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特別寄稿=もうじき1日の死者1千人台か=どっちへ行くのか、我らのブラジル=サンパウロ市在住 駒形 秀雄
毎日青い空が見えて気温も快適、例年ならば「良い陽気になりましたね」と挨拶するところですが、今年はいけません。コロナウイルスのお蔭で一般庶民は「家庭内蟄居」です。 ニッケイ新聞も配送が始まり、これで
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サンタクルス病院=コロナ対策で集中治療室増床=万全の院内感染対策で対処=「通常医療の方、早めの来院を」
81年前、1939年4月29日に「日本病院」として落成式が行われたサンタクルス病院(石川レナト理事長)。当時から日本移民の感染症治療などに尽力してきた由緒ある日系医療機関だ。同病院は現在、新型コロナ
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新日系コミュニティ構築の“鍵”を歴史の中に探る=傑物・下元健吉(27)=その志、気骨、創造心、度胸、闘志…=外山 脩
謎の奇策二件(下) 次に、もう一件の新政策であるが――。 コチア青年の導入が始まった1955年、下元はジャグァレー区の肥料・飼料工場に隣接する6万平方メートルの土地を購入しようとした。 それを聞
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全員が4月までに無事帰国=JICAボランティア95人
国際協力機構(JICA)のブラジル事務所は、日本語教師や野球指導者、料理専門家などのJICAボランティア、95人全員の一時帰国オペレーションが完了したと発表した。12日に電話取材をしたところ、ボラン
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大耳小耳
ブラジル福島県人会が今年の「県連日本祭り」のために購入していた喜多方ラーメン3千袋を先日、フェイスブック上で売りに出したら、投稿からわずか数時間で完売になったことがわかった。同日本祭りはコロナ禍のた
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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(253)
そのころ、「家」という言葉は屋根と壁でできた住まいを指していた。人によっては正輝一家の住んでいるところをみて、「家」とはいわなかったかもしれない。確かに前の掘っ立て小屋より多少ましだったが…だが、マ
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特別寄稿=新型コロナ騒動とアマゾン移民史=往時のマラリア禍の心情を今に懐う=パラー州ベレン市在住 堤剛太
現在、パラー州では外出自粛処置が取られすでに3カか月目に入っている。私の住むベレン市では、病院施設がすでにパンク状態と発表され、4月下旬からはマスク無しでの外出は禁止になりまた。4月27日からは罰金
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《ブラジル》コロナ禍=医療現場の最前線に回復者=最も危険な作業中心に大奮闘
【既報関連】新型コロナウイルスの感染拡大が続き、受診者や入院患者が急増しているが、サンパウロ州の病院では、治療の最前線に少なくとも1人、既に感染し、回復した医療従事者がいる。 この事は、いかに多く
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クロロキンは特効薬にあらず=ボルソナロ氏らは固執するも
【既報関連】ボルソナロ大統領やその支持者達が新型コロナウイルスの特効薬として承認するよう働きかけている、クロロキンとその派生品のヒドロキシクロロキンに関する最新の調査結果が発表された。 11日付の
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《ブラジル》コロナ死者1万1519人=営業可能な業務拡大の大統領令=17州知事従わず
【既報関連】11日夜の保健省発表で、ブラジルの新型コロナウイルス感染者数は16万8331人、死者は1万1519人に達した。感染拡大ペースが収まらない中、ジャイール・ボルソナロ大統領(所属政党なし)は