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ブラジルでも少子化の動き目立つ=出生率1・7で世界平均下回る

ブラジルでも少子高齢化が進んでいる。(参考画像・Pedro Ventura/Agencia Brasil)

 国連人口基金(UNFPA)は17日、2018年版世界人口白書を発表。それによると2018年、「ブラジル人女性が一生のうちに出産する子供の平均数」(合計特殊出生率・以下「出生率」)は1・7だった事がわかった。  1960年、この数字は6・28だった。58年をかけてブラジル社会は大きく変容したと言える。1・7は、ラテン・アメリカ諸 ...

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《ブラジル》青少年の多くは加工食品好む=肥満や慢性病の遠因に

加工食品やファストフードを食す青少年は増えている(Marcello Casal Jr./Agência Brasil)

 ブラジル保健省が16日、統一医療保健システム(SUS)で観察対象となっている青少年の55%は、インスタントラーメンや袋入りのサウガジーニョ(塩味のスナック菓子)などの加工食品をよく食べていると発表した。  同省の食と栄養管理システムによると、2017年の調査では、インスタントラーメンやスナック菓子をよく食べるの55%をはじめ、 ...

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ラテン・アメリカ=オピオイド危機と緩和医療=死亡事故など恐れ治療拒否?

ケシの果実、通称ケシ坊主に傷を付けてアルカイド樹脂を採取している様子(ウィキペディア)

 ペルーのリマで開かれた痛みや緩和医療に関する会合で、ブラジルを含むラテン・アメリカ(以下、ラ米)諸国で、「オピオイド危機」のために、オピオイド医薬品を使った治療を拒否する例が出ている事を懸念する声が出たと17日付ブラジル国内紙が報じた。  オピオイドは、ケシから採取されるアルカロイドやその化合物を指し、医療現場ではその鎮痛作用 ...

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東西南北

 セアラー州フォルタレーザ大都市圏のイタイチンガ市の刑務所で13日、11歳の少女が強姦される事件が起きた。この少女は、同日9―16時の面会時間に、母親と一緒に服役中の父親に会いに来ていた。事件は少女が父親に付き添われて独房を出た瞬間に起きた。別の受刑囚が少女をさらい、犯行に及んだもので、少女不在に気づいた母親の通報で刑務所職員が ...

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イビウーナ文協創立70年祝う=約600人が節目を祝う=奨学舎記念碑の除幕式も

70周年を祝いケーキカット

 聖南西地区のイビウーナ文化体育協会(CCEI、前田博文会長)が、『イビウーナ文化体育協会創立70周年並びにブラジル日本移民110周年記念式典』を14日午前から同会館で開催した。式典には地元日系人や文協関係者ら約600人が参加し、節目の日を祝った。また、新たに建立された記念碑の除幕式も行なわれた。  浄土宗イビウーナ日伯寺の桜井 ...

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県連故郷巡り=アララクアラ、ノロエステ巡訪=(2)=協和植民地の遠い記憶=開拓で気候一変、不作に

ジャーレス出身の日野さん(右)

 ジャーレス日伯文化協会での朝食の合間、今回初参加で、ここで育ったという日野寛幸さん(72、福岡県)に話を聞いた。日野さんは1957年に家族で移住。翌年、同市郊外の協和植民地に入植した。当時11歳。小学3年生まで植民地で過ごし、4年生からは親戚の家から、市街地の小学校に通ったという。  「当時は野球の試合が楽しみで、カミニョンの ...

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こどものその=手巻きフェスティバル、今週末=鮪、鮭、海老など6種

案内のため来社した頃末理事長、安田実行委員長

 社会福祉法人こどものその(頃末アンドレ理事長)が「第10回手巻き寿司フェスティバル」を21日午前11時~午後4時まで、同施設(Rua Prof. Hasegawa, 1198, Itaquera)で開催する。前売り55レ、当日60レ、10歳以下は無料。駐車場あり。  食べ放題の手巻き寿司の種類は鮭やマグロ、エビ、カリフォルニア ...

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■今週末の催し

 20日(土曜日)  青葉祭り、午前7時、宮城県人会(Rua Fagundes, 152, Liberdade)      ◎  熟年一日研修会、午前10時、ホーリネス教会施設(Rua Pirapitingui, 165, Liberdade)      ◎  テノール歌手 田中公道独唱会、午後1時、サンパウロ市の熟年クラブ連合 ...

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沖縄戦の惨苦――戦争孤児 親富祖政吉=第4回

新たな希望を求めて。第4次青年隊移民37人と共にブラジルへ

 しかし僕は勉強にあまり身が入らず、学校を止めようかと思いながら2年生になっていました。2学期になって宮古島から仲村という社会科の先生が転任してこられた。  社会科の試験の成績が良かったということもあってか、先生から「今日先生は宿直だから、色々と話をしたいからお出で」と誘われました。  先生は、学校での勉強のことや人間の生き方な ...

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自分史=私のシベリア抑留記=谷口 範之=(64)

 すきっ腹をかかえ寝ころんだ。寒風が吹き込まないから、扉なしのセメント床の上でも寒さを感じない。  後側の板囲いの上部の空間を眺めた。急傾斜の小山に木の十字架の墓標が、ビッシリ立っている。ソ連は無宗教だから死者の墓に十字架はたてないはずだ。終戦前、ソ連軍との交戦で戦死した日本兵の墓にしても、十字架は似つかわしくない、などと考えて ...

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