Free
-
特別寄稿=沖縄への帰省した所感と人種偏見問題の本質=サンパウロ市在住 翻訳家 西銘光男
驚きの連続 私が初めて沖縄に帰省したのは1968年であった。帰省なんて言葉はこのさい当て嵌まらないかも知れない。 生まれたのは沖縄には違いないが、生後10カ月で生まれ故郷を離れ、幼少年時代はブラジ
-
JH=パッケージから見える日本文化=デザインに加え奥深い機能性=オンライン講演会も
サンパウロ市のジャパン・ハウス(JH、エリック・アレシャンドレ・クルッグ館長)が19日から『パッケージング:日本の現代デザイン展』を開催中だ。同展キュレーターのナターシャ・バルザーギ・ジーネン企画担
-
アジア系コミュニティの今(4)=サンパウロ市で奮闘する新来移民=大浦智子=韓国編〈2〉 激減していたコミュニティ
「ブラジルに来てからはいつも韓国コミュニティーの中で生きてきました。縫製業を中心に同じような仕事で皆が儲けることができてきたからです」 そんな状況が近年は大きく変化した。特にこの10年間で中国人が
-
これ以上、外出自粛規制を厳しくしたくないのでは?
22日、サンパウロ州の外出自粛規制のさらなる厳格化が発表されたが、これはかなり厳しいものだったように思う。州内すべての地域で、午後8時から午前6時にかけては最も厳しい赤レベル。 これはまだ良いのだ
-
中島宏著『クリスト・レイ』第115話
「それがつまり、伝統と文化から生まれてきたものと考えるわけね。この場合は、文化や習慣というものが、必ずしも文明の邪魔をするものではないということなのね。なるほど、そういう見方もあるわけね。やはり、こう
-
《ブラジル》マナウス型変異種サンパウロでも=国のコロナ対策の不備表面化=保健相や大統領の責任は?
【既報関連】アマゾナス州マナウス市で確認された感染力が強い変異種「P.1」(以下P1)への感染者がサンパウロ州でも確認され、国としてのコロナ対策の不備が表面化と26、27日付現地紙、サイトが報じた。
-
《ブラジル》年金受給者の生存証明免除=コロナ禍で2月末まで延長
国立社会保障院(INSS)から年金や恩給を受け取っている人への生存証明免除期間が2月一杯まで延長された。 コロナ禍のため、20年3月以降、生存証明を行えずにいる人達が安堵に胸をなでおろすであろうこ
-
ポルトガルがブラジル便を停止=29日から2月14日まで
ポルトガルがブラジルなどとの間の航空便の運航を1月29日から禁止することを発表した。27日付現地サイトが報じている。 ポルトガル内務省が27日に発表したところによると、この決定は感染力の強い変異型
-
東西南北
サンパウロ州政府の規制強化により、少なくとも2月7日まで午後8時から翌朝6時までの商業活動は生活必需のものに限定されている。だが地域によっては、さらに厳しい規制が行われている。内陸部のトゥピ・パウリ
-
特別寄稿=《ブラジル》疫病は繰り返すものと知る=罹ったら死ぬしかなかった昔=サンパウロ市在住 毛利律子
鎌倉時代、狩野派の英一蝶作とされる九相図。小野小町を描く。九想図)とは、屋外にうち捨てられた死体が朽ちていく経過を九段階にわけて描いた仏教絵画。名前の通り、死体の変遷を九の場面にわけて描くもので、死後