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《記者コラム》一部支持者の声しか聞かない大統領=医療崩壊のつけは国民が払う?
先日来、隣国パラグアイが揺れている。新型コロナ対策の感染拡大で医薬品や病床不足が起き、当局者への批判が高まって抗議行動が連日勃発、保健相交代では収まらず、マリオ・ベニテス大統領弾劾への動きが加速化し
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中島宏著『クリスト・レイ』第128話
君が変な外国人だと、僕が半ば冗談で言っているのは、その辺りの性格が普通にはあまり見られないものだからだよ。一見、明るそうに見えても、その裏面には結構、暗い部分が隠されているという感じかな。 それが
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《ブラジル》あのボルソナロが「女性の党」に?=国際女性デーだけに「悪い冗談だろ」=新党設立のめど立たない中
マッチョな言動で知られるボルソナロ大統領が「ブラジル女性の党(Partido da Mulher Brasielra、PMB)」に入党する可能性が浮上し、話題を呼んでいる。9日付現地紙が報じている。
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《サンパウロ大都市圏》ついに5市のICU満杯に=空き待ち死者も11人発生
新型コロナの感染再燃で集中治療室(UTI=ICU)が満杯になる州や市が続出しているが、比較的病床数が多いとされているサンパウロ大都市圏でも5市のUTIの占有率が100%となり、空き待ちの死者まで出て
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東西南北
6日から州全体の外出自粛レベルが最低の赤レベルになっているサンパウロ州。規制強化後の最初の平日だった8日は、出勤日ということもあり、地下鉄やCPTMが満員だったことが報じられている。この期間中の経済
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特別寄稿=ブラジルだけが犠牲者増大=対コロナ戦争の勝ち方とは=サンパウロ市在住 駒形 秀雄
ブラジルでコロナウイルスの感染が確認されてから、この3月で1年が過ぎました。 当初は「風邪の一寸重いものーGRIPEZINHA、その内何とかなるだろ」と甘く見られて居たのですが、どうしてどうして、
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沖縄県人会=総会で新会長に高良律正氏=「もっと若者の参加を!」=10月に世界ウチナーンチュの日
「沖縄はとても豊かな文化を持つ。是非もっと多くの若者に参加してもらいたい」――21‐22年度の会長に就任した高良律正氏はニッパキ紙の取材に対しそうコメントを寄せ、若者や子供向けのイベントを強化したい
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《記者の眼》本紙連載が韓国の学術レターに=ディアスポラ研究の李教授により
ニッケイ新聞で1月28日から2月26日にかけて連載された『アジア系コミュニティの今=韓国編』が、偶然の重なりで韓国でも紹介された。韓国慶北大学校社会科学研究院人文社会研究所の李埰文(イ・チェムン)教
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JFSP=「おうちでブラジル」=日本語ビデオコンテスト
国際交流基金サンパウロ日本文化センター(JFSP、洲崎勝所長)が「第3回国際交流基金日本語ビデオコンテスト」を開催。テーマに則した日本語による動画を募っている。 今回のテーマは「おうちでブラジル(
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中島宏著『クリスト・レイ』第127話
日本よりも、明らかにブラジルを向いて物事を考えるその性格は、本来の意味での移民という形からすれば、それが当然ともいえるものだが、しかし、実際にはなかなか、そこまで徹することができる人間は、一般の移民