サッカーのブラジル杯決勝第2試合が17日にサンパウロ市で行われ、地元のコリンチャンスを2対1で倒したクルゼイロが、10日に行われた第1試合との合計スコアを3対1として、同杯最多となる6度目の栄冠に耀いたと18日付現地各紙が報じている。 コリンチャンスは満員の大観衆を味方につけ、第1試合で負った1点差を跳ね返すべく、序盤から攻 ...
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東西南北
7日に当選者が決まったばかりの下院で、早くも新下議による挑発がはじまっている。ジャイール・ボルソナロ氏の社会民主党(PSL)の新下議のグループが、ボルソナロ氏の三男のエドゥアルド氏を「最多得票を獲得した」ことを理由に次期下院議長になるべきだと、強く主張しているのだ。しかもその中心には元陸軍将官もいる。これに対して、ロドリゴ・マ ...
続きを読む »セアーザ今昔物語=ほとんど全員日本人だった=(1)=ブラジル人も日本語で交渉
1966年にサンパウロ市ビラ・レオポルヂーナ区に開場したセアーザ(通称「CEASA」、正式にはCEAGESP=サンパウロ州食糧配給センター)は、サンパウロ市民の胃袋支える連邦政府傘下の市場だ。食糧配給企業として南米1位の規模を誇る。そんな超巨大公営市場だが、開場当初は働くひとのほとんどが日系人だった。現在はごく少なくなったが、 ...
続きを読む »県連故郷巡り=アララクアラ、ノロエステ巡訪=(3)=州内屈指のぶどう生産地=発展の裏に日系人の功績あり
苺農園を後にした一行は、ジャーレス日伯文化協会に戻って昼食。午後は市内の蘭園、チネリ家の葡萄園を訪れた。同園は7ヘクタールに5万本、4種の葡萄が栽培されている。参加者は見渡す限りの広大な畑で、葡萄狩りを楽しんだ。 ここは果樹栽培が盛んで、州内屈指の葡萄生産地だ。昨年の葡萄生産量は約1万7千トン。毎年8月末から9月頭にかけて開 ...
続きを読む »文協総合美術展、21日から=今年から文化スペースで開催
ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)主催の『第12回文協総合美術展』が、21日から28日までサンパウロ市文協ビル(Rua Sao Joaquim, 381)の文化スペースで開催される。入場無料。 現代画、具象画(美展)、工芸の3カテゴリーから147人の作品258点が展示される。昨年に引き続き、現代画で赤崎マルコスさんが大 ...
続きを読む »『ブラジルの日系人』第4版=出版会30日、優秀論文発表も
移民二世の視点が中心となって描かれた移民史『O Nikkei no Brasil(ブラジルの日系人)』の第4版の出版記念会が、30日午後7時から、文協貴賓室(R. Sao Joaquim, 381)で行われる。 これは移民百周年を記念して08年に刊行された同書に、移民110周年の総括等を新たに加えたもので、500冊を刊行。原 ...
続きを読む »沖縄戦の惨苦――戦争孤児 親富祖政吉=第5回・終わり
しかし当時の社会情勢は、「プライス勧告」というアメリカ政府の無謀な基地強制接収政策にたいし「4原則貫徹」の島ぐるみ反対運動で揺れており、青年たちの多くは運動に参加していました。このように基地問題で揺れる故郷沖縄を後にして僕は、希望の地を求めてブラジルに渡ったのです。 ブラジルでの生活さて、ブラジルに移住した僕は、サンパウロ州 ...
続きを読む »大衆迎合的な独裁政権への道?=ブラジル大統領選どっちが勝っても=パラグァイからの見方=アスンション在住 坂本邦雄
去る7日(日)、ブラジルの総選挙第1ラウンドで、極右の大統領候補ジャイール・ボルソナロ氏が圧倒的な勝利を得た事は、ラテンアメリカの政治図を右寄りに転向させる一方、世界で近頃は又人気が上昇傾向の、強権指導者台頭に良い追風になりそうである。 アメリカのドナルド・トランプ大統領を礼賛するボルソナロ氏は、第1ラウンドで46%の投票を ...
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EXPOSIÇÃO ARTE ATUAL – PROJETO CAVALO: QUADRIVIUM 8 PATAS Adriano Motta, Cadu, Eduardo Berliner, Paulo Vivacqua Onde: Instituto Tomie Ohtake (Rua Coropés 88, ...
続きを読む »踊る! ブラジル大統領選挙=汚職、不景気背景に大激変=サンパウロ市在住 田中禮三(10月12日記)
史上稀に見る大型贈収賄事件「ラヴァ・ジャット」騒動の最中、10月7日に行われた総選挙は、ブラジル近未来を左右する重要な選挙だった。それにしても、欧米のメディアが選挙結果を大々的に報じているのに反し、日本のメディアでは殆ど話題にもなっていないようだ。日系人約200万人が在住し、親しい国であるブラジルのニュースが、そして、日系ブラ ...
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