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特別寄稿=白い黄金を求めて=ブラジル綿花の歴史と日本人綿作者=櫻井章生(さくらいあきふ)=《1》

 はじめに  初期の日本人移住者はコーヒー園労働者としてはるばる日本よりやってきた。ところが期待していたような稼ぎは得られず、生活は楽にならない。  そこでいろいろ考えて何とか現金収入を得ることを考えたり、コーヒー農場の片隅に自家消費用の食糧を生産したりして、家計の足しにすることを考えた。  香山六郎伝に書かれているように、香山 ...

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県連総会=市川体制2年目、役員改変=日本祭りは協議を継続中

オンラインで総会に出席者した皆さん

 ブラジル日本都道府県人会連合会(市川利雄会長)は、3月25日18時から「3月度代表者会議」並びに「第55回定期総会」をオンラインアプリ「ZOOM」で行い、各県人会代表者や役員50人が参加、ポルトガル語を中心に開催され、日本祭りは会場運営会社と協議継続中であることに加え、県人会会長変更による役員改変が発表された。  市川会長は冒 ...

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【特別企画】多彩な活躍する水谷ペドロ氏=コロナ禍でも好調な砂糖産業=世界と繋がるカラオケ大会《3》

サンパウロ工業連盟(FIESP)での昼食会でボルソナロ大統領(左から)と水谷氏、パウロ・スカッフェ工業連盟会長(パウリスタカラオケ連盟のサイトより)

ボルソナロ大統領からも期待される水谷氏とは  今日、ブラジルのアグロビジネスの主要な柱であるスクロエネルジェチコ(砂糖エネルギー)部門の重鎮となった水谷ペドロ・イサム氏は、1959年にサンパウロ州リベイロン・プレットで生まれた。愛知県出身の父親は2歳、広島県出身の母親は4歳で渡伯。その息子は、大統領も出席する昼食会に招待されるほ ...

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メトロ切符のQRコード化で困ること

アルコールをつけた指先で触れると印刷があっという間に滲んでしまった

 このコロナ禍で自宅での仕事が推奨され、メトロに乗る機会が減った。オーリャ子はというと、昨年一時的にホームオフィスになったものの、今はメトロ通勤に戻っている。  そのメトロで、4月末頃から切符がQRコードタイプに完全移行した。切符を購入すると、QRコードが印刷された薄黄色のレシートのようなものが渡される。昨年一度だけこのタイプを ...

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《記者コラム》これは「マリエレの呪い」なのか?

シルヴェイラ氏(左)とヴィッツェル氏(右)(Twitter)

 4月28日、リオ州知事だったウィルソン・ヴィッツェル氏が知事罷免処分を受けた。しかも、罷免特別裁判での投票0-10の屈辱的なものだった。  リオ州地裁判事から「汚職撲滅」を叫んで知事選に出馬し当選。一時は22年大統領選さえ目指していた同氏にとっては、みじめなくらいの屈辱だった。  それにしても返す返す思い出されるのは、知事当選 ...

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安慶名栄子著『篤成』(2)

 私は安慶名栄子から、この本を沖縄の親戚の皆さんに父の足跡を知って頂きたく日本語に翻訳したい、という相談を受け、早速宮原ジャネ朋代にお願いして出来上がった翻訳文を一気に読みました。いや、引き込まれるように読み続けずにはおれませんでした。読み終わって後も感動の波が私の胸の中に波打っていました。  その名も知らない故安慶名篤成の足跡 ...

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東西南北

 サンパウロ市シリオ・リバネス病院に入院し、癌闘病中のブルーノ・コーヴァス聖市市長は4日、胃の出血が止まった後に移った高度治療室から、SNSを通じてメッセージを発信した。同市長は「私には、あらゆる障害に打ち勝っていくとの確信がある」と宣言し、傍で見守る長男のトマス君(15)と固い握手を交わす写真を添えている。パウロ・グスターヴォ ...

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《ブラジル》超人気コメディアンのパウロ・グスターヴォがコロナ死=ブラジル映画史上1位の主演俳優

 ブラジルで現在最も人気のあるコメディアンで、ブラジル映画の興行成績歴代1位作品の主演俳優でもあるパウロ・グスターヴォが4日、コロナ感染症のため入院先のリオ市の病院で亡くなった。42歳だった。ブラジル芸能界屈指の人気者のコロナ死は、ブラジル社会に衝撃を投げかけている。4、5日付伯字紙、サイトが報じている。  2010年代、ブラジ ...

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サンパウロ市メトロ=切符がQRコード式に変更=水濡れ、破損、期限切れに注意

QRコード式メトロ切符と改札のコード読み取り機

 サンパウロ州のメトロとCPTMは4月26日から、これまで販売していた磁気切符からQRコード式の切符に切り替えを行った。  新しい切符は、レシート用紙にQRコードが印刷されたもの。記載QRコードを、各改札機に設置された読み取り機にかざすと緑のランプが光り入場できる。  この新しい切符は、従来の切符と同じく価格は4・40レアルで各 ...

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サンタクルス病院奇跡的回復遂げた患者の実話=一時は80%も肺機能喪失=足立医師「日頃の体力維持が重要」

足立カルロス医師

 昨年3月以降、サンタクルス病院(佐藤マリオ理事長)が1年間で記録した新型コロナウイルスによる入院者数は964人、その内134人が命を失った。今年3月には、パンデミック以降で最多の1日140人の救急患者を記録した。同病院に30年以上勤務し、現在はクリニカルディレクターを務める足立カルロス医師(66歳、ロンドリーナ生まれ、脳神経外 ...

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