新年特集号
-
3世を信じ任せるー網野前県連会長が提言
ブラジル日本都道府県人会連合会の網野弥太郎前会長(六三)は一九九八年、初めてふるさと祭りを開いて成功させた。以後、祭りは年々盛んになっている。若い日系二、三世を巻き込んで実行に移したことが成功の原因
-
地方活動は続行すべき
二〇〇〇年十月十四日、サンパウロ市で第一回ブラジル日系団体連合会(UNEN)代表者会議が開かれた。しかし参加したのはわずか二十五団体に過ぎず、全伯の日系団体の統合をうたい文句に旗揚げした同連合会にと
-
「屋上屋を架す」愚避けろ
◇村松仁志ゴヤス州アナポリス市援協地区委員 二十一世紀には日本人・日系人のブラジルへの同化がさらに進む。そのため日本人が日本人でなくなり、日系社会が消滅する可能性がある。日本人のアイデンティティを維
-
コロニアの総意で組織
◇大田信夫サントアンドレ市援協地区委員 ブラジル日本文化協会はサンパウロ市を中心に活動している団体。その文協が中心になってブラジル日系団体連合会を組織したことは意味があった。連合会の活動が活発化する
-
海外日系新聞協会の共同企画-米国日系人のお節料理=『二世キッチン』手本に
「雑煮、巻きずし・いなりすし、チキン照り焼き、刺身、煮しめ、ようかん…」 一見して何のことかと思われるかもしれない。これらは『二世キッチン』という一九七五年にセントルイスJACLが発行した、日本食を中
-
海外日系新聞協会の共同企画-米国日系人のお節料理=食文化として継承を
一九五八年に渡米した村瀬成子さんは日系米国人二世の健二さんと一九六五年に結婚。子供は長女エミリーさんを筆頭に娘が三人、孫は一人。青森県出身。寒い東北地方では体の暖まる雑煮が正月料理の中心となる。村瀬
-
海外日系新聞協会の共同企画-米国日系人のお節料理=地元の食材ふんだんに-末次シェフが手ほどき
華やかな日本文化を彩るものに、一年のスタートを祝い、もてなすおせち料理がある。特に、今年は新たな世紀の門出を喜び、腕によりをかけた料理の品々が食卓を飾っていることだろう。そこで今回は、シアトルの代表
-
海外日系新聞協会の共同企画=ブラジルの年末年始
キリストが年末に生まれていなければ、ブラジルでも日本のおせち料理がもっと大切に継承されていたかもしれない。 運悪く(?)、新年はブラジルの国民的行事であるクリスマスの六日後に迎える。当地の婦人たちは
-
日伯親善に貢献―内閣総理大臣森喜朗
平成十三年(二〇〇一年)、まさに新世紀の年頭にあたりブラジルに在住する邦人及び日系人の皆様に謹んで新年のご挨拶を申し上げます。ブラジル社会における皆様の御活躍及び日伯関係への御貢献に対し、大変心強く
-
日伯両国の懸け橋―外務大臣 河野洋平
平成十三年(二〇〇一年)の年初にあたり、ブラジルへの移住者及び日系人の皆様並びに在留邦人の皆様に謹んで新年のお慶びを申し上げます。 新千年紀の幕を開けた世界は、政治、経済、社会のいずれの面でも多くの