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自分史=私のシベリア抑留記=谷口 範之=(57)

 私はすでに正夢を体験している。あの夢の続きの最後は、わが家に帰えりついて父母にあっている。だから帰還は実現するはずである。死ぬはずはないと強く自分に言い聞かした。  下痢は一日一回程度におさまった。腹痛は全くなくなり、軟便になった日に、元の宿舎へ独断で帰った。   一〇、林田さんと遭う    病舎へ行く前の宿舎に戻ってみると、 ...

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《ブラジル》麻疹の感染者1935人に=連邦直轄区でも患者を確認

予防接種を受ける子供(Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 保健省が3日、1日現在の麻疹(はしか)感染者は1935人に増えたと発表した。  州別の患者数は、アマゾナス1525人、ロライマ330人、サンパウロ3人、リオ18人、リオ・グランデ・ド・スル33人、ロンドニア3人、ペルナンブコ4人、パラー14人、連邦直轄区1人、セルジッペ4人となっている。  アマゾナス州では7873人、ロライマ ...

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《サンパウロ州》サンロッケ=強姦容疑の父親が娘刺殺=義妹犯して服役の仮出所後

事件について報道したG1サイトの記事の一部

 サンパウロ州サンロッケで3日未明、強姦罪で服役中だったが釈放された父親が、13歳になる実の娘を殺して逃亡した。4日付現地紙が報じている。  犯人はオラシオ・ナザレノ・ルーカス容疑者(28)で、殺害されたのはレチシア・タンジ・ルーカスさんだった。  オラシオ容疑者は2010年に義妹を強姦し、12年に有罪判決を受けた。同容疑者は保 ...

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東西南北

 選挙直前になって連日のように世論調査の結果が発表されている。既に本面でも書いているように、ボルソナロ氏とハダジ氏の2人を軸にした展開で、少し前まではそこまで差がなかった、ジェラウド・アウキミン氏、シロ・ゴメス氏、マリーナ・シウヴァ氏は苦しい展開に。もっともこの3人、ネット上の一部では「同盟を組んで〃アウシリーナ〃として、拒絶率 ...

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大分県人会、三つの節目祝う=創立65、留学50、研修40周年=「留学・研修制度の存続を」

65、50、40のロウソクを立てケーキカット

 ブラジル大分県人会(四篠玉田イウダ会長)は先月29日、サンパウロ市の宮城県人会館で県人会創立65周年、留学生50周年、研修員40周年記念式典を開催した。式典には安藤隆副知事、井上紳史県議会議長などの母県からの来賓7人のほか、大分県人インターナショナル会員ら7人、野口泰在聖総領事、安部順二名誉総裁(連邦下議)など約300人が参加 ...

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上塚周平描く演劇、いよいよ明日=劇団員到着、9日プロミッソンも

来社した一行

 【既報関連】熊本市の劇団夢桟敷(坂本真理代表)の一行16人が4日、いよいよ到着した。〃移民の父〃上塚周平の生涯を描いた演劇『万華鏡~百年物語』の公演は、6日午後3時からサンパウロ市熊本県人会ホール(Rua Guimaraes Passos, 142)、9日午後7時半からプロミッソン市劇場(Rua Dante Roque, s/ ...

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画家で僧侶の久保光雲さん個展=ブラジルでは初、11月23日から

久保光雲さん

 サンパウロ市在住の画家で僧侶の久保光雲さんが『個展:仏様に出遇う喜び』を、市内の画廊(Rua dos Franceses, 153, Morro dos Ingleses)で11月23日から28日まで開催する。  久保さんは京都市立芸術大学で陶芸を専攻。卒業後、陶器のみならず画家としての活動も本格化し、関西、仙台、アメリカで個 ...

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■今週末の催し

 6日(土曜日)  青葉祭り、午前7時、宮城県人会(Rua Fagundes, 152, Liberdade)      ◎  お話会、午前8時から、松柏学園・大志万学院(招待者のみ)      ◎  サントポリス郷土会の昼食会、午前11時、秋田県人会館(Av. Lins de Vasconcelos, 3382, Vila M ...

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『日本事情豆知識』出版=日本の生活に密着した文化紹介

西澤さん、栗原さん、菊池博士

 日本文化を日ポ両語で紹介する『日本事情豆知識』(グラフィカ・パウロス出版)が出版された。全75ページ、40レ。500冊。  翻訳家の栗原章子さん、日伯文化連盟(アリアンサ)で日語教師を務める西澤紘子さん、サンパウロ大学日本文化研究所の菊池渡所長が執筆・編集を行なった。  同書では日本の迷信、血液型、ランキング、餞別など生活に密 ...

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大耳小耳

 俳誌『朝蔭』467号が9月に発行された。《移民祭友は眞子様歓迎に》(熊谷桂子)の作者は在カンポ・モウロン。ということは90キロほど北にいったマリンガで移民110周年式典に参加したのでは。節目の今年らしい作品。アリアンサ移住地の長老健在ナリ―と感じさせてくれる作品は《タンバキー釣れるはゴムの実爆ぜる午後》(新津稚鴎)。ブラジルら ...

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