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眞子さま=トメアスーの熱帯果樹にご関心=森林農法の農場と農業組合で

峰下農場で生産物の説明を受ける眞子さま

峰下農場で生産物の説明を受ける眞子さま

 パラー州トメアスー郡のクアトロ・ボッカスの日系社会を訪問された眞子さまは27日、トメアスー文化農業振興協会(ACTA)での日程終了後、峰下興三郎さんの峰下農場、トメアスー総合農業共同組合(CAMTA、乙幡敬一アルベルト理事長)のジュース工場の視察へ向かった。
 峰下さん(79、栃木県)は敷地に入ってすぐの机に熱帯果実の生産物をズラリと並べ、到着した眞子さまに説明した。アマゾンの大自然と共生する形の独特の森林農法(アグロフォレストリー)が行なわれる農場にも向かい、眞子さまは収穫前の胡椒やカカオなどをご覧になった。胡椒の種類の違いや、収穫量について熱心に質問をされるなど深く関心を寄せられているようだった。

CAMTAの新商品カップアイス「WAW!」

CAMTAの新商品カップアイス「WAW!」

 その後ジュース工場では約200人の従業員が拍手で眞子さまを迎え、乙幡理事長(53、二世)がジュースの製造工程の説明やCAMTAの製品などを説明した。
 ご視察後に取材に応えた乙幡理事長は、新商品のカップアイス「WAW!」を紹介したことを話し、「クプアス味とアサイー味の2つを試食していただいた。眞子さまは『おいしい!』と気に入られ、急に2つを混ぜて食べはじめられ、『混ぜると、もっとおいしい』と笑顔を見られた」と興奮気味に振り返った。
 乙幡理事長は「僕も混ぜて食べたけど、確かにその方がおいしかった。さすが眞子さまと感心した。できたら『WAW!プリンセス』という名前で販売したい」と語った。