ホーム | Free (ページ 234)

Free

≪記者コラム≫コロナ世界大恐慌の日系社会を回顧、新年を展望

「コロナ世界大恐慌」的様相を呈した2020年  「自分が生きている間に、こんなひどいことが起きるなんて想像もできなかった」―パンデミックの間、編集部に電話をくれたたくさんの読者と話をしていて異口同音にこの台詞を聞いた。読者の大半は80代、90代だから、昨年我々はどれだけ特殊な体験をしたかが浮き彫りになる。  「息子たちが外に出し ...

続きを読む »

文協=評議員会で20/21年承認=時流とらえてデジタル化適応=非日系にも影響力増す活動

オンラインで参加した評議員の皆さん

 ブラジル日本文化福祉協会(石川レナト会長)は旧年12月12日午前9時、「臨時評議員会」をオンライン開催した。当日の出席者は39人、委任状3通だった。2020年度事業報告と決算報告、2021年度事業計画と予算計画が発表され、その場で承認された。  頃末アンドレ評議員会長がパンデミックで延期された4月の分と今回12月の定期評議員会 ...

続きを読む »

パラー州=越知日伯学園フェスティバル=生徒のオンライン化支援

越知学園長による野菜肉類もたくさん入ったヤキメシの作り方動画(https://www.youtube.com/watch?v=vlnnd1glPvE)

 旧年12月12日にパラー州都ベレンにある越知(おち)日伯学園(越智恭子学園長)がオンラインフェスティバルとしてユーチューブに動画を公開した。電話取材に応じた越智学園長は「大変な作業でしたが全員で協力して出来た」と達成感を声に滲ませる。  同学園は幼稚園クラスから初等教育9年生、日本語クラスを持ち130人の生徒が在籍している。コ ...

続きを読む »

《大志万学院》西国文香さんの著作刊行=学びと将来の夢を綴る

本表紙

 大志万学院卒業生の西国(にしくに)・山口・文香さん(二世、18歳)が在学中に日本語で記した作文を1冊にまとめた本『光を目ざしての私のちっちゃな歩み』が刊行された。  文香さんは2017年に大志万学園を、そして昨年に松柏学園を卒業した。在学中に習ったことや経験したことを日本語で書いた作文で、それを一冊にまとめた。全て日本語とポ語 ...

続きを読む »

日本の年金の書類送付猶予=郵便再開までの特別処置

 読者から再度、日本の年金の手続きに関する問い合わせがあった。 《郵便が止まっており、現況届が出せない。年金が止められないか心配している》というもの。  日本年金機構は、新型コロナウイルスの影響による郵便事情を考慮して、猶予策を講じている。  海外在住者が日本の国民年金を受給するためには通常、毎年受給者の誕生月までに現況届けと共 ...

続きを読む »

本紙への寄付者芳名

 石井賢治さん、日毎叢書企画出版(主宰=前園博子さん)をはじめ、匿名希望の篤志家の皆さまより寄付をいただき、ありがとうございました。

続きを読む »

【2021年新年号】丑年に回顧と抱負聞く=我慢の旧年、発展の新年=牛歩でも確実に次の一歩

 新年は丑年――。「丑年生まれ」といえばバラク・オバマアメリカ元大統領を筆頭に、日本の芸能人なら矢沢永吉(ミュージシャン)、武田鉄矢(俳優)、イチロー(元プロ野球選手)、宮沢りえ(女優)、上戸彩(女優)、白鵬(力士)など錚々たる有名人がいる。「牛」は古くから酪農や農業で人々を助けてくれる重要な生き物で、大変な農業を地道に最後まで ...

続きを読む »

【2021年新年号】新年明けましておめでとうございます=サンパウロ日伯援護協会2017-20年理事会 会長 与儀昭雄

 皆様、新年あけましておめでとうございます。  皆様におかれましてはコロナ禍にあってもますますご清栄のことと、お慶び申し上げます。常日頃より、サンパウロ日伯援護協会(援協)に対し、多大なるご支援を賜り、篤く御礼申し上げます。  旧年は新型コロナウイルスの感染が世界各地に急速に広がり、人命と経済活動に多大な被害を与えました。  サ ...

続きを読む »

【2021年新年号】パリ協定5年=環境政策バイデン当選で変わるか=どうなる環境相や外相の処遇=ボルソナロ政権の否定的姿勢は?

 地球温暖化抑制に向けた国際的な枠組みの「パリ協定」採択から5年を迎えた12月12日、グテーレス国連事務総長がイギリス、フランスなどとの首脳級会合で「気候の非常事態」を宣言した。  2015年採択のパリ協定は、世界の平均気温の上昇を産業革命前に比べて1・5度に抑える努力をする事などを目標に掲げている。だが、温暖化抑制の成果はなか ...

続きを読む »

【2021年新年号】外出自粛=日系団体の「新しい日常」=激増するオンライン型イベント=デジタル化の比重一気に高まる

 2020年はコロナ禍によりイベントが軒並み中止となり、各団体で料理宅配販売や車中から楽しむドライブスルー型イベントなど非対面イベントが代替開催されるようになった。日本祭りや先没者法要式、国際日系デーのイベントがライブ中継されたことをきっかけに、新たな広報やイベント形式として活用されてきた「ユーチューブ」の体験を取材した。この手 ...

続きを読む »