長年、本紙営業部員を務めてきた金子ロベルト司さんが3日0時3分、老衰のためサンタパウラ病院で亡くなった。享年87。 金子さんは1931年7月8日、高知県生まれ。1933年に渡伯した。1958年10月3日からラジオ・サントアマーロで働き、1970年から日伯毎日新聞に移り、パウリスタ新聞と合併したあともニッケイ新聞で働き続け、2 ...
続きを読む »Free
幼い時に受けた性的虐待は次世代にも影響?
幼い頃受けた性的虐待の影響は心や体の傷となり、一生残ると何度も聞いて来たが、カナダと米国の大学による研究で、その傷は遺伝子にも残り、次世代にも伝わる事が判明と3日付エスタード紙が報じた▼その記事を見、長女が昔、「幼少時に肺炎を患うと成長後も肺炎を患う確率が高いから注意するように」と知り合いから言われた事を思い出した。コラム子も ...
続きを読む »君津市慶祝団が大志万に感激=「こんなにも日本文化を」
大志万学院と姉妹校交流を45年も続ける千葉県の市立小櫃小・中学校がある君津市からは、石井清孝副市長、鈴木良次(りょうじ)市議会議長、鴇田剛市議、高橋明市議、粕谷一男市議会事務局次長ら5人に加え、安藤義輔(よしはる)小櫃海外交流(ブラジル)推進協議会長らがはるばる出席した。 初来伯の石井副市長は「一昨日、大志万を訪れた。日本語 ...
続きを読む »■ひとマチ点描■「とても光栄なことです」
「とても光栄なことです」。今回創立25周年を迎えた大志万学院の校名の由来となった故大志万準治さん。その娘、仁木曄子(にき・あきこ)さんは式典会場で、そうほほ笑んだ。 孫の仁木紀花(のりか)さんも「20周年の時よりも、より盛大に、豪華になった。先生たちの熱意や情熱が形になったパーティだと思いました」と感心していた。 出席者に ...
続きを読む »自分史=私のシベリア抑留記=谷口 範之=(55)
先日の薪採りで推測した通りであった。噂では五千人は収容されていると言うことであったが、噂ほど当てにならないものはない。 見習い士官の服装をした青年がでてきた。 「ソ連軍の命令により、一日当たり二コ分隊の人員で、鉱石採取の応援をすることになりました。右翼の列から三〇人編成をし、今日から作業に行きます」 みんな騒然となった。 ...
続きを読む »《サンパウロ市》警察署から大量の大麻消失=1トン弱もの品はいずこに
サンパウロ市セー区の警察署から、900キロを超える大麻が消失していた事が判明した。 大麻消失に関する捜査は市警監査局が行っており、同署で勤務する全ての警官が捜査対象となっている。同署の警官の一部は、50日前に交代している。 消失した大麻は、裁判所から命令が出るまでという条件で、同署の1階の鍵のかかる部屋に保管されていた。 ...
続きを読む »ベネズエラ=3分の1の医師が国外に=薬もなく、撲滅した病気再流行
汎米保健機構(Opas)がまとめた内部資料によると、ベネズエラでは、政治的、経済的な危機により、この4年間に医師2万2千人が国外に脱出、医療システムに大穴が開いていると2日付ブラジル国内紙が報じた。 同国の医療システムの対応能力は5年前から急速に落ちてきていた。17、18年はそれに拍車がかかり、無料の医療システム利用や薬入手 ...
続きを読む »東西南北
ジアス・トフォリ最高裁長官は1日、フォーリャ紙が要請していた、服役中のルーラ元大統領(労働者党・PT)へのインタビューを差し止めた。このインタビューには、リカルド・レヴァンドウスキー判事が許可したのに、ルイス・フクス副長官が差し止めたため、レヴァンドウスキー判事が1日にひっくり返したので、トフォリ長官が再び止めるという、最高裁 ...
続きを読む »ジャパン・ハウス=新館長に元サンパウロ州文化長官=マルセロ氏「さらなる拡大を」=日系社会は重要なパートナー
1日、ジャパン・ハウスの新館長に元サンパウロ州文化局長のマルセロ・マトア・アラウジョ氏(62)が正式に就任した。同館は開館から僅か15カ月で来館者延数が100万人を突破し、サンパウロ市でも屈指の文化施設となった。ただし、将来的な独立採算が課題とされている。今回就任したマルセロ氏には、長年に渡る文化領域での知見をもとに、持続的運 ...
続きを読む »日本たばこ=南大河州の工場お披露目=約400人の雇用創出も
日本たばこ産業株式会社(JT、丹呉泰健取締役会長)が先月26日、南大河州サンタクルス・ド・スル市に設立した新工場の開所式を行なった。投資額は約8千万レ(約23億円)。同社は2000年に初のブラジル販売拠点を設け、現在では国内9州に原料である葉たばこの加工工場を持つ。 同市の加工工場にたばこの生産ラインを導入することにより、同 ...
続きを読む »