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NHK=木村隆介新支局長が着任=ドイツ支局、兜倶楽部経て

木村隆介氏

 NHKサンパウロ支局長として着任した木村隆介氏(43・滋賀県)が8月11日、挨拶に来社した。  木村さんは2003年にNHKに入局。6年に福井支局に、09年には東京の国際部で勤務したのち12年から16年までベルリン支局に勤務、その後19年から本年6月まで経済部記者として兜倶楽部(かぶとくらぶ)で取材活動をした。  木村さんは、 ...

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リオ総領事館=ヴィトリア慈善病院に草の根=医療設備の整備計画が完了

オンライン供与式の様子

 在リオ・デ・ジャネイロ日本国総領事館(橋場健総領事)は7月12日、日本政府が草の根・人間の安全保障無償資金協力により支援したヴィトリア慈善病院の産婦人科センター医療設備整備計画完了に際しオンライン供与式を実施した。  本整備計画は、同地域の新生児医療の改善や地域医療サービス向上への寄与を目的として、2019年10月18日に同病 ...

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キノコ雑考=ブラジルに於けるキノコ栽培の史実とその背景=元JAIDO及びJICA 農水産専門家 野澤 弘司 (13)

隆盛期;1963〜2005年  台湾系移民誘致によるキノコ村創設と増産体制確立。 *)1963年;私は菌床材料の草刈り作業中、朽ち果てた倒木の根元の蟻の巣の周辺に自生したヒラタケの見事な群生に遭遇した。蟻の巣の何かの成分がキノコの発生促進に関与しているものと直感し、蟻の巣を煮詰めたエキスを種菌培養の寒天培地に調合試用した。  結 ...

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特集=年末までに生産体制強化=コロナバック完全国産化へ=初国産ブタンバックに期待=ブタンタン研究所コーヴァス所長に聞く

 保健省の国家研究倫理委委員会(Conep)は先月1日、サンパウロ州立ブタンタン研究所が開発中の新型コロナワクチン「ブタンバック」の臨床試験(治験)開始を認めた。国家衛生監督庁(Anvisa)は6月6日に、ブタンバックの人に対する治験の実施を認める判断を下し、同月22日からConepによる5段階の最終審査が行われていた。今回は、 ...

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《ブラジル》紅班熱で曽祖父と孫が死亡=マダニに刺されて発症

 ミナス州コンタージェン市役所が18日、73歳の男性とそのひ孫で4歳の子供が紅班熱(FEBRE MACULOSA)で亡くなったと発表した。二人は同じ家に住んでおり、病気を引き起こすマダニに対する対策をとるようにとの警告が強化されたと19日付G1サイトなどが報じた。  紅班熱は高熱、発疹、頭痛、目の奥の痛み、吐き気、下痢、節々の痛 ...

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《リオ市》「かつてない程コロナ感染者が増えた」デルタ株増加で市長が警告=感染拡大だが重症者や死者減

 新型コロナのワクチン接種が進み、国全体の7日間平均の新規感染者数は3万人前後、死者数も800人台に減っている。だがデルタ株の感染中心地のリオ市では、パエス市長が感染拡大が加速していると警告を発したと20日付伯字サイトが報じた。  パエス氏の発言は20日朝、第33回感染病理報告書を公表した際に出たものだ。同報告書によれば、感染学 ...

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《ブラジル》大統領大物支持者に家宅捜索=最高裁や議会への威嚇発言で

 20日、連邦警察は大御所セルタネージャ歌手のセルジオ・レイス(84)とオトニ・デ・パウラ下議(キリスト教社会党・PSC)に対する捜査を行った。最高裁のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事が管轄する「デジタル・ミリシア(ネット犯罪者)」捜査の一環だ。特に、レイス氏のネット上での最高裁や連邦議会を威嚇する言動は問題となっていた。20 ...

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《ブラジル》ハイチに人道支援部隊派遣=地震とハリケーンで困窮の中

 ブラジル政府が19日、14日に起きた地震で約2千人の犠牲者が出た上、ハリケーンによる被害も受けたハイチに人道支援部隊を派遣する事を決めたと同日付ブラジル国内サイトが報じた。  14日に起きた地震はマグニチュード7・2で、南西部の都市レカイとその周辺で大きな被害が出た。17日現在の死者は1941人、負傷者9915人と報じられてお ...

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東西南北

 17日からの規制緩和に伴い、サンパウロ州では商業施設での営業時間や集客制限が除外された。それと同時に、コンサートなどの運営もようやく再開されている。それでも、最低1メートルの距離を置く、立ち席なしなどの制限はしっかりと行われるため、サンパウロ市西部のライブハウス「アウジオ」では3千人規模のところが600人限定で運営が行われてい ...

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《特別寄稿》サントス事件と家族の記憶=テーブルの下に隠れた妊娠7カ月の母=聖市在住 比嘉玉城アナマリア(翻訳:建本みちかマルリー)

戦争で生き別れとなったオジーと長男和男の悲しみ  私のオジー(おじいちゃん)宮城喜孝は、1940年に私の叔父である長男の宮城和男(当時9歳)を連れて、沖縄県南城市(旧佐敷村馬天)へ戻りました。叔父を日本の学校へ通わせるための一足先の帰国であり、また沖縄でより良い生活を送るために後数年間仕事に励むことになっていた家族を沖縄で待つこ ...

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