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中島宏著『クリスト・レイ』第8話
あるいはこれは、ブラジルに移民したことによって、人々は宗教までも変えて改宗したということなのだろうか。 が、しかし、そのようなことは常識からいっても考えにくい。確かに、自分たちの人生を大きく変えて
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知っておきたい日本の歴史=徳力啓三=(4)
「日いづる処の天子」聖徳太子 国内の改革に成功した聖徳太子は、607年、再び遣隋使を派遣した。正使に選ばれた小野妹子(おののいもこ)は、豪族の出身だったが、才能を認められた優れた人物であった。 こ
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特別寄稿=人種差別ほぼゼロのメキシコ=メキシコ在住 富田眞三
メキシコは隣国の米国と違って、人種差別はほぼゼロである。メキシコの人種構成は60%が混血(Mestizo)、インディヘナと呼ばれる原住民が21%、そしてスペイン人を主とするヨーロッパ系が18%と言わ
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東西南北
6月30日、ボルソナロ大統領は大統領官邸で、飼い犬の返還式を行なった。大統領一家は6月18日、自身のインスタグラムで「新しい家族ができた」として、アウグストと名付けられた犬を紹介していた。これはミシ
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《記者コラム》ボルソナロ政権のダメ大臣列伝
日本のプロ野球ファンのひとつのジョークのネタに「ダメ外人列伝」というものがある。これは、「高い期待を期待されながら入団したのに、活躍することなく終わった外国人選手」を揶揄して楽しむものだ。 6月3
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下本氏が白寿者に敬老金=27人に感謝状と共に贈呈=01年続き2度目の心遣い
6月18日の『ブラジル日本移民の日』112周年を記念して、ブラジル日本文化福祉協会(石川レナト会長)が毎年実施している「白寿者表彰」に合わせて、元サンパウロ州議会議員の下本八郎さん(二世、84歳)が
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日本移民と感染症との戦い=世界最大の日本人無医村で(2)=大統領もスペイン風邪犠牲者に
スペイン風邪の時、ブラジルの病死者で一番有名なのは、1918年の大統領選挙で当選したロドリゲス・アルヴェスだ。11月から就任するはずだったが、病のために就任できなくなり、翌年1月に亡くなった。 大
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県連代表者会議=日本祭り来年7月9日から=会場費等は来年に持ち越し
ブラジル日本都道府県人会連合会(市川利雄会長)の「6月度代表者会議」が先月25日、オンラインアプリ「ZOOM」で行なわれ、各県人会代表者のみならず役員や青年部を含めた65人が参加、ポルトガル語のみで
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《ブラジル》時速120キロ超の暴風で家屋倒壊=南部で爆発的サイクロンが発生
6月30日から1日未明にかけてブラジル南部で発生した爆発的サイクロン(ciclone bomba)の影響を受け、多数の家屋倒壊の被害に加え、10人の死者を出した。リオ、サンパウロ両州でも多数の倒木を
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東西南北
最新のダッタフォーリャ世論調査によると、新型コロナウイルスに伴う緊急支援金を受けている層においても、ボルソナロ政権の評価が意外と低いことが分かった。「悪い」と思っている人が49%もおり、「良い」と思