を=激動する政治、経済環境
2003年1月1日(水) 【ヴェージャ誌】シェル石油の戦略部長ピーター・シュワルツ博士が、二〇〇三年は国際経済が低迷し経済発展が地政学的に動く中、PT新政権はブラジル丸を漕ぎ出すことになると述べている。米州自由貿易圏(FTAA)構想への参加を前にして、ブラジルはできるだけ時間を稼ぎ、国内態勢の充実を図らねばならないとした。現状 ...
続きを読む »