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【日本移民の日2021年】《記者コラム》すべては「ふりだし」に戻るのか=8年に及んだ「社会闘争」に終止符?

 全世界的に注目された2013年6月のサッカー・コンフェデレーション杯での民衆の抗議運動から8年。あの当時から国民は既存の政権に代わる「新しい政治」を求め、それは選挙によって手に入ったように見えた。だが、結局それは「幻想」にすぎなかったことが自覚されつつあり、「コンフェデ杯以前」の世の中に向けて戻る兆候を見せはじめている。この「 ...

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〝永遠のデプタード〟下本八郎氏=コロナ入院後に85歳で逝去

昨年11月、「国際パーク」建設のことで元気に来社した下本氏

 6期24年間もサンパウロ州議会議員を務めた下本八郎氏が21日午後10時、シリオ・リバネス病院で死去した。行年85歳。新型コロナウイルスにかかり5月17日に入院。コロナは一週間ほどで治ったが、持病の糖尿病が悪化、年齢もあって回復せず、あえなく亡くなった。政治家を辞めた後も「sempre deputado」(永遠のデプタード)と敬 ...

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「味噌屋」ブラジル上陸=世界展開するラーメン専門店

井川代表取締役

 「お客様全員が『幸せ』になるような接客と、美味しい味噌ラーメンを提供したい。その思いを胸に精一杯真心を込めて営業します」――「味噌屋(MISOYA)」ブラジル支店代表取締役の井川マルシオ幸二さん(三世・41歳)は、そう意気込みを語る。  サンパウロ市屈指のビジネス街パウリスタ大通りにほど近い、レストランやバーが多く集まる繁華街 ...

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【日本移民の日2021年】「日の丸を天辺に持っていく」=東京五輪サーフィン日本代表=五十嵐カノアさんに直撃取材=アメリカカルフォルニア州在住「世界がホーム」

 「僕は世界人です。世界中どこでも自分のホームです」――東京オリンピックの新競技サーフィンに日本代表で出場する五十嵐カノア(23歳)さんは本紙取材にそう語り、「サーフィンを通じて世界に様々なメッセージを送りたい」との熱い思いを寄せた。カノアさんは米国カリフォルニア州で生まれ育った。「子供をサーファー」にひいては「世界に通用する人 ...

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下本八郎氏への哀悼コメント=ブラジルや日系社会に多面な貢献

ンパウロ市議会より名誉市民章を授章した際の写真

□野村アウレリオ聖市議  「下本八郎氏は日系代議士の草分けでした。健康・教育・農業に焦点を当てた彼の政治活動への手腕は素晴らしく、この分野から州と国の経済活性化のために多くの功績を残してきました。  経済活性化のほか日伯間関係においても重要な役割を果たされ、2014年には春の叙勲で旭日中綬章を授章され、15年にはサンパウロ市議会 ...

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移民の日記念バーチャル着物展=サンパウロ州政庁と移民史料館が共催

バーチャル着物展のページ。動画下の「Visitar a Exposicao」ボタンからさらに着物や動画を見る事ができる

 サンパウロ州政庁(バンデイランテス宮)の美術館とブラジル日本移民史料館(山下リジア運営委員長)が「日本移民の日」を記念して、18日からバーチャル展示「着物:視覚的な日本史」を開始した。  日本で作られて移民がブラジルに持ってきた伝統的な着物を含む約40枚が紹介されている。細部が拡大できる着物写真のほか、動画が埋め込まれており、 ...

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【日本移民の日2021年】《記者コラム》環境問題で岐路に立つブラジル=政権の監視緩和に厳しい声

 6月18日はブラジル日本移民の日だが、国際的には5日の「国際環境デー」の方が知名度が高い。日本でも6月を環境月間としているが、ブラジルでは環境月間という見方はないようだ。この環境問題は、ボルソナロ大統領の言動が世界とのズレを生じていることで、注目を浴びている部分でもある。その流れを振り返りたい。 制裁逃れにその場限りの約束を発 ...

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《ブラジル》コロナ死者が50万人突破=あと3カ月で世界1位の米国超え?=感染者平均が最悪期の4月1日並みに戻る

 新型コロナの感染第2波は再び上昇軌道に乗ってしまい、19日の時点の死者は50万人の大台に乗った。感染学上第24週(13~19日)は新規感染者が前週比8・9%、死者も5・7%増えるなど、予断を許さない動きが続いている。  欧米諸国では予防接種の普及で感染者や死者が減っているのに、ブラジルでは高齢者の死者こそ減ったが、60歳未満の ...

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《ブラジル》病的連続殺害犯が逃亡潜伏=2週間も恐怖に怯える住民

 6月9日に連邦直轄区(DF)で起きた一家4人殺害事件の犯人がゴイアス州コカルジーニョ・デ・ゴイアス付近に逃げ込み、数百人規模の警官が捜索を続けているが、21日も逃亡中と9、15~21日付現地紙、サイトが報じている。  9日の事件は、DFセイランジアに住む48歳の男性と2人の息子(21歳と15歳)が銃と刃物で殺されたもの。現場か ...

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《ブラジル》コロナバックの致死回避率は97%で1位=高齢者感染防止率は低いが

 中国製のコロナワクチン「コロナバック」が、ブラジル国内で使用されているワクチンの中で、致死回避率が最も高いことが、研究結果で明らかになった。19、20日付現地紙、サイトが報じている。  このことは、保健省全国保健福祉局元局長で、現在は最高裁の保健統括サービス局長のワンデルソン・デ・オリヴェイラ氏が、統一医療保健システム(SUS ...

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