ホーム | Free (ページ 820)

Free

東西南北

 本面で報じているように、最高裁のアウレーリオ判事の出した判断は、ブラジルを19日の日中から夜にかけて騒然とさせたが、トフォリ長官が事態を収拾することとなった。皮肉にも、元々、「ルーラ元大統領に最も関係が深い」と言われていたのが同長官で、年齢も最高裁内では下から2番目と若い。16年11月の「2審判決後に刑執行か」の審理の時も、1 ...

続きを読む »

ボルソナロ次期大統領=思春期に日系人の恋人?=3度懇談、山田大使に〃告白〃=新政権、日本との距離縮まるか

(左から)山田大使、ボウソナロ次期大統領、西森ルイス下議、フラヴィオ・ボウソナロ次期上院議員 (Foto:Governo Transicao)

 「ボルソナロ次期大統領には日系人のナモラーダ(彼女)がいたそうですよ」――13日晩、ブラジル日本商工会議所の忘年会に出席した山田彰駐ブラジル日本国全権大使に、次期大統領と懇談した様子を取材した際、コロニアには興味深いそのような事実が浮かび上がって来た。山田大使はすでに3回も懇談し、旧知の中。次期大統領が来年6月のG20首脳会議 ...

続きを読む »

JICA=帰国報告会で6人が発表=斉藤所長「変化に屈しない人材に」

来年1月に帰国する2016年第3次隊

 来年1月に帰国する国際協力機構(JICA)の2016年第3次日系社会ボランティア6人の帰国報告会が13日、市内の同事務所で行われ、各地で奮闘した2年間の活動成果が発表された。  「私に出来ることは何か。果たして、期待に応えることができているのか常に不安だった」――ブラガンサ・パウリスタ連合会日本人会に青少年活動で参加した角野美 ...

続きを読む »

日本力行会が役員改選=学校法人として3期目に

 学校法人「日本力行会」(東京都練馬区)からの連絡に寄れば、12月上旬に以下の通り、第3期目の役員等を選任したという。任期は2020年12月4日までの2年間。同会は1897年に創立、2014年12月1日に東京都知事から学校法人として認可され、今回で3期目。  村上悦榮理事長は、「第3期の新たな組織体制が発足しました。日本力行会を ...

続きを読む »

日系基督連、新年礼拝を13日=「私の教会を建てあげる」

来社した井川理事長、徳植牧師

 ブラジル日系基督教連盟(井川アザエル理事長)は「新年礼拝」を来年1月13日(日)午後3時から、ホーリネス・リベルダーデ教会(Rua Pirapitingui, 165)で開催する。一般開放。入場無料。  当日は、湯浅敬牧師が「私の教会を建てあげる」をテーマに説教する。昨年までは日語で行われていたが、信者の世代交代を受けて、今年 ...

続きを読む »

大耳小耳

 『ブラジル岐阜県人会便り』327号が11月に刊行された。長屋充良会長宅で11月24日、忘年会をかねて、来年の県連日本祭りで出す郷土食の試食会も行われたそう。NHKドラマ『半分、青い!』で有名になった「五平餅」と「鶏ちゃん」が振る舞われて好評を博した。そのほか、タコ焼き、牛肉串焼き、わらび餅、栗粉餅なども予定されているとか。この ...

続きを読む »

サンパウロ新聞、73年の歴史に幕=急激な読者減少と経費膨張で=鈴木編集局長手記を要約掲載

廃刊のいきさつを書いた鈴木雅夫編集局長の記事

 サンパウロ新聞が20日付で廃刊の告知を出した。今月22日付けが通常号としては最後、その後、年末に出す2019年新春特集号(1月1日号)をもって廃刊になると公表した。同日付コロニア社会面トップには、鈴木雅夫編集局長が「本誌廃刊のいきさつ」として、その経緯を記している。大見出しには「急激な読者減と経費膨張が引き金/度重なる運転資金 ...

続きを読む »

臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(20)

 1900年、山東省で、義和団(Boxers)が中国に滞在する外国人に対して内乱をおこし、北京の諸国公使館を包囲した。日本は速やかに、そして密かに(中国の一部を支配しコントロールしようと企んでいる諸強国を刺激しないよう)当地にいた半分の隊で騒ぎを鎮圧し、平常にもどした。  このとき、日本人は自国こそこの地方の安定を保ち、自分たち ...

続きを読む »

「ボヘミアン・ラプソディ」とブラジル

ボヘミアン・ラプソディのポスター

 今、世界で「話題になっていない国はない」と思えるほど大ヒットしている映画が「ボヘミアン・ラプソディ」。英国の世界的任期ロックバンド、クイーンの伝記映画だ▼なんでも日本では、公開から5週間が過ぎても、普通、1週ごとに落ちるのが当たり前の動員が、同じかそれ以上のペースで推移するという異常事態が起き、テレビの一般のニュースでも頻繁に ...

続きを読む »

伝記『カオリン王 堀井文夫』刊行=初志貫徹でコロニア屈指の実業家に=寡黙で謙虚、日系社会の恩人

たくさんの孫らに囲まれて移住80年を祝う様子(伝記133P)

 「カオリン王」と称されるコロニア屈指の実業家で、篤志家としても知られるサンパウロ州モジ・ダス・クルーゼス市在住の堀井文夫さん(84、広島県)。謙虚で寡黙な人柄で知られ、それ故に地元ですら、堀井さんの経歴を詳しく知るものは少なかった。今月13日夜、伝記本『カオリン王 堀井文夫 移民80年記念史~八十路を楽しむ移民80年~』(日ポ ...

続きを読む »