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特別寄稿=青春の詩――ウイルス危機にあたり=日系コミュニティーの皆様へ=1993年度日本国練習艦隊司令部付連絡士官2等海佐 サンパウロ市在住 坂尾英矩
青春とは人生の或る期間を言うのではなく 心の様相を言うのだ 年を重ねただけで人は老いない 理想を失うときに初めて老いがくる 歳月は皮膚のしわを増すが 情熱を失う時に精神はしぼむ 人は希望ある限り若く
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《ブラジル》新型コロナの感染者4万5757人、死者は2906人=感染検査体制拡大の動き=ブラジリアなどでドライブスルー検査
新型コロナウイルスの感染はブラジル全土に広がり続け、22日午後4時の保健省発表では感染者4万5757人、死者2906人に達した。22日付現地各ニュースサイトが報じた。 「実際の感染者数は公式発表の
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《ブラジル》アラウージョ外相=「コロナは共産ウイルス」=政権関係者3人目の中国批判=米国に従い、WHOにも反抗
エルネスト・アラウージョ外相がブログに「新型コロナウイルスは共産主義のウイルス」と書き、さらに世界保健機関(WHO)も批判したことで波紋を広げている。このところ、ボルソナロ政権関係者による、中国やW
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《ブラジル》外出自粛で医療崩壊回避を=病院満杯、自宅で亡くなる人も
【既報関連】新型コロナウイルスの感染者、死者数が全国一のサンパウロ州で、隔離率(接触削減率)が現状のままだと、深刻な病床不足が起きるとの試算が公表されたと21日付現地サイトが報じた。 サンパウロ州
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《ブラジル》軍政復古支持デモを捜査へ=大統領が含まれるかに注目
【既報関連】19日に全国的に行われた、軍事クーデターや新たな軍政令第5条(AI5)の施行を求めたデモに関し、連邦検察庁が捜査開始の許可を要請、最高裁もこれを了承した。捜査対象者リストにはボルソナロ大
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東西南北
サンパウロ州のジョアン・ドリア知事は22日、同州の外出自粛令(クアレンテーナ)の今後に関し、「5月11日から徐々に規制を緩和していく」との発言を行った。だが、「どういう形で規制を緩めていくかなどにつ
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《アマゾナス州》人工呼吸器購入で水増し請求疑惑
ブラジル北部のアマゾナス州の会計検察局は、同州政府が行った28台の人工呼吸器の購入に水増し請求があったとの疑いで捜査している。21日付ニュースサイトが報じた。 州検察は、「州政府が28台の人工
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ブラジル日産=ブラジル国内従業員に一時帰休制度を採用=ブラジル政府による解雇防止政策
ブラジル日産は22日、ブラジル国内の一部の従業員に対し、1カ月間の一時帰休制度を採用することを決定した。 3月23日から操業を停止していた、リオ州レゼンデ市の同社工場は、5月21日まで操業停止期間
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在日ブラジル人=「皆で協力して危機乗り越える」=浜松市在住の二世、増子さん=09年の大量解雇時に活躍
「国の雇用対策が機能することを信じているが、再び深刻な影響が出る場合は、支援団体を組織し、必ず支援活動を行う」――静岡県浜松市で伯国食品店「セルビツー」を経営する増子利栄(としえい)さん(70、二世
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新日系コミュニティ構築の鍵を歴史に探る=傑物・下元健吉=その志、気骨、創造心、度胸、闘志=ジャーナリスト 外山脩=(15)
産青連(下) 1938年、下元健吉は動き始めた。中央会に属する組合を各地に訪れ、若者に産組論を説き、目標を与え奮起させ、結集させようとした。 1939年の年頭には、コチアの機関誌で、こう唱えている