アサイ市で取材した6月上旬、年に1度の「農産品評会」が開催されていた。日系農家が切磋琢磨することを目的に1935年に始まり、現在は太鼓の演奏や盆踊りが行われ、市民が日本文化を楽しむ機会になっている。 来場していた永露嘉人(ながつゆよしと)さん(90、福岡県)に話を聞いた。永露さんは幼少期に両親兄弟とともにブラジルに移住した。 ...
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広島県人会=「協力してくれた皆さんに感謝」=母県に義援金150万円
7月の西日本豪雨で甚大な被害を受けた広島県。その復興支援のため募金運動を行ってきた広島県人会の平崎靖之会長、重田エウゾ副会長、吉田ロベルト貞夫副会長、小池庸夫理事が17日に来社し、募金協力に感謝を述べた。 広島県は県内死者数が108人に上り、今回最大の被害を受けた。14年にも広島市内安佐南区を中心に74人の死者数を出す、豪雨 ...
続きを読む »ニコン、伯市場から撤退=スマフォ普及で市場縮小
光学機器メーカー「ニコン」(牛田一雄社長、本社=東京都港区)のブラジル販売子会社「ニコン・ド・ブラジル」は12日、当地における全ての事業を終了したと同社ウェブサイト上で発表した。 同社は、2011年に当地で販売子会社を設立。14年ワールド杯と16年リオ五輪を見据え、市場拡大を見込んでいたがスマート・フォーンの普及などによりデ ...
続きを読む »大耳小耳
日伯文化連盟ピニェイロス文化センターで「日本庭園」についての講演会が22日午後2時半から4時まで行われる。講演者はサルキス・セルジオ・カロウスチャンさん。マッケンジー大学の都市建築科で学んだほか、文部省と亀岡ロータリークラブの制度で京都大学にも留学し、日本の現代建築について研究した。現在はアニェンビー・モルンビ大学都市建築科の ...
続きを読む »PLゴルフクラブ50周年祝う=欠かせない駐在員の社交の場=天野理事長「ブラジル最高目指す!」
アルジャー市の社団法人「PLゴルフクラブ」(天野一郎理事長)は、今年で「開場50周年」を迎えた。日系駐在員が自由にプレーできるゴルフ場としてPL(パーフェクト・リバティー)教団により創設された同クラブは、半世紀の間に27ホールを備えるサンパウロ州でも最大規模のクラブの一つに発展してきた。1965年に創設されたコロニア最古のアル ...
続きを読む »還暦迎えた「こどものその」=障がい者養護貫き続けて60年=長谷川良信師が前身を設立
社会福祉法人こどものその(頃末アンドレ理事長)は今年、創立60周年を迎えた。知的障がいを持った日本人移民の子供たち13人の受け入れに始まり、現在では園生の高齢化に伴って必要なケアが変りつつある。創立から現在に至るまでの足跡を辿った。 ブラジルに渡った日本移民は、結婚し新たに家庭を築いて子供をもうけた。中には知的障がいを持って ...
続きを読む »《ブラジル》保健・医療分野でも偽情報=予防接種受けさせない親も=麻疹の死者は9人に増える
保健省が20日から、フェイスブックやツイッターを通じ、一般に流布している保健・医療関係の情報の真偽を明らかにするキャンペーンを始めたと20日付現地紙が報じた。 同省は6カ月前からインターネット上で流れる保健・医療関連の情報を調査しており、誤った情報を含んだり、科学的な根拠のない内容を盛り込んだりした偽情報(フェイクニュース) ...
続きを読む »ブラジル人がポルトガルで妊娠中絶=年間400人前後が実施
中絶を合法的に行うために、海を渡ってポルトガルへ行くブラジル人女性が目立っていると、20日付現地紙が報じている。 ポルトガル保健省が最近発表したデータによると、中絶が合法化されている同国では、2016年に1万5400人の中絶を記録したが、そのうちの379人は、ブラジルから来た観光客によるものだったという。 また、この数はこ ...
続きを読む »サンパウロ市=売春婦の客情報公表と脅す=住民が生活環境悪化で悩み
サンパウロ市南部プラナウト・パウリスタ区の住民が、売春婦がたむろする住環境に嫌気がさし、彼らの出没地に、顧客の車のナンバープレートを公開すると警告する横断幕を掲げて、大きな反響を呼んでいる。20日付現地紙が報じている。 報道によると、プラナウト・パウリスタ区インジアノーポリス大通り付近の住民たちが、大勢の売春婦や女装者が客引 ...
続きを読む »《ブラジル》衛生設備不備で医療費増額=SUSの経費は1億レアル
【既報関連】上下水道などの基礎的な衛生施設が整っていないために起きる健康被害により、統一医療保健システム(SUS)では、2017年だけで1億レアルの経費がかかったと20日付現地サイトが報じた。 保健省によると、浄化されていない水を飲んだり使ったりする事や、下水やゴミの処理が適切に行われていない事で生じる健康被害は、26万34 ...
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